09年7月25日〜8月4日 千葉県 勝浦市 ギャラリー洋陽社 二人展

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    洋陽社二人展

     今回の勝浦・ギャラリー洋陽社 二人展、無事終了いたしました。暑い中をおでかけくださいました皆様、お買い上げくださいました皆様、ありがとうございました。
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     2006年の第1回二人展から3年がたちました。暮らしのすみずみにまで海が感じられるような勝浦で、食の道具をご覧いただくことに、海のない信州で作り続けてきました者としては、緊張感と楽しみをいだいています。 (DM画像をクリックしていただくと、拡大されます)

     木工の武井さんとは、これまでに何度も展示をともにしています。生活や食の場で、日常的に使われる道具を作るという姿勢や、作品の風合い・雰囲気には共通するものがあります。しかし、作品を作る工程はむしろ正反対で、武井さんの仕事は、それぞれに個性と歴史を持つ自然の原木の塊から、形を彫り出して行く仕事です。私の場合は、工業製品であるノッペラボウの銅板をたたいて、立体を作り上げて行きます。

     素材から仕上げまでのアプローチの違いだけでなく、銅が熱伝導に優れているのに対し、木は反対に断熱性があり、木の器に入れた温かいものは冷めにくく、冷たいものは温まりにくいといえます。またそれは木が、直接手や口に触れる道具の素材として優れている点です。食卓の上で木の道具と銅の道具の、それぞれの役割を考えるのも、今回の展示の楽しさにできればと思います。

    両手鍋・・・・・飾り縁

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       湯豆腐やすき焼きはもちろん、オーブンに入れてグラタンやイタリアン、ソテーや煮込みハンバーグ、ロールキャベツ・・・・・食卓に似合う浅い形は、様々な用途にと想像がふくらんでいきます。
       写真のものは直径が縁込みで約23cm(内側約20cm)、深さ約6cm(内側4.5cm)で、税込み価格¥68,250。直径30cm位のものまで、オーダーで作っています。簡単な木蓋がつきますが、大きくふくらみのある銅蓋もオーダーできます。

      小判鍋 中

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         横長の両手鍋です。食卓の真ん中に出して、みんなで料理をとりわけて・・・・。鍋料理やすき焼き、湯豆腐、パスタやオーブン料理、ソーセージやソテーと温野菜の盛り合わせ・・・・サラダやサンドイッチ・・・・・使わないときはフルーツでも入れておいてください。おしゃれな形ですが、意外と出番の多い道具になりそうですね。 (写真をクリックしますと拡大されます)

         縁を除いた中の部分で、長さ約29cm、幅約20cm、深さ5cm、縁をいれると長さが約33cm、税込み価格¥99,750。お好みのサイズでオーダーできますし、お手持ちのオーブンに入るサイズに作ることもできます。


        銀流し 銅酒器 

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           上三分の一には銀ロウを流し、滑りにくい荒らし目の鎚跡。大きい方が2合用(高さ約17cm)、小さい方が1合用(高さ約15cm)の大きさです。冷酒、ぬる燗でおたのしみください。
                       価格は税込みで、大¥25,200、小¥21000。 

          4. 銅を鎚つ・・・銅板を鎚ち絞る

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             丸く切り出した銅板は、ガスの火で赤くなるまで熱します。「焼き鈍し」といいますが、銅は一度熱しますと、冷えても柔らかさが残ります。たたいたり曲げたりしますと硬くなりますが、鉄のように「熱いうちに鎚つ」必要はありません。前に掲載しました「1. 銅を鎚つ」の写真のように、手で持って作業ができます。
             俗に、「打ち出しの銅鍋」と呼ばれますが、銅板を内側から外に向かって打ち出して立体にするのではありません。反対に、外から中側へむけて打ちへこましていく作業を、銅板の中心から同心円状に円周方向へ進めていきます。一度、中心から円周まで打ちますと、半径で1〜2cm絞りこまれます。さらに焼き鈍しては打ち絞る作業を何度もくりかえし、次第に深い立体になっていきます。
             写真の右端のものは打ち絞りの途中、真ん中のものは円周まで打ち終わった状態で、そのあと火にかけて焼き鈍します。フライパンのような浅いものは比較的はやく成形できますが、やかんのように深く口径の小さなものは、焼き鈍しと打ち絞りの繰り返しがとても多くなります。

            信州上田 別所温泉で展示会 2009. 6/13(土)~21(日)

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              画像をクリックすると拡大されます

               6月13日(土)から21日(日)まで、信州上田市 別所温泉のアースワークスギャラリーで、型染め作家の市川洋子さんとの展示会が開催中です。麦秋の塩田平、緑の美しい山々と鎌倉時代の歴史あふれるところです。上田からのんびりローカル鉄道にゆられ、ちょっと温泉につかって・・・ちいさな旅を楽しむこともできます。 (画像をクリックしますと拡大されます) 
               

               21日、二人展はおかげさまで無事終了いたしました。おでかけくださいました皆様、お買い上げくださいました皆様、ありがとうございました。
               7月中頃まで、十数点ギャラリーにおいてありますので、どうぞお立寄ください。

              銅・黄銅 楓茶托

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                 周囲が黄銅(真鍮)で中心部は銅。糸鋸で切り出して、はめ合わせて作ります。技術的にはちょっと強引な荒技ですが、切り出した残りの素材で反対に、周囲が銅で中心が黄銅の組み合わせが作れます。そちらは丸い掘り込みをせずに、銘々皿に仕上げました。
                 茶托は5枚組で、税込み価格¥63,000です。

                3. 銅を鎚つ・・・・・その素材

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                   写真の右側は銅の板、左側は銅鍋を鎚つために丸く切り出したあとです。中央は銅や真鍮(黄銅)の丸棒、角棒、パイプで、鍋の持ち手やつるの材料です。
                   銅を素材に選ぶ理由は、なんと言っても熱伝導が良いこと。火が当たるところだけではなく、鍋全体に熱が伝わり、内部の熱むらが少なく、弱い火でも早く・柔らかく・きれいに調理できます。
                   銅は、鉄のように「熱いうちに鎚つ」必要はなく、赤く焼きなました後、冷えてから手で持って鎚つことができます。柔らかい曲線的な造形が可能で、食卓や生活の場でガラスや焼き物と合わせながら使いやすい道具を作ることができます。

                  茶筒──銀流し銅茶筒

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                     テーブルに出して置く小振りの茶筒で、直径は約8cm、高さは5~10cm。銅の上に銀を融かして流し、鎚で表面を仕上げています。税込み価格¥42,000〜。同じ仕上げの茶托も作っています。

                    変形楕円鍋

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                       変わった形の両手鍋です。オーブン料理・パスタやすき焼きなどのハードな使用や、サラダ・刺身・果物などの盛り器としても使えそうです。制作番号No.2847、4~5年前につくった一品もので、縦39cm横29cm、税込み価格¥136,500でした。その後も時々作っていますが、毎回すこしずつ形が変わっています。


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