No.3811 湯沸かし(やかん) 5月29日 2011年

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     2ヶ月ぶりの記事になります。地震から2ヶ月半余が過ぎましたが、ゆっくりと美しい春を楽しむ間もなく、梅雨空に季節は移っています。

    お客様のご注文で作ったやかんをご紹介します。今回はちょっと趣向を変えて、動画で全方位からの様子がわかるようにしました。と言いましても、裏側に何か秘密が隠されているわけではありません。久しぶりですので、ちょっと気合いを入れてみました。  
     

    やかんの場合は。いくつものパーツを作って、組み合わせていきます. やかんパーツ

    平らな銅板を中央にある本体の形にまで絞っていく作業が一番手間のかかるところです。このやかんの場合、直径26cm の銅板を焼き鈍しては打ち絞る作業を繰り返し、仕上がりの寸法では口径が12cm 余りにまで絞り込みます。「打ち出す」「打ち延ばす」のではなく、縮めていくのです。通常作っているものの中では、やかんが一番手間と時間のかかる仕事です。パーツが多いぶん、あまり急ぐと、全体が何となくちぐはぐな仕上がりになります。 3811湯沸かし     

    No.3811 は、1リットル用ですが、実用上約1.2リットルまで入れられます。注ぎ口の付け根の上端よりちょっと下まで水を入れた状態です。

      税別本体価格 ¥180,000   納品済み   
     
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    4月2日 宮本憲一さん講演会のおしらせ  3月27日 2011年

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      宮本憲一さんを囲んで、地方行政や暮らしを考える作業を続けてきました信州宮本塾の主催の講演会、「TPP と日本の農業・農村」が佐久市で予定されています。この度の災害で、私達にとって食と農業の問題は、さらに重要になるでしょう。以下、詳細を掲示します。

       なお震災以来、このブログにも関連の記事を書いてきました。状況は楽観できませんが、このブログでは本来のスタイルに戻し、私の仕事の紹介や、その周辺の食や生活の問題、工芸などを中心にしたいと思います。震災関連で書きたい事はたくさんありますが、右側下の方のLinks 欄にあります Maystorm Journal で続けて行きたいと思います。 11.4/2宮本塾案内
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      2011.4月16日(土)〜24日(日) 東京・自由が丘で展示会のご案内

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        追記
        いつもの年ですと、今頃は冬が衰えていくのを寂しく感じるのですが、今年に限っては、春の訪れを待ちわびながら、仕事を続けています。そういえば、阪神大震災の折りも、そんな気分だったかなあ、と思い出しています。

        下記の展示会を企画する「アースワークスギャラリー」からメッセージが届いています。

            「展示会売り上げの一部を原発被害者支援団体の義援金といたします」


        EWG東京展
        「眠っている貯金の100分の1を災害の直接支援に、100分の9を仕事の投資や生活の消費に」という記事の後で、たまたま展示会の案内になってしまいました。他意はありませんが、ごめんなさい。気楽にお出かけください。

        詳しくは、右のLINKS欄 Earthwaorks Galleryでご覧下さい。


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        AMDAの募金  眠っている貯金、目を覚まして  3月21日 2011年

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           昨夜から雨が降っています。
          前回の記事で、二つの災害支援団体を紹介しました。どちらも、現地での活動のようすがそれぞれのサイトで見る事ができますし、ラジオなどでも報道されることがあります。

          海外での活動だけだと思い違いをしていたために、ご紹介が遅れましたが、医療支援を行っている専門家集団に、AMDA があります。機動力がある運動で、震災後すぐにチャーター機で東北にスタッフを送りこみ、医療活動を行っています。詳しくは、AMDA のサイトをご覧下さい。さまざまな送金方法に対応していますし、サイトの英語版もあり、海外からの送金にも良さそうです。

          日本は借金大国であると同時に、貯金大国でもあります。どちらも、私にはあまり縁がありません。ささやかな仕事ですが、出来るだけこの機会に仕事に必要な道具や材料を買い込んでいます。もちろん、被災地に優先的に送るべきものは買いませんが、仕事をしておかなければ直接的な支援をしたくてもできません。ラジオを聞きながらの仕事ですが、やはりペースは少し落ちます。

          日本人が、眠っているそれぞれの貯金の10分の1を動かすと、100兆円のお金が社会に出てきます。100分の1 (10兆円) を直接の支援に、90兆円を仕事の投資や生活の消費にまわすと、社会はかなり活性化するのではないでしょうか。しかも、同時に自分生活も潤います。経済面にかぎらず、社会全体が元気でないと、長期的な支援は続かなくなって、復興も遅れてしまいます。私の銅器を使って下さっている飲食店では、お客さんがさっぱり来ないので、一部の店を休業したり、従業員を待機させています。無理に外で飲み食いをと勧めるわけではありませんが、こんな時こそ家に閉じこもっていないで,街に出ませんか。

          「ゆめ風基金」「日本チェルノブイリ連帯基金」の募金  3月19日 2011年

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             他のブログに書いた記事を転載します。

             公的機関による震災被災者支援の募金が行われています。多くの方々が、いてもたってもいられない気持ちで、募金の呼びかけに応じている事でしょう。現地に物資を送るということは、必要な物が必要なところへ素早く届くのであれば効果が即効的である反面、受け入れ側の手を煩わせる可能性や、輸送手段が限られている当座、個人で送る事は必ずしも有効でない事が考えられます。

             一方、公的な機関であれば、集まった募金の使われ方に「公平性」を求められます。そのために、被害の全容が判るまで、お金の動きが遅れるということが阪神・淡路の時に指摘されていました。これから長く続くであろう現地での生活復興に役立てたいという思いも当然ですが、命に関わる当座の危機に対しすぐに役立ててほしいという事もあるでしょう。きっと全国の様々なNPO 団体が動きだしていると思います。

             福島原発周辺で待避指示が出ている事を知らされず、なぜか周りから人がいなくなってしまったと感じていた視覚障害者がいたことが報道されていました。障害をもつ人にとって、避難生活は一層厳しい事が想像されます。阪神・淡路の経験から、被災した障害者(団体)へのすばやい支援をめざしている運動に「
            ゆめ風基金」があります。以前からラジオで、永六輔さんが話していましたが、日頃の活動にくわえて、この大災害に遭われた障害者に救援金を届けるための募金をつのっています。詳しくは、上の水色の字をクリックして下さい。

             もう一つ、「
            かまたみのるの公式ブログ」を前に紹介しましたが、その中で取り組みが刻々報告されている「日本チェルノブイリ連帯基金」という運動があります。こちらは、福島原発震災の被災者救援を目的に募金を行っています。現金の他にも、支援物資やボランティの要請もありますので、上の水色の字からホームページに入って、詳しい事をご覧下さい。

             どちらも、お金の使い道が限定されていますが、それだけに活動内容の透明性に気配りがあり、自分の出したお金がどのように生かされていくのかがわかります。

            追記
             現在(19日) 8:30~13:00 TBS ラジオで放送中の 「土曜ワイド 永六輔 その新世界」によると、ゆめ風基金では、地震当日夜には出発し、翌日から現地で炊き出しや、障害者施設支援などが行われているそうです。
            追記 2
             15:30すぎのNHK ラジオ第一では、大阪のスタジオからの放送の中で、福島と宮城における「ゆめ風基金」の活動が伝えられました。ヘルパーさんの多くも被災していることや、地方ではガソリン不足のためヘルパーさんが長距離の移動が出来なくなっているそうです。基金の現地ボランティアが活動していて、募金に協力してほしいということ、被災地でお困りの障害者は基金へ連絡 yumekaze@nifty.com してほしいと言っていました。
            追記3
            日本チェルノブイリ連帯基金と諏訪中央病院のスタッフ6名が、南相馬市で医療支援を行っています。連帯基金のブログをご覧ください。


            銅鍋と震災被害について  3月18日 2011年

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               震災に遭われた地域では、厳しい暮らしが続いていることと思います。

              東北地方から千葉県にかけての太平洋側は、これまでなんどかの展示会と誌上販売などで、私の銅鍋をお買い上げいただきましたお客様の多い地域です。

              被災地での燃料不足が報道されていますが、銅鍋は熱伝導が良いので、小さな火力で煮炊きができます。しかし高価なために、たき火など普段とは違う条件でのご使用をためらわれておいでかも知れません。火の具合によっては、持ち手が熱くなりやすい事を注意しながら、使って下さい。

              私の作った銅鍋を避難生活の中でお使いいただいたための汚れや傷。地震の揺れなどで落下しゆがんだとか、避難中に長期間中身が入ったままだったため内側の錫がいたむことなどが想像されます。落ち着きましたらどうぞ修理にお送りください。出来るだけの手入れを、無料でいたします。

              皆様のご無事とご健康をお祈り申し上げます。

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              地震・津波被災者の低体温症  3月15日 2011年

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                 本日、15日(月)から、冬並みに気温が低下するようです。
                昨夜、JBA(日本クマネットワーク)、信州ツキノワグマ研究会など、いくつかのメーリングリストなどを経由して届いた情報を掲載します。

                内容は、登山者の医療に関わる医師集団から、今回の被災・避難現場で起きる可能性がある低体温症の症状と対策について、二つのホームページに掲載し、質問なども受け付ける態勢があることを、なんとか現場に伝えてほしいという趣旨のものです。

                以下にその二つのホームページを紹介しますので、詳細は直接アクセスしてください。



                なお、この情報が私のところに届いた経緯については、別のブログ「軽井沢のニホンザル 軽井沢サル・ネット」に掲載しました。

                震災  安否の問い合わせ方法

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                   震災のたびに、電話回線や携帯電話がつながらないという報道を聞きます。
                  下記のブログに、一般の方々が利用できる伝言や安否情報の連絡先一覧が載っていました。http://muginosukenotes.com/
                  転載して紹介します。
                  ****************************************

                  地震被災地へ連絡をとりたい方へ

                  拡散希望の情報として友人のmixiにありましたものを転載します。完全なコピペではなく、わたしの判断で多少改変しています。

                  ーーーーーーーーーーー
                  電話回線には限りがあります、なるべく現場への安否確認の電話はやめましょう。 

                  公衆電話、無料化

                  グーグルが Person Finder: 2011 日本地震 を立ち上げました。 http://bit.ly/ebNMey 

                  災害用伝言ダイヤル「171」
                  ◆被災者の方 
                  1.伝言ダイヤル「171」を押す。 2.自宅の電話番号を押す。 3.伝言を録音する。
                  ◆安否を確認したい方 
                  1.伝言ダイヤル「171」を押す。 2.安否を確認したい方の電話番号を押す。 3.録音された伝言を再生する。 

                  ▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス 
                  http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html 

                   伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 

                   PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi

                  ▼KDDIの災害用伝言板サービス 

                   EZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ。 

                   安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/

                  ▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板 
                  http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html 

                   Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス。 

                   安否情報の確認はhttp://dengon.softbank.ne.jp/

                  ▼NTT東日本 
                  http://www.ntt-east.co.jp/saigai/index.html 

                   災害用伝言ダイヤル「171」と災害用ブロードバンド伝言板「web171」。 

                  ▼ウィルコムの災害用伝言板 
                  http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html 

                   ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/

                   他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/

                  ▼イー・モバイルの災害用伝言板 
                  http://emobile.jp/service/option1.html#saigai 

                   アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ。 

                   安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/
                  ーーーーーーーーーーー
                  以上です。


                  洋風のおたま(玉子型) 2種 

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                    おたま 横
                     玉子型のおたまはちょっと洋風で、シチューをすくうのに最適。持ち手を、玉子のとがった部分の反対側につけた右側の形が一般的です。左の方は待ち手を玉子の横につけて、しかも角度を斜めにすることで、注ぐ時に手の振りをなくし、手首の回転だけで注ぐ事ができるタイプです。使ってみると、とても機能的なことがわかります。写真は右手用ですが、左手用も出来ます。

                     鍋の中に入れたままにしますと、持ち手まで熱くなりますので、調理用にはむいていません。食卓で銅鍋にあわせて使っていただきたい小物です。 

                     どちらのタイプも通常、柄の長さを27cm ぐらいにしていますが、もちろん好みの長さをオーダーできます。変わった注文では、お豆腐をすくいやすいように先を平にとか、湯豆腐のお湯が落ちるように穴を7つあけてほしい、などというのもあります。 

                    税別本体価格 ¥8,000    常時作っています

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                    ベストセラーの片手鍋 深型 4カップ用

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                      片手鍋 深4カップ

                      30年以上およぶこの仕事を通じて、一番たくさん作ったものと思います。もちろん、作品総数が3700個あまりですから、そのうちの1〜2割がこの片手鍋だとしても、大きな鍋工場であれば一日で作ってしまう数でしょう。つくづく鍛金という仕事は、素材よりも技術よりも何よりも「時間」の物質化作業ですね。行き着くところ、鋭い感性や磨き上げた技術なんてどうでもよくなって、時間の流れにまかせて動いている腕と鎚だけが残りそうです。もっともこれは遠く予感するだけで、一番たくさん作った鍋でさえ、作るたびにどこか無理にクリアしなければならない工程があります。 

                      さて、この鍋の容量はすりきり約1.2リットル。実用上は4カップというところです。口径が約13cm、深さは約9cm。行平型の片手鍋より口径を絞り、深くしているので、ミルク沸かしに最適です。食卓で邪魔にならないよう、コクタンの持ち手は角度を上に向け、短くコロンとした形にしてあります。むらなく温まるように底は角のない丸い形状。牛乳はとても美味しく温まります。

                      スープ、みそ汁、ゆで卵・・・・、毎日何度も使う事でしょう。 コーヒー・ドリッパーと組み合わせて使う 人も多く、鍋の口径に合わせてドリッパーの台座を作ります。あらかじめ分量のミルクを温めておいたり、落としたコーヒーを温め直すのにぴったりです。 

                      写真の4カップ用で¥47,250 ( 本体 ¥45,000 ) です。 小振りな3カップ用 ¥42,000 ( 本体 ¥40,000) もあります。

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