12月16日〜24日 銀座 ギャラリー江 二人展のおしらせ

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    2010ギャラリー江

    毎年続けてきました銀座 ギャラリー 江の二人展、2010年最後の展示会になります。これまでになんどもおいで下さったお客様が多いので、ここで作家の紹介というのは、いまさらという気もしますが、奈良さんについて少し書いてみます。

    奈良さんは私の住む軽井沢から車で40分ぐらい、浅間山塊の麓をぐるっと西へまわって上田市真田町、菅平との間の古い街道筋から少し入ったところで仕事を続けています。高速道路が出来る前は、軽井沢から長野市への近道としてよく通った地蔵峠へ上る麓の、森と渓流の豊かな場所です。84年に移住されたようですので、そろそろ四半世紀ということでしょう。私は、奈良さんがどんな仕事場でどんな姿で仕事されているのか、あまり知りません。仕事の合間に周囲の川で渓流釣りをされること、会場でさりげなく生ける花をいろいろ植えているということなど、仕事以外のお話はご本人から時おり聞きます。

    会場でも奈良さんは、作品について語る事はあまりありません。秘密のベールに包まれた取っ付きにくい人というのではなく、いつもにこやかに、聞かれれば話しますが、作った「もの」がすべてという基本に徹しています。技術的な事は聞かれるとざっくばらんに語りますが、苦労話や思い入れなどを語る事はありません。しかし、その姿勢を「作品がすべてを語っている」などと言おうものならきっと、「見て、好きならそれでいいじゃない」と笑顔でさらりと切り返されそうです。ですので結局は、「ぜひ会場でご覧下さい」と言うしかありません。

    私の作るものは火にかけて使うので、会場でいろいろごちゃごちゃと説明します。しゃべりながら、恥ずかしい思いにとらわれる事があります。これから作品を使うかもしれないお客様にとって、いろいろ質問するのは当然ですが、中には何も言わずにしばらく眺めて、静かに買っていかれる方もいます。考えることの多い二人展です。

    2010年 10月6日(水)〜12日(火) 玉川高島屋 信州工芸展

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      10.10.6.玉川高島屋
       東京・世田谷区、二子玉川の高島屋5階アートサロンで三人展です。信州で仕事を続けているオッサン三人。写真でご覧のとおり、作品はほとんどが茶色の地味〜なものばかり。「色気」で勝負できないので、ひたすら技とデザインで行くしかないというところですね。「数」でも勝負できないので、一点ずつ丁寧に時間をかけて作るものと、腹をくくってやってきました。きらびやかな世界のブランドがそろう玉川高島屋の中で、はたして浮くか沈むか? 私にとっては10年ぶりの玉高展示会です。

      片手鍋 浅型3カップ用

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        片手鍋 浅 3カップ3704  
         定番の片手鍋です。実用上3カップ入れられます(約7分目)。30年ほど前に、この仕事を始めた頃から作り続けています。当時の記録を調べると、価格は2万円台。形はずいぶん進歩したつもりでいますが、当時から使い続けてこられた方は、きっとご自分のものに愛着があることでしょう。

         直径は約15cm ほどで、毎日何度も使われる道具です。これまでにいくつコクタンの柄の付け替えをしてきたことでしょうか。空焚きの修理や錫をひき直しても使い続けたいお客様の多いのも、この鍋の特徴と言えます。用途はいわゆる行平鍋と考えてください。底から側面へのカーブが緩やかな曲線ですので、熱が表面全体に伝わりますし、角がないので洗いやすい形です。銅鍋を使ったことのない方に、まず最初にお勧めすることが一番多い鍋です。

         価格は税込み ¥ 39,900 (本体価格 ¥ 38,000) です。
        一回り大きいものも作っています。(税込み価格 ¥44,100~¥47,250)


        片手鍋 No.3700・・・ 真鍮持ち手の小さな鍋

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          片手鍋3700
           No.3700 です。30年ほど、この仕事を続けてきて、制作個数が3700個ということですね。鍛金という仕事ではかなり多い数ですが、工芸というジャンルではひじょうに少ないと言えるでしょう。いくつもお買い上げいただいているお客様も多いので、使っていただいている人の数はこれより少なくなります。日常的に使う道具を作る工芸の仕事のなかで、陶芸に較べると鍛金に取り組む作家の圧倒的に少ない理由は、この作れる数の少なさにありそうです。

           さて、この片手鍋ですが、コクタンの持ち手のものより一回り小さく作りました。口径は約12cm、深さは約7cmですが、すり切りで4.5 カップ入りましたので、実用上3カップというところでしょう。価格は税込みで¥39,900(本体価格¥38,000) で、片手鍋では一番低価格です。とは言っても、毎日何度も出番がある、コスト パー フォーマンスのいい道具になりそうです。

          横浜 高島屋 二人展のお知らせ 9月22日〜29日

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            横浜高島屋


             9月にはいっても暑い日が続いています。下旬にはいくらか秋らしい風が吹いているでしょうか。久しぶりに横浜高島屋で一週間展示します。

             この仕事を始めた頃、横浜高島屋で全国からクラフト作家が集まる大きな催し物があって、駆け出しの私も参加し、直接おおぜいのお客様に接する緊張感をいだきながら売り場に立ちました。以来、様々な形で展示の機会をいただきました。今回はいくつかのギャラリーで二人展を展開してきました木工の武井さんと一緒です。お近くの方々、あるいはちょっと遠出して港の海風を楽しもうという方、中華街で夏バテ回復に中華料理でもという方、どうぞお立ち寄り下さいますよう、お願いします。


             追記
             一週間の会期中4日以上が雨、しかも台風というおまけまでついた中、会場にお出かけくださいました皆様、まことにありがとうございました。無事終了し、次の玉川高島屋に向けて、準備中です。

            片手鍋 (深型) 銅蓋 No.3687

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              片手鍋銅蓋3687
               深いタイプの片手鍋4カップ用はコーヒー・ドリッパーと組み合わせて使う事も多く、蓋を付けてほしいと言うオーダーが時々あります。簡単な木の蓋を付ける事もありますが、本体に合わせてしっかりした銅の蓋をというご希望もあります。丸いだけの形ですと、なんだか「玉子」の様になってしまいますので、肩のラインを入れたデザインにしています。

               一度に5〜6 杯分のコーヒーを入れた場合、蓋があると残りを後でまた温め直すのに安心です。お湯を直接沸かして紅茶を入れると、中で対流して具合がいいようです。スープやみそ汁にもちょっと便利な道具になります。すり切りの容量で1.2 リットルほど入りますので、4カップ以上入れて使用できます。

               

              片手鍋 (浅型) 銅蓋 No.3534

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                片手鍋 銅蓋 No.3534

                実用上3カップ入れられる片手鍋(浅型)に銅の蓋を付けました。ミルクや味噌汁などの他、ちょっとした煮物にも使いやすくなります。朝昼晩と何度も使う道具になりそうですね。

                  直径が15.8cm 、深さ6.9cm 。税込み価格 ¥57,750 。持ち手は水や熱に強い黒檀です。4カップ用( ¥63,000 ) も出来ます。

                小さな両手鍋 銅蓋 No.3692

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                  両手鍋 銅蓋3692
                   今回の伊勢丹新宿店二人展では、「お一人鍋」「二人鍋」をサブテーマに、小振りのものを多く出品しています。少人数で食べきりサイズの料理は、お鍋のまま食卓に出すことがよくあります。量が少ない場合、お皿に盛るとすぐに冷めてしまいます。直接食べてもおかしくないおしゃれなお鍋は、温かく美味しく食べられる道具です。

                   大勢の食卓でも、ちょっと煮物を一品追加とか、キノコ、ベーコン、アサリの酒蒸し、野菜とトマトとチーズなど、お酒に合わせて一品、など出番はたくさんあります。

                   外径19.7cm、内径約17cm、縁を除く深さは約5cm です。 
                   異なるサイズのオーダーも出来ます。

                  新宿 伊勢丹二人展 8月24日〜31日 2010年

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                    新宿伊勢丹DM 
                     夏の恒例、伊勢丹 新宿店 二人展のお知らせです。
                    (今回のDMハガキが何かの手違いか、鍋の写真がモノクロで印刷されてしまいました。上の画像は元のカラー原稿に差し替えたものです)

                     この両手鍋と卓上炉の組み合わせは、既にこのブログの両手鍋の中で紹介してありますので、寸法や価格等の詳細はこちら(両手鍋 No.3663)をご覧ください。

                     今回は、「お一人鍋」「二人鍋」という感じの小振りなものを増やしてみたいと思っています。まだ、残暑きびしい季節でしょうが、どうぞお出かけくださいますよう、お待ちしています。



                    [ 追記  9月1日 ]
                    伊勢丹の展示、無事終了いたしました。暑い日の続く中、お出かけくださいまして、ありがとうございます。お買い上げいただきました皆様には、どうぞ永くご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。また、ご使用いただきまして、何かございましたらいつでもご連絡ください。まだしばらく残暑きびしいようですが、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。    
                                               寺山 光廣

                    レストラン 酢重正之  旧軽井沢ロータリー

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                       「酢重」の銘が彫られた大振りの両手鍋です。RESTAURANT 酢重正之では、いくつも並べてご飯を炊いています。
                      酢重鍋
                       旧軽井沢ロータリーの南角、前述の川上庵と隣り合わせで、一番目立つ場所に「レストラン酢重正之」があります。ここでは、銅器を展示・販売しているわけではありません。お客様の目の前で、湯気を立てながら銅鍋でご飯が次々と炊きあがっていきます。私にとっては、言うなれば「動態展示」をしていただいているわけです。客席にもご飯が炊ける懐かしい匂いが漂います。

                      ご飯を炊くことは、腕をふるう調理というよりは、お茶を入れることに近い。素材は茶葉とお湯だけ。穏やかな心持ちで、香りを聞き、頃合いをはかる。特別にお茶の修行をつんだわけでもないのに、時にはっとするほど美味しくお茶入れる人がいます。毎日の何気ない行為を大切にしているのでしょう。毎日ご飯を炊くことと共通する姿勢がありそうです。

                       レストランが開業されるにあたって炊飯鍋の注文を受けたとき、家庭用の両手鍋にいくつかの改良が必要でした。美味しく炊ける事はどちらでも絶対条件ですが、「大きく」「素早く」「むらなく」というそのままでは相反する要求をクリアする必要がありました。球に近い形で、ふきこぼれにくいように蓋に湯気ぬきの穴をあけるが、炊きあがったら穴を閉じて、大きな蓋で充分蒸らす。それがこの「酢重」鍋です。
                      酢重全景 ご飯のおかずは信州の食材を中心に作られています。味付けは信州の味噌や醤油。道路を挟んで向かいの酢重正之商店で販売している厳選されたものです。ご飯はおかわり自由で、価格も食べ盛りの若い人でも安心。食べたい人も飲みたい人も、ゆっくり楽しめるところです。

                      メニューや営業時間などの詳しい事は
                      RESTAURANT 酢重正之(こちら)のサイトをご覧ください。

                      なおご希望があれば、酢重鍋をオーダーで制作いたします。サイズは大中小。レストランのスタッフにご相談ください。


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