No.4055 両手鍋  

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    4055両手鍋

    このところ展示会が続き、今月末から5月の初旬は静岡市の二人展と軽井沢のグループ展が同時に行われます。軽井沢展の方は旧軽井沢ロータリーにある酢重正之商店二階のギャラリーで、27日から5月の14日までの予定です。一階には味噌など地元信州選りすぐりの商品をそろえ、道路をはさんだ向かい側のレストラン酢重正之では開店の時に作った大きな両手鍋が多数並んで、お客様の見えるところでご飯を炊いています。ロータリーのオオヤマザクラが美しい季節ですので、ぜひお出かけください。

    さて、写真の両手鍋ですが、同じ形で銅の蓋をつけたものは紹介しているのに、数多く作っている木の蓋で使うシンプルなタイプを掲載していませんでした。簡単な木蓋が付属します。ご希望があれば落とし蓋も。

    浅い両手鍋を作り始めたのは、この仕事を始めたころパエリアという地中海の豊かな魚介類をつかった料理が流行っていて、パエリア鍋として考えたのが最初だったような記憶があります。しかし、「毎日パエリア」というご家庭はなさそうですので、他の用途にも使えるようにいくらか深くしました。写真のものはさらにいくらか深めですが、そのまま食卓に出すのにはちょうどいいバランス。煮魚やロールキャベツ、昆布巻きにようにきれいに仕上げたい煮物の場合、中で積み重ねずに平置きで落とし蓋で煮含めるのに適した形です。

    そうして展示会に出品しますと、お客様の方から「湯豆腐に使いたい」とか「すき焼きに」などイメージが広がっていくのを感じました。道具を作るという仕事は、道具を使う人によってふくらんでいくものですね。両手鍋は、お客様のご希望に応じて直径と深さのバランスを自由に作っても、デザインとしての違和感がありません。

    写真のものはわりと小振りで、上端の直径が21.2cm、内側の口径は19.2cm、高さが6.5cmです。重さは0.92kg。
    税別本体価格 ¥54,000

    静岡市亀山画廊二人展に出ています。

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    No.4050 方形鍋 いくらか浅めに作りました

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      4050方形鍋

      このところ好調な方形鍋です。No.4030方形鍋より一回り小さい銅板から作っていますが、浅めに作りましたので内部の口径はそれほど小さくはありません。一人・二人で鍋料理にぴったりサイズ。すき焼きなら人数が増えてもOK。

      湯豆腐、煮物、オーブン料理・・・サラダ、そうめん。応用範囲が広く、盛り鉢としてもおしゃれな感じで、使わない時はミカンでも入れて出しておいて下さい。

      元の銅板は24cmX24cmです。それを四角のまま鎚ち絞りますので、直径24cmに丸く切り出して鎚つ丸い鍋類よりも仕上がりは大きく感じます。あまり銅板の部分を切り落としませんので容積の割に重くなるとご心配されるかもしれませんが、持ち手をつけない形ですので同じ容積の両手鍋より少し軽めです。持ち運びにはタオル手ぬぐい一本で縁の下から持つと具合がいいです。

      真上から見て、一辺が約21cm、口径が19.5cm。横から見て角の一番高い部分が高さ7.8cm、内部の深さは約4.4cmです。重さが748g。

      税別本体価格 ¥48,000  価格の割にはたっぷりと存在感があって、デザインの楽しさ、用途も広く、お買い得な鍋です。25日からの静岡・亀山画廊展に既に送りました。

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      4月25日〜5月7日 静岡市 亀山画廊 二人展

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        4月の27日(土)と29日(月)は会場にいる予定です。

        久しぶりの、静岡市・亀山画廊展です。今回は、東京のお客様にはおなじみの奈良千秋さんとの二人展。初めてのお客様にはよく聞かれるのですが、奈良さんは男性、私よりいくらか若く、同じ東信地域の上田市真田町で長年、白磁に取り組んできました。

        流麗な曲線の中に、時には鋭い直線があり、端正な形ながらも力強さがある白磁の器です。写真では充分に伝えられませんので、ぜひ会場でご覧下さい。

        5月にかけて、展示の企画がつまってしまい、会場に常駐できませんが、お問い合わせいただければ予定をお知らせできると思います。

         2012.4.亀山画廊

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        No.4046 花入れ

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          4046花入れ

          掛け花入れではなく置いて使うタイプですので、いくぶん重めに作りました。食卓などでは、近くで見る事も多いと思いますので、ちょっと鎚目に変化をつけてあります。

          花入れは通常、内側に錫引きをしません。銅素地のままの方が水が痛みにくく、花が長持ちすると言われています。使っているうちに内側は渋い色になりますが、鮮やかなサーモンピンクを保ちたい場合は、時々ボンスターと呼ばれる細かい繊維状の鉄で磨いて下さい。銀流しの部分が黒くなりすぎた時は、歯ブラシにクレンザーでこすると良いでしょう。金属磨きの薬品を使いますと、白くなりすぎたり銅の部分が内側のような色になりますので、おすすめできません。

          この花入れは 高さ17.4cm、直径が上端で5.8cm、底で6.0cm。重さは約380gです。

          納品済み

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          たっぷりした両手鍋 No.4045

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            4045両手鍋

            たっぷりと大振りの両手鍋です。先日展示会を行った荻窪銀花を通じてのご注文。多めの煮物に使いたいというお話でしたので、かき混ぜやすいように底の曲面をゆったりと丸く作りました。汁物に使っても熱の循環が良さそうです。鶏ガラでスープを作る、なんて想像します。

            展示しているものを見て、触って、選んでいただく場合と違い、オーダーで作る時はこれで気に入っていただけるのかドキドキです。特に、定番で作っているものと違う場合は、オーダーをうかがった時にいろいろ考え、作りながら考え、作って送った後も考えています。それだけに、今までと違う新しい感覚が表現できたり、新しい用途に合うものができたりします。そこが、一つ一つ手で鎚って作る醍醐味ですね。

            毎日手を動かしていると、ついつい出来上がった手法でいつものものを作る事が多くなります。ぜひ、作り手の頭の老化を防ぎ、新しい技術が産み出されるよう、使い手のイメージ溢れるオーダーをお待ちしています。

            この両手鍋の上部外径は約25cm、高さは10cm。上部のくびれ部分の内径は23.5cm、深さは8.4cmです。重さは1.8kg。木の蓋がつきます。

            税別本体価格 ¥95,000  納品済み  サイズはいろいろ可能です。

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            No.3967 両手鍋銅蓋 基本形で少し深め

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              このところ両手鍋の人気が高く、昨年はいつもよりたくさん作りました。写真はその一つ、両手鍋銅蓋の基本形ですが、少し深めに作ってあります。どちらかというと煮物より汁物、シチュー、豚汁、カレー、スープなどにむいていますが、煮物に使いにくいというほど深いわけではありません。たっぷりした蓋で蒸らしが効いて、ゆっくり時間をかけて煮込むのにもいいでしょう。
               本体部分の外径が19.5cm、高さ10.2cm。すりきりの容量が約2.8リットル。重さは本体が1.45kg、蓋は0.59kgです。
               大小サイズのご希望や直径と深さのバランスなど、ご希望に応じて作ることもできます。 
              4月25日〜5月7日の静岡市、亀山画廊二人展に出品予定です。宇都宮市大谷町の展示会には、もう少し浅めのものを出品します。

              No.4010 掛花入れ

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                4010掛花入れ

                3方向からの写真ですので、説明するまでもないかもしれませんん。高さは19.4cm、直径が底で5.6cm、重さが380gありますので、掛花入れだけではなく一輪挿しとして置いて使う事も可能です。上端を斜めに切ってありますので、花が少し前に傾き、後ろの壁や柱から適度な距離感が出ます。 

                花入れは作ったものがほとんど半年以内に買い求められていきます。板金からではなくパイプから鎚つものが多いので、鍋類に較べると価格が低い事もあるでしょうが、毎日いつも部屋の片隅に置いてあっても、色彩的に落ち着いている事、そして何よりも壊れないことが受け入れられているのでしょう。何百年か経っても、先祖伝来の道具として使われ続けているとおもしろいなと想像します。

                 税別本体価格 ¥21,000   納品済み   

                4月13日からの宇都宮市大谷町、かやぶきの家ギャラリー 「春、それぞれの新作展」に展示予定です。


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                4月13日(土)〜21日(日) 宇都宮市かやぶきの家ギャラリー       ー 旅するアースワークス ー 

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                  東京の桜報道も一段落したようですが、軽井沢ではまだコブシの花も開いていません。ちょっと下界に降りて、一足早い春の盛りの中で展示する企画に参加します。それなのに、この後の展示予定がつまっていて、会場に出かける機会がとれるか怪しい状態。せめて最終日にでもと思っています。DMの中央にあります展示会場の外観を見ただけでも、行ってみたいという気になります。そのうえ、ゆったりと広い会場に盛りだくさんの作家群。春爛漫にふさわしい展示になりそうです。

                    2013EWG栃木展JUGEMテーマ:アート・デザイン

                  No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉

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                    4030方形鍋+4004卓上炉


                    荻窪銀花展の直前に作った方形鍋が卓上炉にのっています。鍋の上端は一辺が約22cm、高さは8.2cmですが、縁を除いた本体部分の直径は20.5cm、深さは5.3cmです。木蓋がのります。

                     このブログのトップ、タイトル部分の写真に載っていながら、記事に登場するのは初めてです。この1〜2年、方形鍋の新作を作っていませんでしたが、出来上がりは緊張感のある好みの形に仕上がりました。持ち手をつけないすっきりしたデザインですが、タオル手ぬぐい一本で両手で持ち上げると、以外と持ちやすい事に気づきます。洗いやすそうです。

                     鍋料理向きの形ですが、煮物やオーブン料理、サラダなども合いそうです。

                     
                    ギャラリーのオーナーが丁寧な写真をギャラリーのウェブサイトに紹介し、遠方のお客様からのご希望で一番に送られて行きました。ありがとうございます。


                     
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                    小さな掛け花入れ  No.4033 銀流し銅花入れ

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                      4033掛け花入れ
                      展示会の間の一日、少し落ち着いた気分で仕上げました。展示会の直前は一つでも余計に作ろうと悪あがきしますが、始まってしまえばかえって気分はすっきり。デザインもすっきりした、小さく軽い掛け花入れです。縦に2cm幅で銀ロウを流し、周囲の荒らした感じの銅とコントラストをつけてあります。気軽に壁や柱に下げて、ちょっと一輪。

                      上端を斜めにしてありますので、花がぐらつかず少し手前に出て、立体感のある生け方になります。高さは16.4cm、直径は3.8cm、重さは160gです。

                      納品済み


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