ご飯炊きに、隠れた人気の銅鍋

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    4523酢重鍋小
    一週間前には1度台まで下がり、よもやの氷点下というほど寒い朝がありましたが、今朝は12度。数日前からエゾハルゼミが鳴き始めて「モウキタ ハルハルハルハル・・・・」と聞こえます。仕事を始める時間にはジャンパーを着ていたのが、3時間ごとに一枚ずつ脱いで、昼頃はTシャツ一枚、また3時間おきに着込んでいきます。花粉症の季節がほぼ終っているにもかかわらず、スーパーのレジに並ぶ店員さんの何人かはマスク姿。寒い冬より風邪を引きやすいのでしょう、「マスク美人ですね」なんて話しかけると、ナンノコッチャ?という反応です。「夜目遠目笠の内」なんて風情は、車で移動し明るい照明があふれている現代では、絶えてなくしたときめきです。

    ちょっと間があきましたが、両手鍋の仕上げ。世間では土鍋で炊くご飯や、高級電気炊飯器が流行っているようです。両手鍋のオーダーで意外に多いのが、ご飯炊き目的。すこし深めの銅鍋が好まれます。湯気抜き穴と閉じ金具をと言う人は、そのうちの2割程度。多少吹きこぼれるぐらいの方が美味しく炊けると言う人は、この酢重鍋のようにいぶし仕上げしない銅素地のままの方が、手入れが楽で美しく使えるかもしれません。もっとも、褐色のいぶし仕上げも、汚れが気になるようでしたら、クレンザーとボンスターで磨くと、銅素地のサーモンピンク色になります。素地が出るとか、メッキが剥げるとか、必ずしも悪いことではないですね。

    No.4523 酢重鍋 小  直径17.5cm 本体高さ9.5cm 全高約20cm 全重1.54kg
    すりきり容量約2リットル 

    両手鍋 銅蓋 基本形 No.4522 / おすすめの本を一つ

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      4522両手鍋基本形26
      大きさはいろいろでも写真にするとみんな同じに見えてしまうのが両手鍋。数字を見ないと大小が判別できません。今回のものは比較的小振りで、すりきり容量は1.7リットル前後。食事の人数にもよりますが、4人家族なら煮物や味噌汁サイズ。二人ならシチューでも軽くおかわりが出来るでしょうか。ご飯なら2合半、ぎりぎり3合。やはり、いろいろなサイズを並べて見比べる方がわかりやすいでしょう

      旧石器時代ガイドブックいつもと同じ写真であきられそうです。寄り道して、最近読んだ本を紹介します。少し前に、隣町の「浅間縄文ミュージアム」企画展を紹介しました。土器も石器も・・・銅器にいたるまで、工芸としても鑑賞にたえる形を追いかけていますが、制作の目的はもともと道具としての用途にあります。機能性を極めると美しい形に達することもありますが、多少使いにくくても楽しめる道具もあるでしょう。土器のない時代、氷河期の日本列島に生きた旧石器時代の人達が、厳しい環境で生き抜くための道具作りでは、機能性がやはり一番だったと思います。それでも、装身具や彫刻があり、絵画も始まります。化粧や刺青もあったかもしれません。

      氷河期が終わる頃、土器と弓矢など道具のイノベーションが起き、住みやすくなった環境で定住がすすみ、個性的で豊かな文化が展開。鍋造り人としては、火にかけて使われた縄文土器に対抗心がムラムラですが、その前の旧石器時代に形成されて日本列島人とはどんな感覚の人だったのか、ひとつ手前から知りたくなります。左の本は、浅間縄文ミュージアムの主任学芸員である堤 隆さんが書いたもの。小学校中学年ぐらいから理解できる解りやすい内容です。近くの方はミュージアムで、遠くの方はネットショップで。

      本業に戻って・・・No.4522 両手鍋  直径17.9cm 本体高さ7.7cm 全高約18cm
      全重約1.35kg すりきり容量約1.7L  税込み価格 ¥86,400

       
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      4月最後の日は氷点下2度・・・常時、在庫が欲しいもの「両手鍋基本形中サイズ」

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        4515両手鍋基本形30

        今日から5月。4月最後の朝は氷点下2度で、所によっては雪も舞っていたそうです。連休で軽井沢は道路が混んでいます。ということは、旧軽井沢商店街もアウトレットも混んでいるはずですが、行って確かめることはありません。少し前の時代、都会の若い人達は混んでいる軽井沢の道路渋滞にはまることがトレンディーなのだ、という変わった趣味がありましたが、最近は車に乗り合わせて旅行することへの憧れは無いようです。年輩者の外車と家族連れのワンボックスが多いように思えます。ゴールデンウィークやお盆休みになると、軽井沢常住の無休組は互いに「たまには軽井沢に遊びに行きたいね」とぼやいています。仕事が忙しくなる上に、渋滞やら帰省する親戚の世話やらで、連休が終ったら少し休みたいと思う人がたくさんいます。

        カレンダーに何と書いてあろうが、赤い数字も黒い数字も関係なく、日々は流れていきます。世間が騒がしい時ほど、落ち着いて一番作っておきたいものをと、半分は天の邪鬼な気分。ともかく常に在庫が欲しいのは、この両手鍋基本形の標準?サイズ。片手鍋と小さなフライパン。これらは展示会のたびに、一つと言わず三つでも四つでも持って行きたいのですが、実現したことはありません。

        No.4515 両手鍋 銅蓋 基本形  直径20cm 本体高さ9cm 全高約20cm 
        重さ1.89kg すりきり容量約2.5リットル    税込み価格  ¥113,400

         
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        口径をそろえなければ蓋が合わない・・・No.4514 酢重鍋 大

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          4514酢重鍋 大
          前の記事と同じではないかと言われれば、しめしめです。続けて酢重鍋 大を仕上げました。ちょっといたずらして、逆さにしてNo.4513に重ねて見ると、やはりぴったり同じ口径です。どうしてそんなに口径ばかりにこだわるのか? 酢重レストランでいくつも並べて使いことになれば、どの蓋がどの本体に合うのか、なんてこだわっていられません。どれにでも合うようにするためには、口径の違いを1~2mmまでに抑えないと、蓋が中に落ちたりします。高さはどうでもいいというわけにはまいりませんが、まあ4〜5mm違っても、容量が同じなら問題はありません。

          まとまった注文は、営業コストがからない分、ありがたいのですが、手作りの弱点・・・そっくり同じに作るには、一つ一つ「個性的」に作るより気を遣いますし、時間もかかります。上縁部だけ無理に絞ったり広げたりすると、曲線の連続性が破綻します。せっかくの色っぽい曲線美が崩れると、ほんの2mmでも違和感を感じてしまうものです。酢重鍋 大の外径は20,7cm。最初に作ったのがその寸法でしたので、ずっとそれを踏襲してきました。半端な数字ではなく、21cmにしておけば良かったと、あとから思っても変えられません。当時はこれほど作り続けることになると思っていませんでしたが、酢重レストラン順調です。

           
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          酢重レストランの両手鍋 大・・・No.4513をNo.4510小と較べる

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            4513酢重鍋大
            一目瞭然ですが、「大」は大きい。というのも当たりまえですね。原板の直径は1.25倍ですが、面積はその2乗ですから1.56倍。持ち手が太いために本体の重さは1.72倍。すりきり容量になると1.81倍で、3乗にはなりません。容量は約3.8リットルですので6〜7合のご飯が炊けそうです。10人前ぐらいになるでしょうが、50席のレストランなら5個必要になるでしょう。ズラッと並んで湯気をたてる光景が浮かんできます。おもしろそうではありませんか、ぜひ一度、酢重レストラン、お出かけ下さい

            オオヤマザクラ開花今年はコブシとサクラが並んで咲いています。コブシの開花がいくらか遅く、サクラがいくらか早かった結果です。こちらのサクラは下界と違いオオヤマザクラが多いので、濃淡様々なピンクが白いコブシと映えます。間もなくコブシは茶色く変わりながら散るでしょう。ソメイヨシノが和三盆の京菓子なら、オオヤマザクラはちょっと濃いめに色付けした道明寺桜餅のようです。

            No.4513 酢重鍋 大 直径20.7cm 本体高さ11.9cm 全高約23cm 全重2.49kg

             
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            またまた両手鍋・・・波縁 No.4511

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              4511両手鍋/波縁

              いかにも季節外れの鍋料理用という風貌です。こちらはまだ氷点下に下がる事もありそうで、もちろんサクラはまだ蕾です。この鍋を見て、鍋料理しか思いつかない人はきっと、鍋奉行で采配する事を冬の間たのしんできたのでしょう。冷たい氷水に、奴か冷や麦か。熱々のオーブン料理だっていいじゃないですか。パスタをざっくり和えて食卓に。ともかく、台所と食卓の境を取り払って、さあ食事を楽しんで下さい。

              浅い鍋の良さは食卓に似合うだけではありません。台所ではきれいに煮含める料理に向いています。洋食ならじっくりソースかオイル煮で煮込むスネ肉かバラ角切り。和食なら煮魚、おでん、佃煮、落とし蓋で煮含めると・・・忘れていました大本命のすき焼きで、まずは一杯。私が好きなのは、昼前に豚バラの角切りを茹でて始め、肉が柔かくなったら茹で汁はラーメン。肉は甘辛く絡めて豚の角煮。このところ、深めの両手鍋の方を多く作っていますが、楽しく使うなら浅い鍋ですね。

              No.4511 両手鍋 波縁木蓋  外径約25cm 内径22cm 高さ7cm 重さ1.3kg 
              折り返し部までの容量1.8L    税込み価格 ¥86,400

               
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              しばらく続く両手鍋制作・・・No.4510 酢重鍋 小

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                4510酢重鍋 小

                酢重レストランのカウンターに並んで、ご飯を炊いている両手鍋。写真では判りませんが、今回は小型。ご飯がちょっと足りない時に使うのでしょう。小さいと言っても3合半ぐらい炊けそうです。5人前でしょうか。レストランで毎日何度も炊いたり洗ったりを繰り返しますので、いぶし仕上げはせず、銅の地金のままピカピカに磨いてあります。きっと板さんたちも、毎日磨くでしょう。家庭の食卓ではちょっと光りすぎるかもしれませんが、レストランの暗めの照明の下では、存在感がありそうです。プロの道具という感じがします。

                正面には「酢重」と鏨(たがね)で彫ってあります。失敗したくない、緊張する仕事です。漢字は画数が多いのですが、ほとんどが直線ですので比較的彫りやすく、平仮名やアラビア数字はやっかいです。ご希望があれば、名前を彫り込む事もできますが、さて、どうでしょう。火にかけられて熱い思いをするのはお嫌かもしれませんね。

                No.4510  酢重鍋 小  口径17.6cm 本体高さ9.7cm 全高約19cm 全重1.54kg すりきり容量2.1L

                 
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                3合まで炊ける両手鍋 炊飯型 No.4509 Double handles copper pan suitable for cooking rice.

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                  4509両手鍋炊飯型
                  鍋の銅原板は直径で2cmごとに切り出します。通常は偶数で、20cm・22・・・・34cm。最大は通常仕入れる銅板の幅一杯で直径36.4cm。その間隔で作ると、炊飯型の場合は2合半・3合半と半端な容量になります。今回は奇数直径の銅板から鎚ち絞りました。お客様のオーダーが、2合半適量で、最大3合まで炊きたいということでした。偶数にこだわる理由もありませんので、今回の原板は直径27cm。水加減にもよりますが、3合炊くと蓋が入る段差の下1cmぐらいまでに収まりそうです。

                  蓋の縁は歪まないように2mm幅で水平に鎚っていますが、基本形の蓋のように複雑な折り曲げはしません。本体の内部に落し込んで、段差のところにのるように作ります。シンプルな構造ですので、蓋も厚めの銅板を使うことが可能です。ツマミもいくらか大きめで、蓋全体に重みがあります。吹きこぼれにくいこともあり、ご飯や煮物向きの構造です。

                  No.4509 両手鍋 炊飯型  上縁口径19.1cm 段差部内径18.5cm 本体高さ8.6cm 全高約18cm
                  段差までの容量約1.6L 本体重960g 蓋重520g 全重1.48kg
                  税込み価格 ¥97,200
                   
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                  ふくらんではち切れそうな・・・春ですね。No.4508 両手鍋基本形 A round and rich form Copper pan basic type.

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                    4508両手鍋基本形
                    鍋料理の季節が終わり、このところ両手鍋は基本形ばかり作っています。今回は大きめのサイズで、すりきり容量は3.2リットル超。たっぷり豊かな印象に仕上がりました。樹々の花芽もふくらんできましたが、サクラの開花はまだまだ。気分だけ春ですが、日本全国、半分はもうサクラ満開でしょう。

                    年間百数十個作る作品中で、両手鍋の割合は2〜3割でしょうか。木蓋タイプも含まれますので、銅蓋タイプはけっして多くはありません。単価は比較的上の方ですので、売り上げの中でしめる割合はもう少し高くなるでしょう。しかし、いろいろな作品を並べて展示した時、このタイプの存在感は圧倒的です。きっと、ご家庭の台所や食卓での存在感はさらに大きいのではないでしょうか。そのへんが人気の理由でしょう。もちろん、機能性の高さは言うまでもありません。以前は、片手鍋やフライパンを最初に試した方が、二つ目に選ぶケースが多かったのですが、最近は気合いを入れて、最初から選んで下さるお客様が増えました。

                    No.4508 両手鍋 銅蓋 基本形  直径21.6cm 本体高さ10cm 全高約21,5cm 全重2.1kg
                    税込み価格 ¥129,600  木落とし蓋つき

                     
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                    No.4500は基本中の基 両手鍋基本形 すりきり12カップ

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                      4500両手鍋基本形30
                      特に制作番号にこだわる事はありませんが、4500番目は両手鍋基本形の中でも一番ポピュラーなサイズにしました。すりきりの容量が12カップ以上ありますので、気をつければ10カップぐらいのシチューが作れます。(あまり無理をしないで下さい) 直径と深さのバランスも中ぐらい。万事中庸というところですが、鍋の中庸が何か良い事かは怪しいです。どうぞ、お好きなサイズでオーダーして下さい。

                      「暑さ寒さも彼岸まで」と言うようですが、昼夜の長さがほぼ一緒、季節の中間日という割には今朝の気温、氷点下8度。真ん中というより、ほとんど冬です。昼間の長さというものは、太陽のてっぺんがちらっと顔を出した時間から、最後のかけらが見えなくなるまでのようですので、春分の日は昼間の方が長いことになります。日が射している間は温かいのですが、朝夕は寒い。それでも、シジュウカラやヒガラは巣作りを始めているのか、苔をむしったり、元気に鳴き交わしています。2〜3週間前は、夜になるとフクロウが鳴いていましたが、もう縄張りが決まって番ができ、卵を抱いているのかもしれません。夜の静けさを破る迫力のある低音は聞かれません。野鳥の写真を撮ろうと思っても、じっと待っているほど暇ではなく、季節感のある写真は草花になってしまいます。木の芽は確実に膨らんできてはいますが、写真ではそれが判りません。気長に待っていれば、そのうち突然コブシの白い花が冬枯れの林に咲き始めるでしょう。

                       
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                      No.4500 両手鍋 基本形 直径20.3cm 本体高さ9cm 全高約20cm 重さ約1.9kg
                      税込み価格 ¥113,400 (本体価格 ¥105,000)




                       

                      今年にはいって最大・・・両手鍋 基本形 No.4497 The biggest pot I made this year.

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                        4497両手鍋基本形
                        しばらく温かい日が続きましたが、軒下の雪がまだ残っているというのに、昼過ぎからドカドカ重い雪が降っています。年が明けて以来、展示会とたまったオーダー、圧倒的な在庫不足に追いかけられ、ともかく数を作って来ました。気がついてみると、小振り、中振りのものばかりで、やっと今回少し大きめのものが完成です。まだ、この上に2〜3サイズありますので、最大級ではありませんが、それでも堂々たる印象はあります。手元に置いておきたいところですが、春休みにかけて賑わう旧軽井沢のDark Eyes に間もなく出品します。直径と深さのバランスはいくらか深め。シチュー向きです。ご飯なら最大6合、まあ5合炊き用ですね。すりきりの容量は楽に3リットルを超えます。

                        これぐらいのものがホイホイと出来れば、この仕事も将来バラ色。しかし、商売敵も後継者もいないということは・・・それどころか、最近のキャッチコピーは「絶滅危惧職・・鍛造銅器・銅鍋の世界」。伝統工芸と言われるほどの歴史がないままに、消えていく仕事なのかもしれません。もうすぐ4500番。美術工芸とすれば多作ですが、日常雑器としては超寡作。前者と見れば安価で、後者なら超高価。「隙間産業」がもてはやされる昨今ですが、いかにも窮屈な「隙間」です。

                        No.4497 両手鍋 銅蓋 基本形  直径21.4cm 本体高さ10.3cm 全高約22cm
                        重さ2.1kg すりきり容量3.2リットル
                        税込み価格 ¥129,600  (本体価格 ¥120,000)

                         
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                        天ぷら用に、縁の鎚目をフラットに仕上げた両手鍋 No.4483

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                          4483両手鍋丸縁
                          木蓋をのせるために丸く上縁を広げた両手鍋の縁には、通常放射状に縦長の鎚目を施します。今回のオーダーは、天ぷら鍋として使いたいと言うことで、縁についた油を洗いやすいように、フラットに仕上げてほしいというご希望でした。とても明快な理由での変更です。サイズとしては、大きなかき揚げも入り、普通サイズの海老も頭付きで入りそうです。大きめのネタを入れると、一時的に油の温度が下がりますが、熱伝導の良い銅鍋ならすぐに温度は回復するでしょう。お座敷天ぷらやオイルフォンデューにも手ごろなサイズです。もちろん、煮物や汁物には最適。味噌汁なら5杯はできそうです。

                          展示会場で現物を見て選んでいただく場合と違い、オーダーで作る時は、はたしてご希望通りにできているのかが気にかかります。お客様から、OKのコメントが届きますとほっとします。このブログをご覧いただいてメールや電話でオーダーされる時は、仕上がって送った後にご連絡いただけることが多いのですが、デパートから発送される場合はそうもいきません。一抹の不安が残ります。今回のように、ご希望が具体的であるほど、作る方はたぶんこれでいいだろうと、不安が少なくなります。自分で満足していても仕方ありませんが、うん!これならいい出来だと納得の上で送り出します。

                          No.4483 両手鍋 丸縁木蓋  外径20.6cm 内径18.9cm 高さ7.1cm 重さ912g
                          折り返し部までの容量1.45L   税込み価格 ¥58,320  (本体価格 ¥54,000)

                           
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                          3ヶ月近くお待ちいただいたオーダー・・・No.4481両手鍋 丸縁木蓋

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                            4481両手鍋丸縁
                            2016年も既に1ヶ月あまりが経ち、今日は立春。夜の9時ですが、外の気温は9度。積雪40cmほどで、「鬼は外、福は内」の声も聞こえません。子どもさんのいる家でも、きっと室内で豆まきでしょう。昨秋11月の日本橋高島屋展示会から3ヶ月近くが過ぎました。そこでお受けしたオーダーは3ヶ月の期間をいただいていましたが、その間に3ヶ所の展示会があって、先月末からやっととりかかれました。その第1番目が両手鍋 丸縁。中サイズと小サイズの間、ふだんあまり作らないサイズですので、オーダーでは意外に人気があります。神戸の展示会でもオーダーを二ついただきました。この2年間は大きめの中サイズが良く売れると思っていましたが、その辺のサイズを豊富に作っていたからなのかもしれません。予断は禁物。お客様はいろいろ、食べる量もいろいろ。どんな事情にも希望にも対応するのが、ハンドメイドの良さということでいきましょう。

                            1〜2人で鍋料理。この寒い冬の間に間に合ってほっとしています。一人分のおでん材料セットだも入りそうです。木蓋の他に、ご希望で木の落とし蓋をつけました。味をしっかり含め煮する、熱々の煮物も美味しい季節です。もちろん、毎日の味噌汁にも出ずっぱりになりそうな、手ごろな大きさです。

                            No.4481 両手鍋 丸縁 外径20.2cm 内径18.6cm 高さ7cm 重さ714g 
                            折返し部までの容量1.45L   税込み価格 ¥48.600 ( 本体価格 ¥45,000)

                             
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                            雪のため幹線道路は閉鎖/両手鍋 丸縁木蓋 No.4478

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                              4478両手鍋丸縁木蓋昨日の雪は昼過ぎまで降って、仕事場周辺の道路は2回、作業場回りは3回の雪かきとなりました。各回20cmほどですので、トータルすると60cm近く降ったのでしょうが、雪は重みで沈みますから、最終的には40cmぐらいの積雪です。この程度ですと、4輪駆動車の前につけたプラウ型の除雪装置で、道路の雪かきは出来ますので、町内の平地は通行可能な状態でした。しかし、高速道路も、先日バス事故のあった国道18号碓氷バイパスも通行止めになりました。軽井沢から関東平野に下るには、標高差が700mあります。上と下ではそれぞれ動けても、間の峠道がつながらない状態になります。

                              明日、玉川島屋の展示会搬入・陳列なのですが、宅急便で送るかどうか最後まで迷いました。一度、宅急便に納めてしまうと、配送が遅れそうでも手の施しようがありませんので、車で早めに出て直接搬入することにしました、陳列は1時間あまりで終る仕事ですから、そのために往復するのはいかにも時間が惜しいのですが、初日の会場に作品が届かない悪夢を考えると、一番手堅い方法をとるしかありません。片手鍋の持ち手にするコクタンをついでに仕入れてこようかと思ったのですが、あいにく新木場の材料屋さんは火曜日がお休み。もう、自然様には抗えないと観念しました。2年前の冬の大雪に較べると、余程マシでしょう。


                              写真は一昨日仕上げた両手鍋です。一人鍋と名付けたい小さなサイズ。折り返し部分までの容量は1.1リットル、実用上1リットル弱です。煮物や味噌汁なら数人分できます。でも、やはり一人で食事する方に、楽しさを提供できればと言うのが一番の狙い。毎日使いこんでいただければ、作りがいがあります。

                              No.4478 両手鍋 マル縁 木蓋 外径19.3cm 内径17.6cm 高さ6.3cm 重さ720g
                              税込み価格 ¥51,840  (本体価格 ¥48,000)

                               
                              2016.1.20.玉川高島屋DM
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                              軽井沢 入山峠のバス事故/久しぶりに小舟鍋 No.4477

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                                4477小舟鍋

                                昨朝3時すぎに目が覚めましたが、4時にアラームが鳴るまでぐずぐずしていました。外の様子は特に騒がしくもなく、起きてラジオをつけるまで事故については知りませんでした。同じ町内とはいえ10kmほど離れています。碓氷の坂と言えば、古東山道の時代から知られた交通の難所です。群馬県の坂本宿(横川)から峠を越えるまで、標高差では700mほど登らなければなりません。いくつかの峠道が古来ありましたが、一番低い峠が今回事故のあった入山峠です。ヤマト朝廷の官道であった東山道はここを通っていたと言われています。

                                江戸時代の中山道はもっと北を通っていました。明治10年代の終わり頃から、軍事的要請もあって、馬車が通れる国道を3kmほど南に通し、合わせて鉄道を通しました。国道は130あまりのカーブ、鉄道は26のトンネルという難所ですが、傾斜はバイパスほどきつくはありません。今回の国道碓氷バイパスは昭和の中頃、さらに2kmほど南にできて、時間は半分以下に短縮されました。旧国道は山肌に沿って道が作られていましたが、バイパスは大きなカーブがつづら折りに重なっています。群馬側から登ってくると(下り方向)どうしてもアクセルを踏んでカーブをクリアしていく走り方になります。路面の角度が時速40kmに設計されているのか、少し速度を上げると外側に引っ張られます。追い越し車線のある幅の広い道路ですので、積載量オーバーのトラックでもない限り、40キロで走っている車はありません。県境の入山峠から軽井沢側は一気に下りますが、昼間であれば回りの景色からきつい下り坂であることが判ります。

                                平成に入って、さらに南を通る高速道路が出来ました。カーブが少なく、トンネルでクリアしていきます。バイパスと高速では5分程度の時間短縮で料金をとられることと景色の良さから、バイパスを使うこともよくあります。軽井沢まででしたら、以前は有料の自動車専用道でしたので、バイパス区間は信号もありません。佐久、上田、長野方面に行くのであれば、高速を使った方がずっと早く、疲れもガソリン代も少ないでしょう。

                                バスが落ちた道路北側はどちらかと言うと山側で、のり面に突っ込んでいれば、これほどに事故にならなかったかもしれません。ところどころに小さな沢の低地があります。事故の原因は判りませんが、このあたりは野生動物が多く、クマ、サル、イノシシ、シカ、カモシカ、キツネ、タヌキ・・・何でもいます。クマは冬眠中。サルは昼行性で軽井沢の群れの遊動域ではありませんが、時々群馬側の群れが上がってきます。周辺ではシカとイノシシの衝突事故はたびたびあります。ラジオの速報を聞いて、最初に思ったのは野生動物をよけ損なったのかもしれないということでした。歩行者も自転車もいない道ですので、何かが飛び出してくることを想定して運転していません。特にシカは近年頭数が増え、群れで移動しますので、近隣の国道でも事故死しているのをよく見かけます。車が大破した話も聞きます。

                                さて、今日は小舟鍋(まだこの呼び名に慣れませんが)を久しぶりに仕上げました。写真では斜め横から見ると、変形丸両手鍋に良く似ていますが、実物の印象はずっと細長いものです。
                                No.4477 小舟鍋 全長23.9cm 全高7.4cm 幅15.1cm 本体長21.6cm 本体最低高3.3cm
                                重さ521g すりきり容量約0.6リットル
                                税込み価格 ¥43,200 (本体価格 ¥40,000)

                                 
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                                華やかな銅鍋でうどんすきでしょうか?・・・No.4475 両手鍋 波縁

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                                  4475両手鍋飾り縁

                                  夜明け前、しっかり冷え込んでマイナス12度前後。たぶん、この冬最低でしょうが、本格的な大寒波が来るとさらに5度下がります。4時に起きると、屋内でも氷点下のところがありました。台所で凍るものは冷蔵庫にしまうのが寒冷地の習い。プリンターの液晶に「室温が低すぎます」と表示が出るところをみると、製造元では想定内のことのようです。

                                  だいぶ前のことですが、お客様に「うどんすき」用の鍋が出来ないかと言われたことがあります。うどんすきという料理を食べたことがないので、どんなものかと尋ねたところ、関西のM店のアルミ製の鍋を見せてくれました。洗面器に近い形状で、縁があり、持ち手はなかったと記憶しています。大きさと銅で作った場合の価格を考えると、うどんすきにしか使えないのも不便かなという気がしました。形はそっくりで銅製をと、お客様のご希望でしたが、他所のデザインをそのまま採用するわけにはいきません。なんとなく、その話は立ち消えのままになってしまいました。

                                  すき焼きの残りにうどんを入れることはたまにありましたが、ネットでみると、どうやらうどんすきと言うのはもう少したっぷりのタレ汁で煮込むようです。具材もいろいろの彩り豊かな写真がありました。丸い底より平らな部分があった方が、煮物やオーブン料理にも使えます。IHレンジに一ヶ所ついているラジエントヒーター部でも使えます。浅めの両手鍋で、縁を大きくとり、波状に華やかさを出しました。

                                  No.4475 両手鍋 波縁 木蓋 外径26.3 内径22.5cm 高さ6.4cm 
                                  重さ1.23kg 折り返し部分までの容量約 1.55リットル
                                  税込み価格 ¥83,160  (本体価格 ¥77,000)

                                   

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                                  No.4474 変形丸 両手鍋/国際的な資源価格安が反影されない材料費?

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                                    4474変形丸両手鍋
                                    雪のない冬が続いています。ちょっと冷えて、今朝はマイナス6度。本格的な寒波の時に較べると10度高い気温です。せっかく値下がりした灯油の需要も減っているのではないかと思います。需要が減ればものの価格は下がりますが、ガソリンや灯油の価格は国際的な需給バランスで決まるのでしょうから、日本の暖冬とは関係ないでしょう。身近で石油の生産者が安値で困っているというわけではないので、とりあえず値下がりはよろこばしいことです。インフレにしたい、原発を動かしたいと考えている人々にとっては、苦々しい値下がりでしょう。

                                    変形丸両手鍋比較石油に限らず、世界的に資源価格は下がっています。銅の国際価格は、ピークだった2011年に較べると半値です。にもかかわらず、国内価格はあまり下がりません。暮れに仕入れた銅や真鍮の材料は、以前の高値のままでした。円安誘導と、中間マージンや経費高騰のせいでしょうか。私の仕事は、材料費よりも手間賃で決まります。銅の値段に応じて鍋の重さで量り売りするわけではありませんので、材料費の上下を製品価格で吸収する仕組みはありません。仕入れのたびに、秘かに一喜一憂しているだけです。

                                    今回の変形丸両手鍋、年末に作ったものより二まわり小さいものです。すりきり容量1.5リットルあまりですので、2〜3人の鍋料理用というサイズ。煮物ならもっと大勢のご家族でも充分です。それにしても、このデザインは作る度に印象が変わります。

                                    No.4474 変形丸 両手鍋 本体長径24.6cm 短径22.2cm 最低高5.5cm 
                                    持ち手込みの全長27.5cm 全高10.7cm 重さ907g すりきり容量1.5L
                                    税込み価格 ¥64,800 (本体価格 ¥60,000)

                                     
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                                    滅多に作らないサイズの両手鍋 基本形・・・No.4471

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                                      4471両手鍋基本形
                                      今日はいっとき雪が降り、いよいよ銀世界かと思いましたがすぐにやみました。11月末から12月上旬に降って以来です。元旦には白かった浅間山も黒くなってしまいました。2月に入ってから、春型の気圧配置、菜種梅雨がドカ雪になるパターンでしょうか。湿った重たい雪は被害が出ます。外の天気がなんであれ、20日からの展示会に向けて、あと10日あまりは作業場に引き蘢って作り続けます。

                                      やっと、新春第2作。滅多に作らないサイズの両手鍋基本形です。売れないから作らないわけではなく、この下のサイズならば、材料の銅板から一つ余分に切り出せるからという、せこい理由。バランスとしては少し深めですが、比較的小振りのものですので、汁物で使うために、ある程度の深さを確保しました。ご飯を炊くにも好都合なサイズで、すりきり容量が1.7リットルですので、2合半は楽に炊けるでしょう。
                                      両手鍋基本形大小

                                      大きめのNo.4449 と並べてみました。この二つの間に、通常2サイズ作っていますが、それらが一度に勢揃いしたことはありません。この上下に2サイズずつありますが、深さと直径のバランスを変えると、無限にパターンがあります。どうぞ、お気軽にご相談ください。
                                      No.4471 両手鍋 基本形 直径18cm 本体高さ7.9cm 全高約19cm 重さ1.35kg 
                                      税込み価格 ¥86,400  (税別本体価格 ¥80,000)

                                       
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                                      2015年最後の作品 No.4469 両手鍋 丸縁銅蓋

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                                        4469両手鍋丸縁銅蓋

                                        今年も残り2時間を切ってしまいました。年の初めには、今年こそ新作・新デザインと決意するのですが、展示会とオーダーに追われて、終ってみれば「来年こそは」とつぶやいている始末。最後の作品も手堅く、売れ筋の両手鍋です。中サイズの中では少し小さめで、鍋料理なら2〜3人用。シチューなら4人分でしょうか。煮物にも使い易いサイズです。

                                        この数日は例年並の寒さで、氷点下10度前後。天気がよいので、高原の昼間は陽射しが強く、日が陰ったとたんに冷え込んできます。何度か雪も降りましたが、根雪になる程ではなく、道路も凍結がありません。連休になると県外ナンバーの車がどっと増えますが、今年は雪道になれない都会の車のせいで渋滞が起きることもなさそうです。明日は飲酒運転の車に気をつけなければなりません。二年参りはおろか、昼間の初詣も車で行かなければたどり着けないのが田舎の悲しさ。晴れ着姿やお屠蘇気分で出かける人は少なくなりました。飲酒運転が多かった時代、碓氷峠の熊野神社へ登る凍ったジグザグ道の脇には、何台もの車が道から落ちていました。神様のご利益もそこまでは届かなかったようです。

                                        今年は世の中いろんなことがありました。良いことより、困ったことの方が多かったように思えます。展示会の成績も良い悪いのばらつきが大きくなったような気がします。世の中が不安定になる時ほど、しっかりと健康を維持し、いい仕事を続けることにしましょう。どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。

                                        No.4469 両手鍋 丸縁銅蓋 外径22.9cm 内径20.8cm 本体高さ6.6cm 全高約17cm
                                        折り返し部までの容量約1.7リットル 全重1.7kg
                                        税込み価格 ¥102,600 (税別本体価格 ¥95,000)

                                         
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                                        両手鍋のスタンダード・・・銅蓋タイプ 基本形 標準サイズ

                                        0
                                          4467両手鍋銅蓋基本形

                                          勝手にスタンダードと言いましたが、すりきり2.5リットル入るサイズで、直径と深さのバランスも中間的。4人家族というのが「家庭の標準」なのかは疑問ですが、シチューなら4人分は楽に作れる、一番多く選ばれるサイズと言えそうです。旧軽井沢の酢重ギャラリーDarkEyesでは、両手鍋の販売が続き、今月初めにこれより一回り大きいものを出品しました。その後、1月20日から始まる展示会のDMが届き、その写真に採用した両手鍋2種にはサイズが記されていることに気づきました。DarkEyesに出した両手鍋のサイズです。DM掲載作品が展示会場に最初からないというわけにはいきませんし、(初日一番に売れてしまったとウソを言うのは?)、会期までの限られた時間内に同じサイズのものをこれから作るのももったいない気がして、急遽このサイズで作りました。急いで、旧軽井沢の展示品と交換。本当はお客様には内緒にしておきたい、おかしなやりくりです。

                                          急いで作ったのに、形のバランスはいい感じ。と言うより、無理なくすんなりと仕上がったものの方が出来が良いのです。作ることの苦労話をする作家は、腕の悪さを自慢しているようなものです。もちろん、いつもすんなりと仕上がるわけではありませんが、予定通り、イメージどおりにいかない場合は、何がいけなかったのか反省・検証する必要があって、苦労したことは自慢になりません。次はその苦労をどうクリアできるか考えることです。お客様は苦労話を聞きたがりますが、それにのって自分の未熟さをさらして自慢するなど、恥の上塗りになります。

                                          というわけで、この両手鍋はすでに旧軽井沢に展示されています。ご希望の方はDarkEyesにお出かけ下さい。

                                          No.4467 両手鍋 銅蓋 基本形  口径20.4cm 本体高さ8.8cm 全高約20cm 
                                          重さ1.9kg  すりきり容量2.5リットル以上
                                          税込み価格 ¥113,400  (税別本体価格 ¥105,000)

                                           
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                                          • 春の雪にまだ硬く防寒態勢のオオヤマザクラの花芽 No.4808,09 銀流し銅酒器 小大
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                                          • 銅蓋につく真鍮のつまみ/工程と形について  The brass knob of copper pot lid / About the shape and the production process.
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                                          • 夏2題 台風一過の夕空と高原のアサギマダラ
                                            noriko hashimoto
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