片手鍋の本格派 真鍮の持ち手 No.3996、3962

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     片手鍋真鍮手3996,3962

    写真が大きくなってしまいました。真鍮丸棒を熱い状態で鎚ちのばした持ち手がついた片手鍋です。木の持ち手と違って焦げることがありませんので、油をひいていためることも出来る、本格派です。
    鍋の上縁部を拡げる形は、おもに両手鍋で採用しています。これまで市販の鍋では見かけた事がありません。なぜだろうかと不思議な気もします。家庭用品売り場では、近年カラフルな鍋がたくさんあります。色を楽しむ事を否定はしませんが、その前に形のデザインが基本ではないでしょうか。熱の伝わりや洗いやすさなどの機能性は形で決まってきます。
    片手鍋の簡便さから、ちょっと茹でたり、温めたり、味噌汁を手早く、と言うような小回りの効く道具でもあります。ベーコンをさっといためてから野菜とスープにとか、肉を軽く焼いてから煮込むというような時には、ヘビー・デューティーなこの鍋の出番。少し大きなものに、木蓋をのせて使えば、時間をかけた煮物にも使えます。
    というところで、片手鍋としては機能性が高いのですが、やはり鍋掴みなしで扱える木の柄がついた片手鍋の人気にはかなわないようです。注ぎ口がないのもハンディーかもしれません。でも、少し気をつけていただければ、案外水切りよく、どこからでも注げます。多くの銅鍋を食卓でも使われるように作る中で、このタイプは台所での使用に徹しています。料理の裏方、派手さも媚もない道具ですが、確かな支持者がいるようです。
    左のNo.3996  上端外径 17.8cm 縁下内径 16cm 高さ 8.4cm 持ち手 21cm
                           重さ 816g            税別本体価格 ¥56,000
    右のNo.3962  上端外径 14cm 縁下内径 12.7cm 高さ8cm 持ち手 18.4cm
             重さ 612g            税別本体価格 ¥45,000
    二つの間のサイズ(本体価格 ¥50,000)、No.3996より大きいサイズ(同 ¥65,000)も作っています。
    この2点は、大丸 神戸店の展示会に出品します。 
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    吊り輪をつけない持ち手の片手鍋 深型 3カップ用 No.4124

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       4124片手鍋浅3

      見飽きた画像と言われそうですが、ベストセラーの一つ、片手鍋深型3カップ用です。今回は3カップ用も釣り輪をつけずに、すっきりした持ち手で仕上げました。コクタンの原木からジグソーで切り出し、木工ヤスリでゴシゴシ削るため、自由な形に仕上げる事が出来ます。食卓に置く事を考えて、短めの持ち手を高い位置につけていますが、短くてもしっかり持てるようにコロンとした形にしています。

      この握り具合がいいといって選んでいただけることも多いのですが、吊り輪をつけるとその感覚が多少そこなわれます。後からつけることもできますので、とりあえずは吊り輪なしで仕上げてみました。毎日何度も使われる可能性のある道具ですので、手に取りやすい位置にいつも下げられている良さも捨てがたい一方で、ガス台からの油煙がかかるような位置に下げられていると、表面に付着した油分が火にかけられた際に黒く焼き付いてしまう事もあります。いずれにしても使われる方のご都合次第ですので、ご希望があれば吊り輪は無料でつけます。

      宮城県加美町中新田のギャラリー、工藝 藍學舍から戻って5日、まずは完売してしまった上にいくつか追加注文をいただいた「おたま」を4点仕上げて送りました。ついでに出品した2点とも売れて、展示品がなくなったコーヒー・ドリッパーの在庫1点も。ちょっとおもしろい形ですので、これがないとちょっと寂しい。その後、待っていただいている両手鍋と片手鍋の修理。そして、デザインから打ち合わせてオーダーいただいている長円形のフライパン大小の制作にかかっています。これは途中までとりかかっていたのですが、今回の展示会が急に入ったため中断。焼き物やガラスと違って作業を中断できる上に、他の仕事をしながら、手元にある中断しているものを眺めいろいろ考えていると、かえっていい仕上がりになる事もあります。

      30年以上この仕事を続けていますので、毎年作れる数はそれほど増えも減りもしません。世の中の景気後退や所得減少で、展示販売の回数はじわじわと増やしています。仕事場に引きこもって作るのが性に合っているもの作り人にとって、都会の売り場に立つのはけっして得意技ではありませんが、そこは気分一新、ネクタイなんぞ締めて笑顔。優しい人柄だと勘違いされることもありますが、ふだん仕事場でニコニコしているたらその方がおかしいですよね。展示会数が増えたなりに、今回のように新しいギャラリーとお客様に会える良さもあります。

      写真の片手鍋 深型 3カップ用 No.4124
       口径 126mm  高さ 79mm  重さ 593g
         税別本体価格 ¥40,000  工藝 藍學舍に展示中。売約済みですが、追加オーダー可能。

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      ちょっと太めの持ち手をつけた片手鍋 浅型3カップ用

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         4121片手鍋深3

        昨日から始まった宮城県加美町中新田  工芸藍學舎の個展、降ったり晴れたりの落ち着かない天候の中、多くのお客様がお出かけくださいました。夜はギャラリー主催のお食事会。お店で銅鍋を何点も20年近く使った下さっているレストランGENJIROで、心尽くしのコース料理を楽しみました。参加されたのは、なんと麗しき女性ばかり。食事はしっかり味わいましたが、私の話はシドロモドロで、何を語ったやら。自家菜園で素材作りも手がける、素敵な料理と空間とマダム&スタッフのレストランでした。

        黒檀の持ち手をつけた片手鍋の各種は、レパートリーの中でも一番多く作ります。食卓に出した時に邪魔にならないよう、あまり持ち手を長くしませんでした。深めの片手鍋はコロンとした手を高い角度で付けています。今回の3カップ用浅型(すりきり1リットル弱) はちょっと太め長めにしてみました。熱と水に強い黒檀はかなり重いので、これ以上大きくすると、ガス台の上でこけそうな気がします。

        初日にお買い上げ頂きましたが、お客様のご好意でしばらくそのまま展示させて頂いてあります。時間をいただければ、追作のオーダー可能です。ぜひ会場でご覧下さい。

               税別本体価格 ¥38,000
         

        4077片手鍋 持ち手について

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          4077片手鍋

          定番の片手鍋(深型4カップ用)です。昨年までは通常、フックに下げるためのシンチュウの吊り輪を持ち手につけていました。「ベストセラーの片手鍋」 作る度に少しずつ形は変わりますが、持ち手は食卓で邪魔にならないよう短めのコロンとした感じ、熱にも水にも強いコクタンを削って高めの位置につけています。

          展示会場で確かめていただけると実感できますが、手のひらで包むように持った馴染みの良さが特長。吊り輪がついていると、その感じがいくらか損なわれます。つり下げておける利点もありますので、ご希望の方には後からつける事も(無料)可能。当初は吊り輪なしで仕上げておこうと思っています。

          すでに吊り輪がついたものを使っていらっしゃる方で、ない方が良いと思われる場合は、つり金具の両側を両手で持って、引っ張って拡げていただくとはずすことが出来ます。残った穴が気になる時は、送っていただければコクタンのかけらで埋めることもできます。しかし、いつでも手に届くところにつり下げてある良さもありますので、そこは好みでお考えください。

          手の大きさは人によってかなり違いますので、先の方のふくらんだ部分の大きさを、本体からオーダーされる場合にはご希望に合わせて作る事が可能です。

          No.4077 本体の口径は127mm、高さは91mm、重さは持ち手こみで720g。
          税別本体価格 ¥45,000

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          木蓋つきで小型の片手鍋 No.3946,3947 

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            片手鍋3946,3947

            汁物や簡単な煮物に適した片手鍋です。手前のNo.3946は上部の絞り込んだ線までで約0.8リットル。奥のNo.3947は同1.1リットルの容量があります。実用上はそれぞれ3カップと4カップでしょうか。価格はNo.3946が税別本体価格 ¥45,000、No.3947 税別本体価格 ¥50,000です。

            構造上どこからでも注ぐ事ができますが、鍋の外側が濡れていたり、中身が多すぎると、多少外側に伝わることがあります。木の持ち手がつくタイプの片手鍋(浅)片手鍋(深)ほど完璧な水切れとはいきません。デザインがいくぶん崩れますが、注ぎ口をつけることも出来ます。

            持ち手は真鍮ですので、熱くなります。鍋掴みなどで、やけどしないようにお気をつけ下さい。木の持ち手の片手鍋よりも長時間火にかける道具として考えています。使われる頻度の高い鍋です。

            ベストセラーの片手鍋 深型 4カップ用

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              片手鍋 深4カップ

              30年以上およぶこの仕事を通じて、一番たくさん作ったものと思います。もちろん、作品総数が3700個あまりですから、そのうちの1〜2割がこの片手鍋だとしても、大きな鍋工場であれば一日で作ってしまう数でしょう。つくづく鍛金という仕事は、素材よりも技術よりも何よりも「時間」の物質化作業ですね。行き着くところ、鋭い感性や磨き上げた技術なんてどうでもよくなって、時間の流れにまかせて動いている腕と鎚だけが残りそうです。もっともこれは遠く予感するだけで、一番たくさん作った鍋でさえ、作るたびにどこか無理にクリアしなければならない工程があります。 

              さて、この鍋の容量はすりきり約1.2リットル。実用上は4カップというところです。口径が約13cm、深さは約9cm。行平型の片手鍋より口径を絞り、深くしているので、ミルク沸かしに最適です。食卓で邪魔にならないよう、コクタンの持ち手は角度を上に向け、短くコロンとした形にしてあります。むらなく温まるように底は角のない丸い形状。牛乳はとても美味しく温まります。

              スープ、みそ汁、ゆで卵・・・・、毎日何度も使う事でしょう。 コーヒー・ドリッパーと組み合わせて使う 人も多く、鍋の口径に合わせてドリッパーの台座を作ります。あらかじめ分量のミルクを温めておいたり、落としたコーヒーを温め直すのにぴったりです。 

              写真の4カップ用で¥47,250 ( 本体 ¥45,000 ) です。 小振りな3カップ用 ¥42,000 ( 本体 ¥40,000) もあります。

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              片手鍋 浅型3カップ用

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                片手鍋 浅 3カップ3704  
                 定番の片手鍋です。実用上3カップ入れられます(約7分目)。30年ほど前に、この仕事を始めた頃から作り続けています。当時の記録を調べると、価格は2万円台。形はずいぶん進歩したつもりでいますが、当時から使い続けてこられた方は、きっとご自分のものに愛着があることでしょう。

                 直径は約15cm ほどで、毎日何度も使われる道具です。これまでにいくつコクタンの柄の付け替えをしてきたことでしょうか。空焚きの修理や錫をひき直しても使い続けたいお客様の多いのも、この鍋の特徴と言えます。用途はいわゆる行平鍋と考えてください。底から側面へのカーブが緩やかな曲線ですので、熱が表面全体に伝わりますし、角がないので洗いやすい形です。銅鍋を使ったことのない方に、まず最初にお勧めすることが一番多い鍋です。

                 価格は税込み ¥ 39,900 (本体価格 ¥ 38,000) です。
                一回り大きいものも作っています。(税込み価格 ¥44,100~¥47,250)


                片手鍋 No.3700・・・ 真鍮持ち手の小さな鍋

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                  片手鍋3700
                   No.3700 です。30年ほど、この仕事を続けてきて、制作個数が3700個ということですね。鍛金という仕事ではかなり多い数ですが、工芸というジャンルではひじょうに少ないと言えるでしょう。いくつもお買い上げいただいているお客様も多いので、使っていただいている人の数はこれより少なくなります。日常的に使う道具を作る工芸の仕事のなかで、陶芸に較べると鍛金に取り組む作家の圧倒的に少ない理由は、この作れる数の少なさにありそうです。

                   さて、この片手鍋ですが、コクタンの持ち手のものより一回り小さく作りました。口径は約12cm、深さは約7cmですが、すり切りで4.5 カップ入りましたので、実用上3カップというところでしょう。価格は税込みで¥39,900(本体価格¥38,000) で、片手鍋では一番低価格です。とは言っても、毎日何度も出番がある、コスト パー フォーマンスのいい道具になりそうです。

                  片手鍋 (深型) 銅蓋 No.3687

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                    片手鍋銅蓋3687
                     深いタイプの片手鍋4カップ用はコーヒー・ドリッパーと組み合わせて使う事も多く、蓋を付けてほしいと言うオーダーが時々あります。簡単な木の蓋を付ける事もありますが、本体に合わせてしっかりした銅の蓋をというご希望もあります。丸いだけの形ですと、なんだか「玉子」の様になってしまいますので、肩のラインを入れたデザインにしています。

                     一度に5〜6 杯分のコーヒーを入れた場合、蓋があると残りを後でまた温め直すのに安心です。お湯を直接沸かして紅茶を入れると、中で対流して具合がいいようです。スープやみそ汁にもちょっと便利な道具になります。すり切りの容量で1.2 リットルほど入りますので、4カップ以上入れて使用できます。

                     

                    片手鍋 (浅型) 銅蓋 No.3534

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                      片手鍋 銅蓋 No.3534

                      実用上3カップ入れられる片手鍋(浅型)に銅の蓋を付けました。ミルクや味噌汁などの他、ちょっとした煮物にも使いやすくなります。朝昼晩と何度も使う道具になりそうですね。

                        直径が15.8cm 、深さ6.9cm 。税込み価格 ¥57,750 。持ち手は水や熱に強い黒檀です。4カップ用( ¥63,000 ) も出来ます。

                      片手鍋 2カップ用 No.3679

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                        片手鍋3679小

                         ミルクパンとしては、小振りな2カップ用です。コーヒー・ドリッパーをのせてつかえば、温め直しの出来る小ポット。バターを融かしたり、キャラメル・ソース、フルーツ・ソース作りなど、小回りの効く道具として、台所でも活躍します。身近な所にいつもぶらさげておきたい小物です。

                         前出の燗つけと同じ、浅間の焼け石と苔の上で撮影しました。今年は梅雨の間、ドカッと降っては強い陽射しがありで、緑はみずみずしい美しさを保っています。

                          税込み価格 ¥42,000 ( 本体価格 ¥40,000 ) です。

                        片手鍋・木蓋

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                                  写真をクリックしますと、拡大されます。
                           煮物、汁物、揚げ物・・・・手早い調理からじっくり時間をかけた煮込みまで、さまざまな用途に向く鍋です。持ち手を短く作ると、食卓での鍋料理やオーブン料理にも使えます。
                           サイズは、実用上の容量が3カップ位の小さなものから、10カップを超える大きなものまで。形も深いもの、浅いもの、用途に応じてオーダーできます。6〜7カップ用のもので、本体価格¥65,000、いずれも簡単な木蓋がつきます。


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