今年の開花一番乗りは「美女と野獣」? 5カップのご飯が炊ける両手鍋銅蓋基本形 No.4804

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    2018最初の花

    昨年の冬は寒さの中でもかろうじていくつかの花が咲いていました。この冬は雪が少なく気温が低い。仕事場の周辺をウロウロする程度では、年を越して咲く花は見つけられませんでした。となると、開花一番乗りは何だろうと。左はヒメオドリコソウ。中央はオオイヌノフグリ。どちらも春本番になると、地面を被うように咲く元気な草ですが、今はまだ焼け石の石垣で陽射しの温もりをやっと拾うように咲き始めている。それにしても、この二つの草の名前の落差。「美女と野獣」どころではない。

     

    右端はノボロギク。これだけは去年の株で、年をまたいで咲き続け、綿毛の種もつけている。赤紫に変色した太い茎と濃い緑の葉には、なんのこれしきと寒風に負けないしぶとさがみなぎっている。明治に入ってからの外来種。本来の花期は5月〜8月というが、探せば一年中花が見つかりそうです。在来の草花は通常、長い年月のうちに多くの種類が、多様な場所と変わりゆく季節の中で棲み分けて、豊かな生態系を構成するようですが、ポット出の他所者はいつでもどこでも所かまわず?・・・しかし、そのうちにそれぞれが分をわきまえて、それぞれの位置に納まって行くのかもしれません。

     

    4804両手鍋基本形

    1ヶ月ほど前にいただいたオーダー。ご飯炊きが主目的で、深めの両手鍋基本形。すりきり容量は3リットルありますので、5カップの米が炊ける大きさです。もちろん煮物にも汁物にも使い易い形です。

    No.4804 両手鍋 銅蓋基本形  直径19.5cm 本体高さ10.9cm 全高約21.5cm

    全重1.98kg    税込み価格 ¥129,600

     

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    寒さと乾燥できれい開いたシオンの種 3裂するアヤメの実  No.4803 酢重鍋大

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      種/シオン・アヤメ左側はシオンの種です。寒さと乾燥にさらされて、いいかんじにポワポワ開いています。タンポポと同じ?と思っていましたが、なんだか綿毛の先に種がついているのでしょうか。茶色の縦長の粒が綿毛の先端にあります。たくさんの毛を落下傘のように広げて飛ぶには、ちょっと不便そう。

       

      綿帽子を一つとって分解して見ると、10本ほどの綿毛の根本に小さな種があります。毛の束の中心には種から伸びる少し太めの軸があって、先端部がふくらんでいるのが写真に見える茶色の粒。どうやら雌しべが枯れて残っているようです。右はアヤメの実、アヤメの花は3方に広がり、実は3裂します。こちらはわかりやすいですね。

       

      4803酢重鍋大
      昨日仕上げた酢重鍋 大。何も変わりばえしませんが、大きなものですので、終るとフー!と一息。ここらで一つ、オーダーのものを作り始めていますが、これも両手鍋の基本形ですので、まったく違うものを、というわけではありません。

      No.4803 酢重鍋 大  直径20.7cm 本体高さ11.6cm 全高約23cm 全重2.46kg

       

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      シベリアの春?氷が融けてはまた凍る 酢重鍋大No.4802

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        シベリアの春?昨日までは氷点下12度前後の朝でしたが、今朝は6度。昼間の陽射しは強く、急に鳥たちが元気に飛び回るようになりました。冬鳥も北へ帰る前から次第に鮮やかな羽根の色に変わっています。彼らが帰る頃のシベリアは水浸し、という話を聞いたことがあります。

         

        永久凍土の表面だけが融けて、あちらこちらに大きな水たまりができ、そこに虫が湧いて、戻ってきた鳥たちはその虫を餌に子育てをするという。ありそうな話ですが、本当でしょうか? 先週の温かい日、作業場の前に水たまりができています。永久凍土ではありませんが、この時期まだ地面は10cm以上の深さまで凍っています。雪融け水が表面に溜まって「シベリアの春」状態。デコボコがなくなり、夕方には再びツルツルに凍ります。さらにその上に小雪がかぶればひじょうに危険な状態で、慣れているはずとはいえ、毎年知り合いの誰かが転んで手首を骨折します。私も作業場の前で一度滑って、なるべく肉の厚い尻から着地しました。仕上げたばかりの鍋でも持っていたら、痛みよりそちらで泣いてしまいそうです。

         

        4802酢重鍋大

        二つ併行して作っていた酢重鍋大の一つが完成。これから猛烈な集中労働でいかないと、4月開店予定の納期に間に合いません。春の訪れを待ちこがれる心境にはほど遠い日々が続きます。

        No.4802 酢重鍋大 直径20.7cm 本体高さ11.9cm 全高約23cm 全重2.47kg

         

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        部屋で生き残るナスターシャム  No.4800 長円縁両手鍋丸

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          ナスターシャム2態

          今朝は氷点下10度まで下がりませんでしたが、昨日は15度。去年の晩秋、気温の低下が早かったためか、外のナスターシャムが枯れた後もまだ色が残っているうちに、フリーズド・ドライ状態で残っています。遠景にはただの枯れ草ですが、アップで見ると意外な風情があります。霜が降りる直前に鉢植えにしたものが、今も部屋に残っています。花をつけることもなく、しかし、陽光を求めて体を精一杯伸ばして、必死の生き残り作戦。本来の姿からは不自然ですが、観葉植物だと思えばいいいのでしょう。食べようと思えば食べられるのですが、健気さの手前躊躇します。このまま春になったら、再び咲くのでしょうか。

           

          4800長円縁両手鍋丸

          ひと月ほど前にいただいたオーダーです。No,4760 のデザインで、どちらの方向からでも鍋の中身がよく見えて、取りやすいように縁の角度をねかせ、さらに持ち手取付部分の幅を広げるなどの具体的ご希望がありました。容量は2.3リットル前後。オーダーをいただいてすぐにとりかかったのですが、今回はかなり慎重にというか、少し進めては数日間眺めて形のバランスを確かめ、さらに一歩進めるという感じ。横からも上からも実際に使う時の斜め上からの視線でも、デザインのダイナミックさを失わずに、縁を水平に近づける。機能的にも、縁がまるで水平では、汁や蓋の縁の結露が外にこぼれやすくなります。作業している時は、一つの視点、思惑に支配されがちですので、時間をおいて見直すことが必要。その結果が写真のとおりの仕上がりです。持ち手が長くなったことで、縁はより自然な曲線になったように感じます。お客様からの様々なご希望は、惰性に陥りやすい仕事にとって、新しいデザイン開拓や改良への心地よい刺激です。

           

          No.4800 長円縁両手鍋丸 全長37.3cm 幅27.8cm 丸い部分の直径24.6cm 

          全高9.3cm 折り返し部分までの高さ6.1cm すりきり容量約2.3リットル  

          税込み価格 ¥110,160

           

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          丸まって雪と氷点下15度に耐える葉はスイカズラとアズマシャクナゲ  No.4801 酢重鍋大

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            スイカズラ/シャクナゲ冬

            良く似た形をしていますが、左はスイカズラ。右はアズマシャクナゲです。スイカズラはまたの名を忍冬。冬を忍ぶと言えば、健気な印象か、はたまた演歌の世界か。冬の始めにも写真を掲載しましたが、氷点下15度を耐えてまだ艶を保っています。このまま春を迎えるのでしょうか。新しい芽吹きを待って散るのでしょうか。そもそもなぜ葉を残すのか。光合成を続けて栄養を蓄えているとも思えませんが、きっとなにかいいことがあるのでしょうね。人間に?と言うより私には解らないというだけでしょう。

             

            シャクナゲの方はちょっと陽が当たって温かいと、もう少し葉が広がります。枯れているわけでも、冬眠しているわけでもなさそうです。春早くに花を咲かせますので、冬の間も目覚めていて、ただ今準備中。花芽を少しずつふくらませています。

            4801酢重鍋大

            春に開店するどこかの酢重レストランの準備で、今から大鍋を作り続けています。あといくつ作ればいいのでしょう。その間に、個人のお客様からのオーダーを仕上げていきます。あまり早く春が来ると、開店に間に合わなくなりそう。2月は短いですね。

            No.4801 酢重鍋 大  直径20.8cm 本体高さ11.8cm 全高約22cm 全重2.45kg

             

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            夕陽に輝く浅間山と月を標準単焦点レンズで撮ってみました  小さなフライパンの修理

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              180130浅間山夕景

              1月30日の夕方、沈みかける夕陽に輝く浅間山です。この1週間前には、草津の本白根山で死傷者が出る噴火があり、浅間山でも?という心配はありますが、草津の噴火はごく小規模。あの程度の噴火がいつ起きてもおかしくない浅間山です。いくらか広角よりの単焦点レンズで撮ったこの写真、パソコンでかなりトリミングしてあります。正月に落して壊した標準ズームの望遠サイドで撮っていた写真よりシャープな感じがします。試しに夕方昇った月の写真も撮ってみました。壊したズームの修理代が、修理内容はとても簡単であるにもかかわらず、新品価格の6割ほど、状態の良い中古を買える以上の査定額だったので修理は諦めました。

              180130月の出

              さすがに、視角では1度ほどの遠く小さな月を、画角が60度ぐらい?あるレンズで撮るのは無理があるようです。ですが、壊したズームレンズと一度に撮り較べすることも出来ませんので、どっちが良いのか判りません。判らないぐらいなら、小さくて軽い単焦点標準レンズの少し良いものを常時つけている方が扱いやすい。どんな被写体にでも対応しやすいという「ズーム信仰」を捨てた方が良さそうです。多機能の十徳ナイフより、単機能のナイフとハサミとペンチの方がはるかに機能的だと言うようなものですね。この写真の翌日は皆既月食だったようです。

               

              フライパン修理/山田敏和

              小さなフライパンの修理。使い込んで黒光り?という状態を大幅に通り越して、黒いこびりつきが分厚く被っています。こびりつきの正体は煤、炭化した食品と酸化した油です。これでは、せっかくの熱伝導の良さも活かされず、味にも健康にも影響がありそう。こびりつきを燃やしてとろうかとも思いましたが、空焚きによる焼き鈍りはないので、機械的にとることにしました。その後に錫引きといぶし仕上げで、すっかり元どおりです。銅鍋の手入れのポイントは、内側外側ともに汚れを残さないこと。スポンジやネットスポンジで洗ってから、乾拭きしておきましょう。この修理で、修理代は元の値段の2割あまり。焼き鈍って鎚ち直しがあっても3割程度。カメラの修理に較べると良心的価格? 新品の状態に戻って気持ちよく使えることを考えたら、リーズナブルな投資です。

               

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              雪かきをサボると圧雪からアイスバーンに  酢重鍋大No.4799

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                朝の雪かき

                先日の雪です。東京では20cmを越える積雪だったようですが、こちらは10数cm。大雪とは言えません。それでも近所の子供達が幼稚園や学校に行く前に雪かき。気温が低い夜の雪だったせいか軽く、汗をかくことも、腹が減ってへばることもありません。一番左が、仕事場前の道路。車が通る前なら、路面が見えるように雪かきができ、日が昇るとすぐに融けます。車に踏みつけられると圧雪状態になって、日が昇ると表面だけが一時的に融け、その後再び凍り、ツルツルの危険なアイスバーンになります。慣れているとはいえ、毎年のように知り合いの誰かが転んで骨折するほどです。真ん中の写真は一本隣の道路で、誰も雪かきに出ていません。こちらでは、やるべきことをサボる無精な人を「ずくなし」と言い、せいだしてやる時には「ずくを出すっぺ」と声をかけます。語源は判りませんが、「尽くす」からの変化ではないかと思っています。

                 

                4799酢重鍋大

                ようやく大物一つ完成です。これから春までは「酢重鍋」のオーダーを中心に、合間合間に他のものを仕上げて行く予定です。その後に展示会の準備。スケジュールだけはすぐに春〜!となりそうですが、これからが一番寒い時期。今朝の最低気温は氷点下15度。たぶん、この冬一番の寒さで、あちこち凍って出ない水の処置に追われました。

                No.4799 酢重鍋 大  直径20.7cm 本体高さ11.5cm 全高約22.5cm 全重2.45kg

                すりきり容量約3.8リットル  

                 

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                赤く変色したユキノシタの葉は美味しそう??  No.4798 片手鍋深型4カップ用

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                  ユキノシタとシダ先週は暖かい日が続きました。一日中氷点下にならない日もあり、地表がぬかるんで足跡がくっきりと刻まれるので、「空き巣狙い」が減る???へこんだ足跡には小雪がたまり、細部までさらにはっきりと浮かび上がって見えます。

                   

                  朝日を受けたユキノシタの紅葉とシダ。苔の中に生える小型のシダは冬の間も枯れずに残っているのが見られます。ユキノシタの葉は赤く変わり、冬仕様ですが、肉厚の葉は凍らないように糖類や栄養が凝縮されているかもしれません。原始人に戻った気分で、ちょっと摘んで齧ってみようかなという気になります。元気な大きい葉は天ぷらにしたことがありました。

                   

                  4798片手鍋深4

                  複数個の大きな両手鍋にとりかかっているため、仕上がりペースが遅く、1週間のブランクです。合間に作った片手鍋。一番の売れ筋なのに、在庫がないのはどうにも不安。前回の3カップ用に続いて今回は4カップ用ですが、4カップまでが適量ということで、すりきり容量は余裕の6カップあります。

                   

                  No.4798 片手鍋 深型4カップ用  直径13.2cm 本体高さ8.9cm 持ち手部全長13.1cm 

                  重さ703g すりきり容量約1.2リットル   税込み価格 ¥48,600

                   

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                  やっと登場、純白に輝く浅間山  No.4797 片手鍋 深型3カップ用

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                    180113浅間山

                    やっと、純白の浅間山登場です。この冬は寒い。早くから本格的な冬型の気圧配置になって、日本海側では雪が降るのでしょうが、内陸の軽井沢に寒風が達する時は、すでに日本海の暖流で得た水分を山に降らせて、乾燥してやって来ます。雪は度々舞うのですが積もってもせいぜい数cm。気温が低いので、日陰には残っていますが、活動に困るようなことはありません。新年も2週間近くが過ぎて、やっと新雪に輝く浅間山を撮ることが出来ました。

                    4797片手鍋深3

                    制作の方も、遅ればせながらやっと2作目の完成。それもよりによって一番小さい鍋。写真の感じが今までと違うことにお気づきで・・・?そんなこと、気づくはずはないですよね。ちょっとシャープな印象に?  実は正月の3日目にカメラを落して、床にぶつかった拍子に重いズームレンズがはずれてしまいました。本体との接続部分にあるプラスティック製の薄いリングが割れてしまい、修理に出すことに。前から軽く小さい単焦点標準レンズが欲しいと思っていたので、この機会に急遽購入。Nikonのレンズの中でも一番安いレンズの一つです。

                     

                    小振りの鍋を撮ろうとすると、かなり近づかなければなりませんが、前後のボケを避けるために、ファインダーの3分の1程度に被写体を収めています。ズームレンズではけっこう望遠サイドで撮っていたことに気づかされました。

                     

                    No.4797 片手鍋 深型3カップ用  直径12.8cm 本体高さ8.3cm 持ち手全長12.8cm 重さ611g すりきり容量約970ml  税込み価格 ¥43,200

                     

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                    霜が朝日に輝く元気な苔 2018年最初の仕上げは長円形両手鍋丸 NO.4796

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                      霜と苔3様

                      寒い日は氷点下12〜3度。温かめの日でも6〜7度で、昨年と違い緑の草はほとんどなく、霜が朝日に輝いているばかりです。温暖化と騒いでいたマスメディアも、この冬はさすがに暖冬と言うこともなく、沈黙しています。インフルエンザ以外にも風邪が流行っているようで、スーパーのレジに行くと皆さんマスクをして並んでいます。喉をやられてガラガラ声で、気管支炎をおこすと2週間以上咳が抜けないそうです。

                       

                      今年最初の仕上げは長円形両手鍋丸。去年までは変形丸両手鍋とよんでいましたが、どう名付けてもしっくりしません。丸い木蓋が合うことが判るネーミングにしたいのですが、全体の形は長円形。舟形と言うほどは長くないし、楕円形というと惑星の軌道のように玉子形ととられそうです。洒落た形にもかかわらず、今年も無粋な名前で出ています。

                       

                      4796長円形両手鍋丸

                      No.4796 全長30cm 本体長27cm 幅25.1cm 全高11.5cm 本体最低高5.5cm

                      重さ1.19kg すりきり容量約1.9リットル  税込み価格 ¥77,760

                       

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