月がわりの夜は氷点下2度の冷え込み  修理に戻って来た銅蓋付きの片手鍋2点

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    銀座のギャラリー江 二人展も終わり、今日から11月。10月から11月に移る最後の夜は、氷点下2度。霜月の始めにふさわしい寒い夜でした。紅葉もどんどん進んでいます。いつもなら、最後に色が変わるカラマツの林が、今年はカエデの紅葉と競うように黄変。夜明けの陽光を受けていい感じです。

     

    手前は、仕事場のある大日向地区の教会。併設されていた保育園ともども、中国から引き上げて浅間山麓の荒野に開拓農家として移住して来た人々の、支えとなった教会です。今はすでに宗教活動は町内の他に移り、保育園も閉鎖していますが、何か他の活動に利用する計画もあるようです。

     

    ギャラリー江での展示はすでに20年。だいぶ前にお買い上げいただいたお客様から、修理に依頼も会期中に入ってきます。今回は偶然、同じような片手鍋2点。浅い片手鍋には通常、銅蓋はつけないのですが、お客様のご希望で2点とも蓋付き。

     

    左の方は口を両方に付けた、4カップ用。右は右手持ちの3カップ用です。左は強い空焚きで、全体が柔らかくなるほど焼き鈍り、本体の打直しが必要な状態。もちろん、強いコクタンの手も焼けて落ちています。

     

    右の方は軽症。長年の使用で持ち手の基部だけがこげてはずれてしまいました。錫引きは無事なので、クリーニングと持ち手を新調します。

     

    打直しが必要な場合は、現在の価格の3割程度。クリーニングだけなら1割。持ち手は、形によりますが、3,000〜3,500円です。

     

    愛用していた道具が、壊れてしまう失敗はなかなかショッキングで、がっかりして捨ててしまう方も多いのですが、よく使う愛着のあるものであれば、修理をお考え下さい。気が引けて・・・と言われることもありますが、作った者としては修理しても使い続けたいと思っていただくのは嬉しい事です。どうぞ、お気軽にご相談下さい。

     

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    銀座 ギャラリー江 二人展 最終日です  寒さとともに活躍する鍋 イチョウ越しに見る朝の月

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      4893両手鍋A

      今朝は未明に最低気温が3度を切り、朝から強い風が吹いています。低気圧にともなう寒冷前線の通過で、木枯らしと言っても良いかもしれません。銀座 ギャラリー江 二人展は今日が最終日。今回の展示会の目玉商品、DMにも掲載した両手鍋がまだ残っています。寒さに向かう季節、温かい鍋料理にぴったりの鍋です。

       

      両手鍋と言えば、熱がこもってこぼれにくい上部を絞り込んだ形が多かったのですが、最近は具を入れやすい広がった形もいいなと思っています。しかし、持ち手がなければ、ただの洗面器みたいで、何か変化を付けたいところ。長円形のフォルムと斜めのカットにしてあります。長円形といえども、丸い蓋が出来る構造。

       

      4893両手鍋B今月初旬、急な事情で孫達の食事を4日間つくることになりました。どれぐらい食べるか判らない年頃の男児二人。野菜もたくさん食べられる鍋物がいいだろうという事で、鳥を茹でた上に大量の野菜。山盛りにして蓋で抑えて、なくなればもう一度。味の好みは皿にとってご自由にと、良く言えばフレキシブル、あるいはたんなる手抜き。最後に残りは翌日の味噌汁。気軽に使える道具です。

      No.4893 長円形両手鍋(変形丸)木蓋付 全長33.9cm 幅28.7cm 全高10.5cm

       重さ1.39kg すりきり容量約2.5L  税込み価格 ¥108,000

       

      イチョウと月イチョウの葉に囲まれた朝の月。平安貴族なら昨夜の秘め事でも思いながら眺めたのでしょうが、現代の野蛮人たる私は、そんな趣味とは縁遠い。月がピンぼけの言い訳ですが、今日はこれから展示会最終日の会場に向かいます。慌ただしい朝の月より、秋の夜長にしみじみと月を愛でながら飲む酒の方が、まだ似合いそうです。
       

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      雨に洗われ、黄色が目立つカエデとダンコウバイ。赤いツタウルシ。

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        雨後のツタウルシ/カエデ_/

         

        明け方の強い雨が上がって、秋の陽射しに紅葉が輝いていますが、何となく雨に洗われて黄色が目立つ感じ。赤くならないうちに散ったカエデが、地面を金色のカーペットで被っています。右の写真、朽ちかけた丸太を這うのはツタウルシ。山を彩る「カエデやツタ」と言われるツタは、このツタウルシでしょう。まだ若いうちは地際を這い、葉も小さく、浅い鋸歯があります。近くの手頃な大木を這い上がるようになると、茎には毛が生えて大木の幹に食らいつき、葉もこぶし大で丸くなります。ツタウルシに何度もかぶれた事のある私には、その赤い紅葉は、毒々しく感じられますが、公平に見るなら確かに美しい。今年は深い赤に変わらないかもしれません。

         

        左の写真はダンコウバイ。いにしえの人々が、中国の植物名「檀香梅」を借りて名付けたのでしょうが、その名を他の植物にも借用したため、混乱しています。ウコンバナという名もありますがその名で呼んでいる人に会ったことはありません。シロジシャという名がよさそうです。アカジシャに対抗してシロジシャとよばれますが、アカジシャの本当の名はシロモジ。シロモジとは、楊枝の材料にするクロモジに対抗してつけられた名前。白・赤・黒が交錯します。春先、まだ葉が開かないうちに、小さな黄色い花の集まりが枝にモヤモヤッと咲いて、同じような花が咲くアブラチャンと、遠目では見分けがつきません。アブラチャンもダンコウバイも地元ではジシャと呼んでいるようです。これらの木はいずれもクスノキ科で、香油のような香りがあります。

         

        さて、今日は日曜日、これから銀座 ギャラリー江の展示会場に出かけます。

        2018江DM

         

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        移り行く色、と言ってもカエデの話  No.4899 酒器 大

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          カエデ変化銀座の展示会場では、今年の紅葉を予測する話がでました。「下界」に皆様にとっては、まだ予測の段階ですが、軽井沢では一ヶ月以上前から紅葉してすでに散ったサクラ。その後、ドウダンツツジは今が盛り。カエデは次々色変わりしているところです。下界では、台風による塩害で葉が落ちているところがあるようです。カエデの紅葉は、変化の最中がいい。緑・黄色・オレンジ・赤と染め分けている状態。頭上を赤一色に覆われるのは、いっときの観光ならいいですが、四六時中かぶさってくるとうっとおしい。木陰で読書などしようものなら、気が狂いそう。などとこれは想像の世界で、そんな優雅な時間はありません。
           

          4899酒器大この秋は実に雑用が多い。優雅に木陰で読書???  いえいえ引き蘢って本業と行きたいところですが、何となく小間切れ。一つずつ仕上げるしかありませんが、無理に二つ一度に仕上げるより、丁寧に取り組んでいます。段取りが悪いときほど、急がず慌てず、です。雑用と言えども、多くは好きでやっていること。断る事も可能な無責任な暮らしですので、やると決めた事は納得してGOサインです。

           

          No.4899 酒器 大  口径6.5cm 底径6.8cm

          高さ17.1cm 重さ453g 税込み価格 ¥25,920

           

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          名前の判らないイトトンボ  No.4898 銀流し銅掛花入れ

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            イトトンボ

            「君は誰?」 小さくて名前もわからないまま、とりあえずかがみ込んで撮った写真。しばらく前のものですが、図鑑やウェブで調べても正体が不明のまま、放置してありました。イトトンボには違いありませんが、図鑑の写真は標本を上から写したもののため、横から見た色や柄の違いがさっぱり判りません。オオアオイトトンボの雌?

             

            イトトンボの仲間は色が美しく、金属光沢の輝きをもつものが多い。これが倍の大きさだったら、さぞ人気がでるだろうが、川縁でじっと観察していないと、なかなか気づかれません。仕事場の脇に来てくれることなど滅多にあることでは・・・気がつかないだけかもしれませんが。花の写真でもと思って手持ちの標準レンズで外に出て、眼に留まってしまった。さてどうしよう?、静かにそっと、逃げないでねと念じながら撮ったものです。日陰の地際という最悪の条件で、これだけちゃんと写っているのは、写真の腕前ではなくただの偶然です。

             

            4898掛花入れ現在、銀座で開催中の二人展直前に仕上げて、初日に持参した掛け花入れ。置いても使えるように、少し重めの素材で造りました。現時点での最新作です。花を入れると判りますが、口を斜めにすると、花は安定し、前にせり出しますので、なんとなく生け花がうまくなったような気分になります。

             

            No.4898 銀流し銅掛花入れ  直径5cm 高さ17.9cm 重さ420g  

            税込み価格 ¥21,600

             

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            銀座 ギャラリー江 二人展初日は気温1度の寒い朝 狂い咲き その2  No.4897 酒器大

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              狂い咲き2

              一昨日は冷たい雨が、浅間山では初冠雪の便りになりましたが、その姿は雲の中。昨日は4度まで下がり、大陸から移動して来た高気圧が秋雨前線を追い出して列島を覆うので、さらに気温が下がるだろうと予想。案の定、今朝の最低気温は1度です。氷点下一歩手前。町内の標高の高いところでは、初氷の可能性もあります。昨年の同じ頃に記事を読むと、遅い台風が通過し、その後氷点下に下がっていますので、今年が特別寒いわけではないのかもしれません。

               

              昨日、仕事場の向かいで、狂い咲きのフランスギクを撮っていたら、そばに小さく地味だが群星のようにハキダメギクとナズナが咲いています。ナズナといえばこのあたりでは春一番に摘んで食べる季節の野草。新しい実がついています4897酒器大ので、もっと前から咲いていたのでしょう。外来種ですが、ハキダメギクとは誰がつけた名前でしょうか。はびこりますが、簡単に手で抜けるので、たちの悪い外来種ではありません。掃き溜めに鶴ならぬ、雀の群れと言ったところでしょう。

               

              今日から始まる銀座ギャラリー江の展示会準備の合間に、一つだけ仕上げた酒器の大です。

               

              No.4897 口径6.5cm 底径6.8cm 高さ17.1cm

               重さ455g  税込み価格 ¥25,920

               

              これから新幹線で会場に。おいでをお待ちしています。

               

              2018江DM

               

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              この秋は花の狂い咲きが多い?   No.4894,4895 酒器大小

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                狂い咲き1少し前のことですが、八重のヤマブキが狂い咲きというのでしょう、季節外れに咲いている写真を掲載しました。その頃、ツユクサがとても多かったのですが、初夏から続いて咲いていましたので、変だとは思いませんでした。数日前、ヤマブキの話をしたところ、ツユクサもという反応が返って来て、そういえば異常だなと。

                 

                変だと思って探していると、けっこう見つかるもので、フランスギクやビロードモウズイカなど、晩秋から初夏の花が今頃咲いています。お盆あけの低温(8度まで下がった)の後、少し温かくなったので、もう一度成長と開花へスイッチが入ってしまったのでしょうか。人の場合、歳とってからの狂い咲きには、良い事も悪い事もあるでしょうが、さて花の場合はいかに? 周囲の紅葉とちぐはぐなだけに、目立っています。
                 

                4894,95酒器大小またまた酒器の大小です。

                No.4894 酒器 大 口径6.6cm 底径7.0cm 

                高さ17.1cm 重さ458g 

                税込み価格 ¥25,920

                 

                No.4595 酒器 小 口径5.6cm 底径5.9cm

                高さ14.0cm 重さ304g 

                税込み価格 ¥21,600

                 

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                銀座 ギャラリー江 二人展 10月22日〜29日 Exhibition in Gallery Kou ,Ginza,Tokyo.

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                  久しぶりのブログ更新。1週間、雑用に追われ・・・・と言っても、雑用こそ大事な場合が多く、制作に較べると段取りや工程が様々で、一人黙々とはいきません。久しぶりの展示会のご案内です。半年以上、オーダー制作と新作で過ごして、今後の半年は3ヶ所の展示とまとまったオーダーが1件。連日、朝は5度まで下がって紅葉も進み、ちょっと厳しそうな冬を体力勝負でのりきることになりそうです。

                   

                  2018江DM

                   

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                  「夕焼け小焼けの歌」 対 「赤とんぼの歌」  歳とともに好みの変化で以前の作品を改造する

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                    アキアカネA縮小毎日、夕方の4時になると、地域の防災無線放送が「夕焼け小焼け」のメロディーを流す。夏場9月までは5時ですが、日が沈むのが早まるにつれて、時間が1時間早くなります。いっとき話題になった「サマータイム」とは逆です。その頃になると、亜高山帯に上っていたアキアカネが里に降りて来ます。まだ、「赤とんぼ」と呼ぶには色づきが悪いのですが、夕焼け小焼けのメロディーを聞きながら、心の中では「赤とんぼ」の歌が流れています。子どもの頃は、「追われてみたのは・・」と勘違いして、意味も解らなかったにもかかわらず、歳を重ねるごとに魅かれるようになる歌です。

                     

                    たかが鍋とは言え、やはり歳とともに感覚が変化することもあり、改造したいと感じ始めるとそのまま販売するのが嫌になります。お客様にとっては、どちらの感覚が良いとも言えませんし、様々な年齢層の方々が見ていきますので、自分が歳とともに好みが変化したとは言え、それをお客様が同じように感じることはないでしょう。以前から気になっていた大振りのグラタン皿。持ち手がないと扱いにくいかもしれません。長径側のえぐりを広げて、そこに持ち手をつけました。少し大胆さに欠けるという気もしますが、現在の好みとしてはこちらです。改造合体

                    No.4896 長円両手鍋 全長30.9cm 本体長25.7cm 幅18.4cm 

                     全高5.8cm 最低高4.3cm 重さ718g  税込み価格 ¥56,160

                     

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                    台風が温帯低気圧に変わると・・・  珍客クモガタヒョウモン  No.4893変形長円 両手鍋

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                      クモガタヒョウモン夜中に風が窓を揺らす音で目が覚める。そういえば台風が日本海側を通っているはず。4時前に起きだして、気象庁のサイトで台風情報を見ると、温帯低気圧に変わっているため、風速などの細かい情報は出ていない。進路に近い日本海側では、きっとかなりの風が吹いているだろう。収穫直前のリンゴが落ちなければよいが、台風ではなくなっても、もう少し情報を出してほしいものです。年に1度の収穫に対する不安は、毎月決まった収入があるサラリーマンには理解できないかもしれません。

                       

                      作業場の横に咲く、正確にはお隣さんの庭に咲くシオンに珍客到来。どうせどこにでもいるヒョウモンチョウだろうと、適当に2枚撮った写真ににうちの1枚。柄を頼りに図鑑をめくると、クモガタヒョウモンらしい。全国にいるが数は少なく、暖地では春に発生し、夏の間は寝て過ごすという。寒冷地ではその頃発生するらしい。翅の先端にある白い斑紋から、胴体へと連なる模様がおもしろい。

                       

                      4893両手鍋A

                      酒器40個の呪縛から解放されて、新作第1弾。2年以上前に作ったNo.4530 よりも二まわり大きく、特に深さをたっぷりとって、鍋料理向きのバランスにしました。すり切り容量は2.5リットル以上あります。実用上2リットルまではOK。

                      4893両手鍋B浅い鍋に較べると、長時間煮込む事もありますので、蓋が便利。寒さが早そうな今年の冬に向けて、ひとひねりユニークなデザインの鍋です。

                       

                      No.4893 変形長円 両手鍋 木蓋付き

                       

                      全長33.9cm 本体長径31.4cm 短径28.7cm

                      全高10.5cm 本体高10cm 最低高6cm 重さ1.39kg

                      税込み価格 ¥108,000

                       

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