冬の夕空は寂しい? 中サイズの両手鍋 銅蓋基本形 No.4920 中型的双方锅 A medIum-size double-handle copper pot with a copper lid.

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    赤岳夕陽夏の夕焼けは暑さがおさまってほっとする時間。秋の夕焼けは去り行くものを愛おしむ思索の時間。冬の夕陽はひたすら寂しい。冬は朝日が良い。などと、柄にもなく考えたのですが、写真にすると冬の朝日も夕陽も、なかなか見分けがつきません。樹々や屋根で霜が輝いていれば朝日だと判りますが。このところ乾いてほこりっぽいため、画像ではほとんどかわりがありません。モミの木の左奥に見えるのは八ヶ岳連峰の赤岳ですので、西の空、つまり夕陽だと判りますが、それはちらっと見える山が赤岳だと私は知っているからです。今日からは、シベリアから張り出してくる高気圧に被われて、冬型の気圧配置になりそう。日が沈んだ途端に急激に冷え込みますので、のんきに夕陽を見ている余裕はなくなります。

    4920両手鍋基本形

    来年2月上旬の銀座三越展は中国の春節と重なり、中国からのお客様が多いかもしれません。秋の伊勢丹では、銅蓋タイプの両手鍋が人気で、1点しか残りませんでした。次の柳の下にも同じ泥鰌がいるでしょうか。そんな皮算用とは関係なく、この両手鍋は看板商品、私の仕事を代表する作品ですので、これがなければ展示会になりません。これはもう作るっきゃないのです。

     

    No.4920  両手鍋 銅蓋基本形 直径19.2cm 本体高さ9.3cm 全高約20cm

     全重1.84kg すり切り容量約2.5リットル  税込み価格 ¥113,400

     

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    4年ほど前に作った銀流し銅カップの追加注文6点 No.4914~4919

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      大森一寿郎カップ4914~4915

      氷点下10度が一度だけありましたが、大陸から張り出してくる高気圧が比較的南よりのせいか、寒波というほどの寒さにはなりません。先日は低気圧の通過で雨になりました。気温は3度でしたので、もう数度低ければ大雪ですが、そんな気配はなく、いいお湿り。雪のない凍った地面を寒風が土ぼこりを巻き上げると、風邪ひきさんが増えます。

       

      10月下旬に銀座のギャラリーでいただいたオーダー。4年ほど前に特注で作った方からの追加注文です。その頃に較べると、銅も銀も値上がりしていますが、前回と同じ価格で受けました。円安というのは、輸出産業にとってはいいのでしょうが、原材料が上がるため、製造業全体ではマイナスです。日本全体では輸出の割合はせいぜい2割ですので、むしろ苦しい生産者が多いでしょう。国策とも言える自動車産業の犠牲になっているような気がします。

       

      オーダーされた方は、何やらおもしろそうな店を経営しているようです。そこでは、ビアカップとして使われるということ。粋ですね。評判になりそうな気がします。

       

      銀流し銅カップ  口径約5.6cm 底径約5.8cm 高さ11cm 重さ約170g

       

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      真夜中の訪問者?  久しぶりの酢重鍋 No.4913

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        真夜中の訪問者夜明け前、昨夜の積雪を確かめようと外に出ると、作業場の前を夜中に通った跡が。真夜中の訪問者は狐だろうか。いくらか千鳥足なのは、油揚げで一杯の帰り道というわけではあるまい。今年生まれた子狐はすでに独立していて、これから次の繁殖期に入る頃。雪の上に親子連れの足跡を見ることはないのは解りますが、つがいで行動することもあまりないのかもしれません。ゾロゾロと集まって動く狸に較べて、やはり狐は単独行、孤独な道行きが似合う気がします。

         

        突然、人に遭遇すると、なりふり構わず行くあてもなく一目散に、ただ前へと逃げる狸の尻を見ていると、おかしくも悲しいおろかさを感じます。その点、狐はスマートで、逃げるというより静かに立ち去り、充分な間合いを取ってからちらっと振り返る時の、眼の光が印象的です。一つ格上の孤高の存在は、古くから民話の主人公となるにふさわしいようです。

         

        4913酢重鍋大

        昨日は降り始めた雪を見ながら、久しぶりに酢重鍋の大を一つ。来年3月までにまとまった数を作らなければならないのですが、とりあえずは展示会優先。と言っても2月の展示会が終わってからのひと月あまりではこなしきれない数です。少しでも作りだめしておきたいところですが、今年も残り10日。カレンダーを見るのが怖い毎日です。

         

        酢重鍋 大 口径20.7cm 本体高さ11.7cm 全高約22.5cm 全重2.46kg

         

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        薄化粧の浅間山 氷点下10度の朝とインディアン・サマー  腐食の進んだ片手鍋修理

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          浅間薄化粧2018

          まだ薄化粧ですが、やっと冬らしい浅間山の全景。真南からですので、北からみた全面真っ白の浅間山とはかなり趣が異なります。里でも2cmほど積もった雪はすぐに融けて、冷たい西風がアシを右に傾けています。雪が融けた後はこの冬一番の冷え込みで、氷点下10度の朝。ところが日が昇ると気温はぐんぐん上昇し、まさに小春日和。昔、英語ではインディアン・サマーと習いましたが、同名の曲のようにのんびりとした気持ちで日向ぼっこをしたくなる一日でした。

           

          根本知子/片手鍋修理2018

          一週間ぶりの記事は、またまた片手鍋の修理です。今年最後の修理で、ちょっと手こずりました。内部、特に底の中央でかなり腐食すが進み、地金がえぐれています。他にもかなり多数の腐食があり、さてどうしましょうか? とりあえず、徹底的にクリーニング。えぐれた穴に残る汚れは、極小のリューター・ビットでえぐり出し、穴がいくらかでも均されるように、全体を鍛ち直します。穴の部分がなるべくふさがるように、たっぷりと錫引き。これまで同様に使っても問題がない程度には修理できましたが、今後、少し早めに錫引き修理をした方が良さそうです。最悪、穴があいて漏れるようになっても、塞ぐ方法を試してみます。

           


          パッとしなかった軽井沢の初雪  No.4912 最大級の両手鍋 銅蓋基本形 

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            初雪?昨朝とったさえない写真ですが、軽井沢の初雪? 前夜−7度まで下がって夜が明けるとどんよりとした寒空。霜の他に車や屋根の隅に吹き寄せられたような白いものが見え、雪が舞ったか梢の霜が降り注いだか。午前中、何度か白いものが舞っているようにも見えました。何ともはっきりしない初雪?の便りですが、浅間山の北側、草津では雪らしい雪が降ったようです。毎朝、1時間ほど駅前のスキー場で滑るのを日課としている知人が、コースの周りにも雪があったと書いていましたので、降ったことは間違いなさそうです。いずれ、本格的に降るでしょうから、焦る必要もないのですが、寒風が冬枯れの上を吹くとほこりっぽく、風邪引きさんが増えて困ります。昨日の夜は−8度。どんな冬になるのでしょうか。

             

            4912両手鍋基本形最大
            片手鍋修理の仕事と並行して取り組んでいた大鍋。やっと完成です。定尺(尺二の四尺=365mmx1200mm) の銅板から作れる最大の両手鍋です。年明け2月上旬の銀座三越展示の中心に置こうと思っています。プロ用の銅鍋にはこれより大きいものがいくらもありますが、家庭用としては横綱クラス、すりきり容量は4.4リットルです。

             

            No.4912 両手鍋 銅蓋基本形 直径23.2cm 本体高さ11.3cm 全高約23.5cm 

             全重2.72kg すりきり容量約4.4L  税込み価格 ¥183,600

             

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            パッとしなかった軽井沢の初雪  No.4912 最大級の両手鍋 銅蓋基本形 

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              初雪?昨朝とったさえない写真ですが、軽井沢の初雪? 前夜−7度まで下がって夜が明けるとどんよりとした寒空。霜の他に車や屋根の隅に吹き寄せられたような白いものが見え、雪が舞ったか梢の霜が降り注いだか。午前中、何度か白いものが舞っているようにも見えました。何ともはっきりしない初雪?の便りですが、浅間山の北側、草津では雪らしい雪が降ったようです。毎朝、1時間ほど駅前のスキー場で滑るのを日課としている知人が、コースの周りにも雪があったと書いていましたので、降ったことは間違いなさそうです。いずれ、本格的に降るでしょうから、焦る必要もないのですが、寒風が冬枯れの上を吹くとほこりっぽく、風邪引きさんが増えて困ります。昨日の夜は−8度。どんな冬になるのでしょうか。

               

              4912両手鍋基本形最大
              片手鍋修理の仕事と並行して取り組んでいた大鍋。やっと完成です。定尺(尺二の四尺=365mmx1200mm) の銅板から作れる最大の両手鍋です。年明け2月上旬の銀座三越展示の中心に置こうと思っています。プロ用の銅鍋にはこれより大きいものがいくらもありますが、家庭用としては横綱クラス、すりきり容量は4.4リットルです。

               

              No.4912 両手鍋 銅蓋基本形 直径23.2cm 本体高さ11.3cm 全高約23.5cm 

               全重2.72kg すりきり容量約4.4L  税込み価格 ¥183,600

               

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              残花2種  銅蓋付き片手鍋、重傷の空焚き修理

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                サルビア、ヒメジョオン残花前回の記事タイトルに「三温四寒」と書きましたが、暖かい日が4〜5日続いた気がします。一昨日あたりから冷え込み、昨日・今日はマイナス5度前後。いつ雪が降ってもおかしくない気温です。タイヤ交換の時期、周囲の自然もすっかり冬支度です。

                 

                石垣に咲く左の赤い花は2〜3週間前の写真で、今はもう枯れてしまいました。こぼれ種から生えた小さなサルビアが、やっと花をつけた様子。種が熟すまでには到らなかったでしょう。右は、今も元気なヒメジョオン。茶色く枯れた茎の下から新しく芽吹いて、小さな茎の上に小さな花。蕾もありますので、まだしばらく頑張る気のようです。

                 

                長峰泰子/片手鍋修理

                一ヶ月以上前に受けた片手鍋の修理。この浅型3カップ用片手鍋、お客様のご希望で注ぎ口を両側につけ、銅蓋を揃え、持ち手を丸い形の方に。とても使いやすい道具に仕上がり、使用頻度も高かったのでしょう。2度修理に持ち込まれて、今回は3回目の修理です。強度の空焚きで鍋本体側は柔らかく焼き鈍り、持ち手は焼けこげています。徹底的にクリーニング後、本体は全面的に鍛ち直し。形を整えながらしっかり硬く鍛ち締めていきます。その後に、鍛ち直す必要がなかった蓋とともに錫引き。新品の錫引きとちがって、修理の錫引きは困難なことが多く、今回も3回は塗り重ねました。コクタンの原木から持ち手を削りだして取り付け。なんとなく、新品のときよりちょっと良い姿になった気がします。

                全面鍛ち直しが必要な場合の修理代金新品価格の3割前後。持ち手の新調は¥3,000~3,500 です。今回は蓋の鍛ち直しを含みませんので、その分安くし上がりました。

                 


                初冬の「三温四寒」 草の紅葉  片手鍋 銅蓋の修理

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                  草の紅葉3種

                  日本海北部を低気圧が通過しているため、南から暖かい空気が入って、最低気温が5度以上で小雨。低気圧がもう少し南下すると、通過後の寒冷前線で雪になることがあります。数日前に較べると10度違う。春先なら「三寒四温」というところですが、「三温四寒」ぐらいの割合です。一昨日、300mほど下った佐久市に行きましたが、まだカラマツの黄葉が見られました。今年の軽井沢、樹々の紅葉が早めに店じまいした感がありますが、その後にふだんはあまり見られない草が紅葉しています。左はタンポポ。冬になっても、日当りのよいところでは緑のままで、背丈の低い花を咲かせることがありますが、紅葉を見たのは初めてです。真ん中は細かい葉の美しいシダ。名前は知りません。右は、前にも紹介しましたヨモギの葉です。

                   

                  小宮貴子/片手鍋修理

                  ひと月以上待っていただいている片手鍋の修理。内部の錫の状態は、塗り直しが必要ない程度に保存されていますが、持ち手は根本が焼け、本体外側の底はかなり汚れが焼き付いています。注ぎ口の変形が見られますが、焼き鈍りはありません。お話では、主にお湯を沸かすのに使っていたということで、かなり使い込んでいるようです。

                   

                  まずは徹底的にクリーニング。内側の錫も、黄ばみがうすれるように汚れ落としの洗剤と液体クレンザーで磨きます。外側は灯油と回転真鍮ブラシで、もとの銅素地ピカピカの状態に戻します。最初は気づかなかったのですが、蓋を落としたせいかつまみの根本がへこんでいます。これを内側から戻すと、つまみと蓋を接着していた錫が剥げれていて、つまみが廻ってしまいます。リベットを打ち締め、つまみを部分的に加熱して錫を融かし、完全にとめ直す作業が入りました。後は磨いて、いぶし仕上げ。新しく削りだしたコクタンの持ち手を打ち込んで、修理完成です。修理代は、錫引きが不要の場合は新品価格の1割前後、プラス持ち手新調¥3,000。その他、消費税と送料です。

                   

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                  左手で持つフライパン No.4911 左手使用的平底锅 A frying pan for the left hand.

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                    朝もやの山村

                    遠くの山並みには朝もやが漂い、近くの家からは薪を燃やす煙が流れる、いかにも初冬の山村らしい光景。仕事場から200mも行かないところで撮りました。よほど、山奥で仕事をしているように見えますが、反対を向くと、家並みがずらっと。その先には、浅間山がドーンとそびえています。写真の山並みは南軽井沢から佐久、秩父方面の山々です。そろそろ、里にも雪が降って、熊は冬眠の季節。私は冬眠する余裕もなく年末年始に向かいます。

                     

                    4911フライパン

                    二週間振りの新作。並んでいる二つのフライパンの左側です。右は伊勢丹に展示したもの。料理のプロと思われるお客様から、左手持ちで、底を広く、銅素地のままで仕上げてほしいというご注文でした。底を広げた分、高さは少し低くなります。ご家庭用の場合、少し大きめのフライパンは煮物に使いやすく、いくらか深めに作ることが多いのですが、プロの厨房では兼用に使うということはなく、用途に応じたもっとも機能的な形を求めるのでしょう。いいバランスの道具です。

                    No.4911 フライパン 左手用  直径21.5cm 高さ4.2cm 持ち手18.5cm

                      重さ705g   税込み価格 ¥51,800

                     

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                    やっと見られた浅間山の新雪  シロツメクサ最後の花?

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                      浅間の雪20181130

                       やっと、浅間山の雪が見られましたが、南斜面のためほとんど融けてしまっています。過去に降り積もった火山噴出物がいくらか浸食された西側では、へこみに筋状の雪が残っていますが東側は不気味な火口?崩壊跡? 全体が真っ白に包まれると、怖さが減りますが、この光景はどうも落ち着かない。頂上火口から8kmの距離にいることは、決して安全ではありません。1,000年に一度ぐらいは火砕流に飲み込まれますが、突然8kmも流れ下るほどの噴火が予告無しに起きることは稀なようです。前回は900年ほど前で、仕事場のあたりでは7〜8mの深さまで火砕流が被っています。

                       

                      シロツメクサ残花 左側の稜線は黒斑山。2万年以上前、この稜線の延長上に、今の浅間山より高い黒斑山がそびえていて、それが崩壊して麓を数10mの厚い土石流で埋め尽くしたそうです。こちらは予測不能、避難困難で、万が一遭遇してしまったら観念するしかなさそうです。

                       

                      自然災害に遭遇する際の、死に際の美学など興味ありませんし、平時の覚悟なんて、その時の状況やわずかな心の揺らぎでころっと変わってしまいそうです。左の写真、なんだか判りませんよね。陽だまりに1本だけ立ち上がったシロツメクサの花。多数の花が丸くぼんぼり状に咲くシロツメクサも、たびたびの霜の中でわずか数個の花のかたまりですが、なんとか咲いています。周辺にある葉の群れは冬の間も緑で元気なのですが、花はこれが最後でしょう。昼間、暖かくなると、まだハナアブの仲間は飛び回っています。

                       

                      展示会が終わって3日が過ぎましたが、戻って来た残品の汚れを拭き取ったり、お客様の名簿整理、ご希望で片手鍋の持ち手に吊り金具を取り付けたりと、雑用に追われて、まだ新作にはたどり着きません。

                       

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