プリムラ・マラコイデスの復活  ちょっと寄り道して、片手鍋深型3カップ用 No.4926

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    サクラソウその後1ヶ月ほど前に買ったプリムラ・マラコイデス4株。

    売れ残りであまりにもいじけた様子なので、かわいそうになって買ったと言うよりは、一株30円と言う捨て値につられて買い、鉢に寄せ植え。液肥と日当たりで、なんとか復活して花を咲かせています。事務と食事に使っている殺風景な仕事場の部屋にはふさわしい。ちょっと前なら、この季節にはどこの家の窓辺りにもシクラメンが咲いていて、今でも人気がありそうです。シクラメンのように豪華な花は似合わないし、一日留守にすると室内でも凍る環境なので、丈夫で多少痛めつけられても復活するところがいい。今朝は最低気温が6度前後で、多少暖かいと思ったら外は5cmあまりの雪です。

     

    4926片手鍋深3

    年明け以来、両手鍋ばかり仕上げてきたので、ちょっと寄り道して昨日は片手鍋。昨秋の伊勢丹展では、このタイプの片手鍋が売れて、上に乗せて使うコーヒー・ドリッパーは残っていたので、やはりこれがないと格好がつきません。

     

    No.4926 片手鍋 深型3カップ用  直径12.6cm  本体高さ7.9cm  全重614g

      すりきり容量950ml        税込価格 ¥43,200

     

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    あれっ!欠けているのは月の右側  少し大きめの No.4925 両手鍋 銅蓋基本形

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      20190124朝の月前の記事に載せた月の写真。満月の翌日「十六夜の月」ですが、左下が欠けているように見えました。ところが昨朝、西の空に残る月を見ると、明らかに右側ウサギの耳のあたりが欠けています。寒い夜に無理してとった一昨日の写真は何だったのだろう? カメラのレンズが歪んでいる?私の目が歪んでいる?単なる錯覚?

       

      十六夜(いざよい)の翌日はたちまち月。「立待月」で「忽ち月」ではありませんが、そちらでも意味は通りそうです。昨夜はその次、十八夜の居待月(いまちづき)、座って居るうちに昇る月ということでしょう。酒か団子でもあれば、2時間ぐらい待っているのも苦にはならないかもしれません。通婚だった平安貴族なら、朝帰りに見ることが多かったと思いますが、腹が減って月どころではなかったでしょう。平安朝の和歌は情景描写というより、歌会などの席で想像して詠んだものが多いと言われています。

       

      4925両手鍋基本形

      今回も両手鍋 銅蓋タイプ。もちろん、両手鍋が毎日できるわけではなくて、最後の仕上げ前の状態で作り貯めておいたものです。錫引きが面倒なのですが、手間がかかる所は蓋の縁の折り返し部分。苦労話をするのは、自分の技量の未熟さを自慢するようなので、まあ想像するだけにしてください。たぶん、このように複雑に折り返されている蓋の合わせ部分を、手作業で作っている人はいないでしょう。今回はすりきり容量が3リットル以上。ご飯なら5.5合は楽に炊けます。

       

      No.4925 両手鍋 銅蓋基本形  直径21.3cm   本体高さ9.9cm   全高21.5cm

       全重2.09kg    すりきり容量3リットル余り   税込価格 ¥129,600

       

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      十六夜の月にフクロウが鳴く  No.4924 中サイズの両手鍋 銅蓋基本形

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        20190122の月今朝はマイナス11度。昨夜8時に作業を終えて外に出ると、寒空の下でしきりにフクロウが鳴いている。他の鳥より繁殖期が早いフクロウは、毎年この時期になると鳴き始めます。昨年は一度も聞かなかったので、どうしたのかなと思っていましたが、やはりいるべきものがいると、ホッとします。ボ ボ ボロスケ ボ ボ と聞こえますが、昔の人は「ぼろ着て奉公」と聞きなしたようです。若い人には「奉公って何?」と聞かれそうです。私が子供の頃、「丁稚奉公」という言葉はすでにありませんでしたが、「女中奉公」と言うのはまだ子供でもわかりました。

         

        フクロウの声は10mほどのところで聞くと、相当な音量と低音の迫力ですが、音声をお届けすることもできず、東の空に浮かぶ月を撮りました。ぼろカメラにいい加減な望遠ズームで撮りましたので、いい加減な写真です。ちょっと左下が痩せているような感じがしますが、満月は前夜だったようです。と言うことは十六夜の月。これを「じゅうろくやのつき」と読むと面白くもないが、「いざよいのつき」と言うと、いかにも文学的です。で、いざよいとはと言うと、ためらいうろうろしていることらしい。月の出は毎日50分ずつ遅れるので、日没と月の出がほぼ同時に起きる満月から50分遅れで出る。忙しい現代人の感覚では、50分もうろうろしていると、待ちきれずに諦めてしまいそうです。まして、昨日は氷点下8度の中で写真を取りました。すでに月は出ていたからいいのですが、とてもじっと出るのを待っているほど風流心は持っていません。

         

        4924両手鍋基本形

        またまた両手鍋 基本形の仕上げです。今度は標準的な中サイズ。すりきり容量は2.5mリットルですので、ご飯なら楽に4合以上炊ける大きさです。

        No.4924 両手鍋 銅蓋基本形 直径19.2cm   本体高さ9.9cm   全高20.4cm

           全重1.86kg   すりきり容量約2.5リットル   税込価格 ¥113,400

         

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        小雪の朝は足長おじいさん   No.4923 小さな両手鍋 銅蓋基本形

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          足長おじいさん小雪の夜明け。浅間山は雲の中で、カメラを持って外に出たは良いが、この冬はそれほど寒くはないにもかかわらず、草花はほとんど枯れてしまっています。朝日に背を向けると、自分の長い影。こんなにスタイルが良かったら、私の人生も多少変わっていたかもしれません。

           

          子供と若者の中間ぐらいの頃に読んだ小説「足長おじさん」。頑張る少女と金持ちの善意を軸に展開するストーリーは、今なら「クサイお話」として敬遠しそうです。それどころか「足長おじさん」なる青年のいやらしささえ感じますが、時代も高度成長の上り坂で、みんな「上を向いて歩こう」の気分、こんなこともあるかと受け入れられました。それにしても、男の場合は少年・青年と書き分けられますが、この小説の主人公のように高校から大学時代の女性を表す適格な言葉がありません。「青年期の女性」には違いないのですが、「青年」と言うとどうしても男性のイメージですね。

           

          4923両手鍋基本形

          前の記事の写真そっくりですが、大きさはぐんと小さく、両手鍋として通常作っている中では最小。3カップ用片手鍋に仕上げるサイズです。余裕の3カップですので、すりきり5カップ、1リットルです。煮物・汁物の他に、ご飯を炊くなら、、らくらく1合半炊けます。

          No.4923 両手鍋 銅蓋基本形  直径14.6cm   本体高さ7.3cm

            全高約16cm 全重934g        税込価格 ¥64,800

           

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          冬の一日は早い  2019年最初の仕上げは、No.4922 両手鍋 基本形

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            冬の一日

            1月も下旬に入り、日没がかなり遅くなっています。日の出はというと、早くなっているはずですが、意識して外に出ないと確認できません。4時には起きているので、日の出の方角に窓がないだけです。部屋に強い朝日が差し込むと、なんだか早く働けと言われているような気分。朝飯前に氷点下10度前後の中、カメラを持って外に出たくないだけです。

             

            夕暮れ時、火の見櫓の向こうは八ヶ岳方向。山をこえたレンズ状の雲がゆっくりこちらに向かって流れてきます。寂しげですが落ち着いた時間。まだ晩飯には早く、もう一仕事。寒いせいか、冬は特に腹が減ります。

             

            4922両手鍋基本形

            新春第1作・・・今頃なんだと言われそうですが、10日以上前に形は仕上がり、錫引きをサボっていた・・・嫌な仕事は後に回してまとめてやろうと。しかしこの季節、インフルエンザにでもかかって仕上がらないまま銀座三越の会期を迎えたらと、少し心配になってきてました。「馬鹿は風邪ひかない」という通り、5年に1度ぐらいしか風邪で寝込むことはないのですが、もしかすると今年が5年目ということもあり得ます。インフルエンザの記憶もありませんし、ワクチンも受けたことがありません。

             

            No.4922 両手鍋 銅蓋基本形  直径20.9cm  本体高さ9.8cm  全高約21.3cm  

             全重2.05kg  すりきり容量約3.1リットル    税込価格 ¥129,600

             

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            2019年最初の展示は「銀座三越 7階 リミックススタイル」2月 6日〜12日

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              あっという間に新年も19日がすぎて、気が付いてみれば、新春のご挨拶をしたままその後の記事は皆無。正月ボケ?連日氷点下10度の寒さで冬眠?・・・なんて余裕はなく、2週間後に控えた展示会の準備でひたすら作り続けています。昨秋の伊勢丹では、両手鍋がほとんど売れてしまい、その補充が中心。鍛ち終えた鍋が鈴引きと仕上げ待ちで並んでいます。あまり好きではない鈴引き作業を後回しにしているだけです。いずれやらなければならないのに・・・。

               

              2019銀座三越DM

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              明けまして おめでとうございます

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                2019年賀状

                 

                元旦にあたって、この一年の抱負でも書くべきところですが、暦がかわったからといって特別何か異なるということもなさそうです。毎日、いつもいつも考えることと言えば、一つでも多く作りたいということ。素晴らしい出来映えの作品を作りたいとか、誰かを超える作家になりたいと思うことなどなく、展示会の直前でなくてもやはり一つでも多く誰かの手もとにと思う。

                 

                一つ仕上げると次、というより仕上がった時には既に次のものが途中まできています。仕上げについては、無理のないバランスのとれた姿、流れるように自然な曲面というぐらいでしょうか。具体的に何かを象徴していることもなく、使いやすいようにとは考えますが、かと言って簡単便利で万能な道具を作ろうとという気もありません。使いやすさと言うのは、万人共通のところもありますが、人によって要求が異なる部分もあります。年間百数十点しか作れないのですから、99人の人に合わなくても、自分にぴったりと感じる一人と会えればいいのです。心底そう思えるようになると、肩や腕の力が抜けて「無念無想」の境地、私の場合はむしろ仕事とは別の事を考えながら手は自然に動くようにならないかと、あえて抱負と言えばそんないい加減な気持ちでしょうか。どうすればそうなるかと言うと、結局は一つでも多く作ることに尽きそうです。

                 

                 


                2018年最後に、売れ残りのプリムラ・マラコイデス No.4921 かんつけ

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                  プリムラマラコイデスクリスマスとは無縁の暮らしですが、部屋が余りにも殺風景なので花でもと思い、ホームセンターを覗くと、シクラメンなど華やか過ぎて二の足を踏んでしまいます。何か相応しいものがないかとキョロキョロ。一番奧、隅っこに半ば捨てられていたような売れ残りと思われる何株か。ほとんど花はついておらず、しかし葉の緑はまだ活き活きとしています。一株30円。捨て値としか言いようのない価格で4株買って鉢に。

                   

                  子供の頃、桜草といえばこの花を指していたような気がします。花茎が高く伸びて、小さな桜型のピンクの花がびっしりついて、窓べりで威張っていました。その頃から、プリムラという名前は知っていたのですが、今はプリムラといえばプリムラ・ポリアンサを指すようです。この花はプリムラ・マラコイデス。さてこの4株、それらしく立派に育つのでしょうか。2019年、最初のささやかな願いです。

                   

                  4921かんつけ

                  2018年、最後の作品となってしまいました。作りかけの両手鍋がいくつも転がっていて、仕上げたかったのですがタイムアウト。毎度、悔いやら思いやら雑念やらをたくさん残して、一年が終わってしましました。カッコつけて言えば、だから明日を生きる力が・・・満足しきって終わるとそこでThe Endなんて言うのも、ファウストのような大物ならともかく、私には似合いません。ただ「残念」の文字が浮かんで来ます。

                   

                  No.4921 かんつけ 全長22.7cm  本体長20cm   全高13.5cm   本体高8.1cm

                   幅10.4cm   重さ504g       税込価格 ¥75,600

                   

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                  本格的な冬型で中程度の寒波到来  両手鍋の素材と制作途中

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                    2018122903時天気図昨日28日、町を来るまで走っていると中学生の下校時間。終業式で制服姿、荷物を一杯持って国道を歩いている。3連休で22日に終業式だった都会の学校からまるまる1週間遅れで冬休みに入りました。東京よりはるかに寒い冬ですので、むしろ早く休みにしてあげたいぐらいなのですが、世間が休みになると忙しい軽井沢の大人達にとっては、子どもを学校であずかっていてほしい。正月はゆっくり出来る家庭と、忙しく猫の手も借りたい家庭に分かれます。

                     

                    昨日は最高気温がマイナス1.5度で真冬日。今朝マイナス10度近くに下がっています。昨日一日中寒かったので、3時半に起きると室温0度。これは灯油ストーブが床の近くを測るためで、1mぐらいの高さでは3度。天気図は移動性の高気圧ではなく、シベリアにどっしりと中心を据えた寒気団が張り出して来て、西高東低の縦縞等圧線を描いています。今夜から各地に大雪の情報も。まあ、間違いなく冬ですね。

                     

                    両手鍋制作道具今年最後の銅板仕入れが届き、借金年越しは嫌なので即、代金振込。素材を買い込む時はいつも、さあ作りまくるぞと決意しますが、さりとてガチャポンガチャポンとできるわけではなく、一日が終わってみればまあこんなものかと納得。来年の展示会場に、道具と制作途中の状態を一つ展示できないかと言われて送った写真です。素材と道具、鍛ち絞る途中の状態や作りかけの持ち手とつまみ。

                     

                    丸く切り出した銅板は底(中心部)から外側へと、同心円状に鍛ち絞っていきます。外側の艶がないところはは焼きなましたままの柔らかい状態。鎚の跡がついている光っているところは、内側に向けてへこましたところで、すでに硬化しています。外縁まで鍛つと、半径は1cmほど絞り込まれ、再度焼き鈍して鍛ち絞ります。深さによって5回から10回、その作業をくりかえすと、あらかたの形が完成。実はその後の仕上げ鍛ちの方に時間がかかります。

                     

                    さて、今年も最後の追い込みですが、制作途中のものがいくつも年を越しそうです。

                     

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                    冬の夕空は寂しい? 中サイズの両手鍋 銅蓋基本形 No.4920 中型的双方锅 A medIum-size double-handle copper pot with a copper lid.

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                      赤岳夕陽夏の夕焼けは暑さがおさまってほっとする時間。秋の夕焼けは去り行くものを愛おしむ思索の時間。冬の夕陽はひたすら寂しい。冬は朝日が良い。などと、柄にもなく考えたのですが、写真にすると冬の朝日も夕陽も、なかなか見分けがつきません。樹々や屋根で霜が輝いていれば朝日だと判りますが。このところ乾いてほこりっぽいため、画像ではほとんどかわりがありません。モミの木の左奥に見えるのは八ヶ岳連峰の赤岳ですので、西の空、つまり夕陽だと判りますが、それはちらっと見える山が赤岳だと私は知っているからです。今日からは、シベリアから張り出してくる高気圧に被われて、冬型の気圧配置になりそう。日が沈んだ途端に急激に冷え込みますので、のんきに夕陽を見ている余裕はなくなります。

                      4920両手鍋基本形

                      来年2月上旬の銀座三越展は中国の春節と重なり、中国からのお客様が多いかもしれません。秋の伊勢丹では、銅蓋タイプの両手鍋が人気で、1点しか残りませんでした。次の柳の下にも同じ泥鰌がいるでしょうか。そんな皮算用とは関係なく、この両手鍋は看板商品、私の仕事を代表する作品ですので、これがなければ展示会になりません。これはもう作るっきゃないのです。

                       

                      No.4920  両手鍋 銅蓋基本形 直径19.2cm 本体高さ9.3cm 全高約20cm

                       全重1.84kg すり切り容量約2.5リットル  税込み価格 ¥113,400

                       

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