名前の変化、普遍性と影響  No,5089,90 コーヒードリッパー

0

    スイセン群落前ふたつの記事で、植物の名前について触れました。いかにもと言う名前もあれば、どうしてこんなという名前もあります。地方によって異なることが多く、万葉の時代の「あさがお」は桔梗だったというように時代でも変わります。一般の文章では一つの種に色々な名前が登場するのも面白いのですが、学術的な文章では普遍的に使われる名前でないと混乱します。

     

    「新型コロナ」という呼び名が登場した時、真っ先に思い浮かべたのが昔の大衆車。「新型コロナ絶賛発売中!!」なんて感じで、広告があふれていたのではなかったでしょうか。もう40年も前になるかもしれません。今はもうコロナという名前の車はありませんが、私の仕事場を見回しただけでもコロナ社製の暖房器具が4つ。風呂釜もそうです。きっと、その会社は迷惑しているだろうなと想像できます。世界にはコロナビールもあれば、コロナという都市名町名もあります。

     

    コロナの意味は王冠。英語ならクラウンですが、「新型クラウン」と呼んだらきっと、大自動車会社からクレームがつくでしょう。世界標準では今回の感染症の名前はCOVID-19、ウィルスの名前はSARS-CoV-2。コヴィッド19とかサーズコヴ2とかで、特に呼びにくい名前でもありません。世界標準の呼び名があるのに、不快な思いや実害が生じる日本だけの名前で呼ぶことはないでしょう。インターネットで検索するときも、世界中で流れている情報から隔絶されて、日本だけの狭い情報しか見られないことになります。少なくとも、一次情報に接する機会が減ります。

     

    少し前に「新型インフルエンザ」が流行りました。今はもうその名前を聞きませんので、すでに終息したと思っている人が多いでしょうが、新型フルエンザは普通の季節性インフルエンザとして毎年多くの感染者を出しています。新型クラウンも、新型と呼ばれるのはしばらくの間で、その後は普通にクラウン。そして何年か経つとまた「新型クラウン登場!」ということになります。今回のウィルスもすでに多様な変異を遂げていますし、医学会ではさらに毒性の強い新型が登場することを恐れています。いいかげん、医学界までも日本でしか通じない「新型コロナ」の呼び方をやめた方が良いのではないでしょうか。

     

    ちょっと嫌味を書いたところで、「いつになったら新型が登場するんだ?」とお客様からお叱りを受けそうなほど、毎度同じものばかり作り続けています。名前も「昔の名前ででていま〜す」

    5089,90コーヒードリッパー左が旧来型のコーヒードリッパー 。右は一部を真鍮製に変更した新型コーヒードリッパー です。形はそのままですので、新型というよりはマイナーチェンジにすぎません。

     

    左 No.5089  全銅製 釣り台底径130mm 高さ180mm

    右 No.5090  一部真鍮製 底径130mm 高さ179mm

    各 税込価格 ¥44,000

     


     


    コメント
    コメントする








       

    Profile

    Calender

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>

    Recent Entry

    Category

    Archives

    Comment

    • 春の雪は湿っぽくて重たい  No.4816,4817 酒器 大小
      ひろ
    • 春の雪にまだ硬く防寒態勢のオオヤマザクラの花芽 No.4808,09 銀流し銅酒器 小大
      ひろ
    • 銅蓋につく真鍮のつまみ/工程と形について  The brass knob of copper pot lid / About the shape and the production process.
      あい
    • 夏2題 台風一過の夕空と高原のアサギマダラ
      noriko hashimoto
    • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
      寺山
    • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
      大阪のoyaji様

    Links

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM