アヤメの花の微妙な違いの原因は環境?遺伝子? No.4834 両手鍋 丸縁銅蓋
作業場の横にあるアヤメが、隣の公民館のアヤメから2週間遅れで咲き始めました。日当りがいくらか悪いせいでしょうか。かなり濃い色で、青と紫の中間。この系統の色は写真にするとかなり変わってしまうことがあります。通常、花の写真はせいぜいコントラストと明るさを調整するぐらいで、色のバランスには手をつけませんが、青系の花はなるべく実物に近い色合いにすることがあります。かなり赤を強くしましたが、実物はもっと紫に近い色です。
青系の花で色の変化が激しいものにアジサイがあります。ピンクから空色まで場所によって違ったり、同じ花が咲き始めと終わり頃では変化したりもします。アジサイの場合は土壌の酸性度によって変化するのではないかと思いますが、アヤメではどうでしょうか。
右の写真は公民館のアヤメです。「アヤメ」の名のもとになったあや模様、垂れ下がった花びらの根元の柄が白く広がり、明らかに作業場のあや模様とは異なります。遺伝形質がことなる別系統の株だということで、必ずしも栄養や日当りのせいではないようです。このような、自然の変異を見つけて、園芸家は品種改良に利用するのでしょう。
昨日の仕上げは小振りの両手鍋 丸縁銅蓋タイプ。「一人鍋」とよんでいる大きさですが、折り返し部分までの容量は1リットル以上あります。外国暮らしの方からのオーダー制作で、来月には海を渡って・・・実際は空を飛んで、ですが。なんでも「大は小をかねる」というものではなさそうです。手頃な大きさの道具は使い易いばかりではなく、使う楽しさや愛着が湧くという点では、優れています。出番が多く、「価格対使用頻度」の点でも高い評価が出来そうです。
No.4834 両手鍋 丸縁銅蓋 外径20.3cm 内径18.2cm 本体高さ6cm
全高約14.5cm 全重1.15kg 税込み価格 ¥78,800
JUGEMテーマ:アート・デザイン
- 2018.05.29 Tuesday
- 両手鍋 Double-handles Pots
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