薬草?毒草?まさかの健康食品?  ホニャラな形の浅い両手鍋 No.4727

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    作業場の入り口に咲くコンフリー。西ユーラシア原産で日本名はヒレハリソウ。毎年勝手に生えてきて、1mほどの大きな株になるので入り口を塞いでも困りますが、一株だけは刈らずにおいています。昔のように食べることはなく、となると花ぐらいは見ておかないと残した意味がない。一時は健康食品としてもてはやされ、天ぷらにしたことがありますが、特別美味しいものではなかった記憶があります。そのうちに、大量に食べると肝臓障害をおこすといわれて、一気に評判を落しました。寒さには強いらしく、軽井沢の道端で時々見かけます。

     

    もてはやされたり見捨てられたりは植物に責任がありませんが、本来は骨折の薬として原産地では重用されてきたそうです。どうも、日本人の健康食品嗜好というのは、いわゆるXXブームに見られるとおり、オーバーヒートしがちです。健康のためなら紅茶に生じた怪しげなキノコ(カビ?)でも、ありがたがって食べる始末。冗談でしょうが「健康のためなら死んでもいい」と。テレビで変なオシさんがOOは健康に良いというと、夕方にはスーパーの食品売り場でOOが売り切れるという話が有名です。食べるものに限らず、流行に踊らされやすい国民性。マイナーどころか絶滅しそうな仕事をしていると、皆で同調して一色に染まりやすい社会はどうも生きにくい。しっかり自分の好みと考えで選んでくれる人が頼みの仕事です。

     

    昨日の仕上げは、久しぶりの大物。もちろん昨日一日でポコッと出来るわけではなく、だいぶ前から少しずつ手がけてきて、昨日はラストスパートでゴール。ホニャラなデザインの両手鍋はもう少し深めに造ることがお多いのですが、今回は浅く、ソテー、オーブン料理やパスタ、オードブル皿やサラダなど洋食向きですが、すき焼きなんかも豪華に楽しめます。中心部は丸くしましたので、木蓋をのせて使うことも出来ます。そのままお洒落なメインディッシュになるデザインですが、意外に夏は冷たい蕎麦や素麺をどかんと盛って、まわり中から箸をのばすなんて使い方もありそうです。
     

    Mo.4727 両手鍋  全長38.5cm 全幅29.8cm 全高7.5cm 中心部直径25.7cm 重さ1.35kg

    税込み価格 ¥129,600  木蓋付き

     

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