春は道端の小さな花から

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    オオイヌノフグリ3月早朝の気温はまだ氷点下の5度ですが、ひな祭りも過ぎて、昼間の陽射しは強く、日当りの良い道端を温めている。春告げ鳥と呼ばれるのはウグイスですが、その声が聞かれるのはまだ1ヶ月以上先のこと。もし、春告げ花は?と聞かれたら、このオオイヌノフグリがイチ押し。一面に咲きそろうと、木の葉の間から春の空がこぼれ落ちているような風情ですが、周辺で最初に見つけた株はやっと5輪の小さな花です。

     

    ハコベ3月今朝は薄暗いうちからキツツキがダダダダ・・と木をたたくドラミングの音がしています。春の花をもう一つ。花と言うより草全体が春を告げているように感じるのは、食べられるからでしょうか。子どもの頃は飼っていたニワトリやジュウシマツに食べさせたハコベ。この辺りでは春の若菜摘みと言えばナズナですが、それより早くみずみずしさを提供してくれます。一年中卵を産むように生理を改造されたニワトリにとっても、冬の終わりを告げる若葉を食べることは喜びだったのでしょうか。

     

    ノボロギク別株3月道端の花をもう一つ。春一番に飛ばされた落葉の下の隠れていたのでしょうか。気づいた時には立派な株になっていたノボロギクです。この花が冬を越す様子は、少し前にご紹介したばかりですが、この株はみずみずしい緑で花のガクも蕾も緑.いかにも春を迎える彩りですが、綿毛の種が熟しているところを見ると、雪の下でも花をつけていたのでしょう。原産地では軽井沢よりさらに厳しい寒さに耐えていたと思わせる強さがあります。

     

    この3種のうち、ハコベだけが日本在来の植物ですが、「ハコベ」という呼び名は国産だけでも18種あると言われるハコベ属の総称、一般にハコベとよんでいるのはコハコベ。オオイヌノフグリとノボロギクは明治の始め頃に入ってきた外来種。維新の開国を一番に享受したのは、植物達だったようです。

     

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