真鍮の丸棒を熱しながら、鍋の持ち手を作る

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    日の出冬至の頃に撮った日の出。一番手前のボロ屋根が作業場です。暖かい朝でしたので、霜も降りていませんが、今朝はマイナス10度。寒波様のお越しです。世間はすっかり年末モードで、スーパーの売り場配置も正月用品がのさばっています。セットのお節料理を予約する人もいれば、5日も前から手料理で準備する人もいるのでしょう。年末年始もなく仕事が続きそうですが、観光地軽井沢には、休暇を楽しむ人々のために、自分の休暇は後回しという人がたくさんいます。昔ほどではありませんが、田舎に残った長男の家は、都会に出た兄弟家族の帰省で大忙しがしということもあります。そんな地域では、自分たちの新年を旧正月に変更しても良さそうです。1月末の展示会が終了してから、私も新年をゆっくり楽しみたいと思います。

    持ち手を作る鍋本体を鎚ち終ってから、細かい仕事が続きます。最初に真鍮の丸棒から持ち手を作るのですが、鍋の側面のカーブに合わせなければなりません。最初の頃は持ち手も銅で作っていました。雰囲気はいいのですが、強度を持たせるために太めの丸棒を使用しますので、その分重くなります。真鍮にかえたことで、少し軽くし上がり、印象も明るくなりました。

    真鍮は銅より硬く、伸ばしたり曲げたりするのに、何度も加熱して鎚たなければなりません。鍋本体は焼き鈍した後に冷えてから手で持って鎚ち絞りますが、持ち手は熱いうちに鎚って成形します。ヤットコでくわえなけ
    真鍮持ち手ればなりません。右上の写真中央は西洋金床(アンビル)と呼ばれる鉄の塊で、馬の蹄鉄を整形するのに向いた形をしています。No.4467両手鍋の持ち手を作っている途中の状態で、黄色い棒が持ち手の素材。弓なりに湾曲させたものは持ち手になり、その間にある中央と両側を広げたものが蓋のつまみになります。鍋に合わせながらあらかた成形したあと、よく焼き鈍して、酸で洗い、冷えた状態で手で持って仕上げます。
     
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