大きい鍋を試作中

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    大きい鍋の試作

    大きい両手鍋のオーダーが続きました。一つは「おでん鍋」。おでんダネが重ならないように広く浅い両手鍋の注文です。深さは7〜8cm、直径30cmのご希望です。いつも使っている銅板の幅を考えると、ぎりぎりその大きさが作れるかどうか、際どいところです。そのバランスでは最近の制作例がないので、とりあえず鎚ってみました。結果は高さは8cmで直径が29cm。1cm足りませんが、さてどうしよう。これはべつの形に仕上げるとして、もう一度新たに鎚つことにするか、迷うところです。オーダーに対する意地ってものがあります。

    深い方は大量のリンゴジャムを煮たいと言う方からの問い合わせ。ご希望のサイズを決めていただくのに、こちらに充分なデータがありません。とりあえず今、手持ちの銅板で最大のものが、どんな寸法と容量に仕上がるか、試作することにしました。この二つは同じ大きさの銅板から鎚っていますが、深い方はまだ仕上げ鎚ちの手前です。深く絞ると直径が小さくなるのですが、比例するわけではありません。1cm深くすると、直径が1cm短くなるわけでもありません。その上、容量も少し変わりますが、いずれの数字も、鎚ち加減で変わります。小型中型のものでは、いろいろ作ってデータの蓄積もありますし、鎚ち加減でそれほどばらつきませんが、大型のものは試作した方が早いと、頭で考えるのを中断しました。試作品が注文通りのサイズにならなくても、最近大型の両手鍋の人気が出ていますので、売れることは間違いありません。それどころか、次の展示会に出せる大振りの両手鍋は、二つ前の記事のものしかない有り様です。なんだかんだ言っても、作るしかないのです。

     
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