修理について

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    クロイトトンボ
       (池や沼によく見られるクロイトトンボです。)

     ここに紹介しています銅器は、ほとんどがふだんの暮らしの中で使われるものです。食べものを入れたり、火にかけたり、オーブンに入れたりと、工芸品の範囲を超えた苛酷な使われ方に耐えるように作っています。しかし、それでも時には落としたりぶつけたりで変形することもあります。うっかり空焚きする事もあります。また、そのような失敗をしなくても、長年使っているうちに、内外にこびりつきや焦げ付きが出来たり、内側の錫が薄くなって地金の銅が見えて来る事もあります。

     素材の板金や金属棒から、全工程を手打ち・手作業で作り上げてありますので、手間はかかってもほとんどの場合、修理できます。修理しても使い続けていただけることは、それを作った者にとって、とてもありがたいことです。修理が必要な場合や、あまりに汚れてしまい一度きれいに戻したいときなど、どうぞご連絡ください。

     かなりの大がかりな修理でも、もとの価格の3割ぐらい、通常は2割ぐらいの修理代ですが、お送りいただいた時点で必要があれば見積もりします。失敗を恐れずに身近な道具として、どんどん使い込んでいただきたいと思います。

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