名前の判らないイトトンボ  No.4898 銀流し銅掛花入れ

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    イトトンボ

    「君は誰?」 小さくて名前もわからないまま、とりあえずかがみ込んで撮った写真。しばらく前のものですが、図鑑やウェブで調べても正体が不明のまま、放置してありました。イトトンボには違いありませんが、図鑑の写真は標本を上から写したもののため、横から見た色や柄の違いがさっぱり判りません。オオアオイトトンボの雌?

     

    イトトンボの仲間は色が美しく、金属光沢の輝きをもつものが多い。これが倍の大きさだったら、さぞ人気がでるだろうが、川縁でじっと観察していないと、なかなか気づかれません。仕事場の脇に来てくれることなど滅多にあることでは・・・気がつかないだけかもしれませんが。花の写真でもと思って手持ちの標準レンズで外に出て、眼に留まってしまった。さてどうしよう?、静かにそっと、逃げないでねと念じながら撮ったものです。日陰の地際という最悪の条件で、これだけちゃんと写っているのは、写真の腕前ではなくただの偶然です。

     

    4898掛花入れ現在、銀座で開催中の二人展直前に仕上げて、初日に持参した掛け花入れ。置いても使えるように、少し重めの素材で造りました。現時点での最新作です。花を入れると判りますが、口を斜めにすると、花は安定し、前にせり出しますので、なんとなく生け花がうまくなったような気分になります。

     

    No.4898 銀流し銅掛花入れ  直径5cm 高さ17.9cm 重さ420g  

    税込み価格 ¥21,600

     

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    小さな酒器と同じデザインの花入れ No.4768  明日から伊勢丹新宿店の展示です。

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      4768花入れさて、明日から東京、伊勢丹新宿店で展示です。間際になって、バタバタと作るのはいつもの事ですが、前の銀座展で売れたものは、やはり補充しておきたい。酒器を並べていると、眺めているお客様の感じで、酒器ではなく花入れだと思っていることがよくあります。酒器は食品を入れるために内部には錫引き。花入れは水がいたみにくいように内部は銅のまま仕上げます。錫引きしているものに花を入れても、悪い事は何もありませんが、花を生けた後でお酒を入れると、やはり匂いが残ります。兼用にはしない方が良さそうです。どうしてもという方には、中に入れられる銅の落しを別に制作します。

       

      この花入れ No.4768 上端の直径5.7cm 底径5.8cm 

      高さ15cm 重さ380g  税込み価格 ¥21,600

       

      明日から一週間、毎日展示会場に通います。朝は開店の10時半に着くようにしますが、夜は6時頃までになりそうです。遅い時間においでの方は、携帯 090-4180-2478 にご連絡いただければ、会場でお待ちします。

      2017伊勢丹新宿展DMブログ用

       

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      丈夫で長持ちルドベキア シワシワの花びらヒナゲシ  重く仕上げた掛花入れNo.4742

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        ルドベキア近頃、あまりヒマワリを見ない。特に背が高い堂々としたヒマワリ。まだこれからかもしれません。ホームセンターでは背丈の低いヒマワリが鉢植えで売られているが、ミニチュアダックスフンドみたい。小さい犬はまだ存在理由があるでしょうが、小さいヒマワリを植えるぐらいなら、今の季節は黄色い花がいくらでも咲いている。オオキンケイギクのように特定外来植物として駆除しなければならないほどです。

         

        この花、ルドベキアと呼ばれ、駆除の対象ではありませんが、特に注目もかわいがられもしていません。横向いて咲けば、ヒマワリと間違えてくれるかもしれませんが、管状花の部分が広くない上に、ヒマワリのように種を食べる楽しみがない。丈夫で長持ちがとりえの花です。

        ヒナゲシ/アップ

         

        次はヒナゲシのドアップ。雨風に当たって倒れているものが多い。頼りない茎に大きすぎる花のせいでしょう。その上に、花びらはシワシワ。茎が細く、花びらが薄いために、隅々まで水分が回らないのだろうか。昆虫を呼び寄せる何か良いことがあるのかもしれません。しかし、そんなしわしわでは薔薇の花に馬鹿にされるでしょうに。ヒナゲシは麻薬成分がないと言われていますが、虫が食べている様子がない。こんな頼りない花びらは、虫がついたらあっという間に丸坊主になりそうです。

         

        4742掛花入れ

        昨日の仕上げは、少し小振りにした掛花入れですが、厚い地金を使って重いので、置いて使うのも良いでしょう。ヒナゲシは水揚げがどうか知りませんが、薔薇でもルドベキアでも合いそうです。花が前にせり出し、立体感が楽しめます。

         

        No.4742 銀流し銅掛花入れ 高さ18.4cm 直径4.6cm 重さ429g 

        税込み価格 ¥21,600

         

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        遅霜にやられ成長を諦めて花を咲かせたアサガオ  No.4739 掛花入れ

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          アサガオ開花アサガオがやっと咲いて、さあ夏です。梅雨前線と言って良いのかも判りませんが、前線は北海道よりさらに北へ。強い小笠原気団に押し上げられたというのではなく、オホーツク海側に高気圧が出来ず、大陸から移動してきた低気圧に引っ張り上げられた感じ。次に移動してくる高気圧で、また押し下げられるかもしれません。

           

          それでも待望のアサガオが開花。ナスターシャムの種と一緒に蒔いたのですが、晩春の低温で芽がやられて茎が伸びず、地際につけた3個の蕾。他の数本はそれでもふたたび芽を出し、なんとか茎を伸ばし始めています。茎がないこのアサガオは、とりあえず花を咲かせて、その後茎を伸ばすことが出来るのでしょうか。あるいは、はやばやと種を作って仕事を終えるのかもしれません。当分、観察の対象ができました。透明感のある優しい色合いですが、これを薄幸な美しさと感じるのはあまりにも人間の思い込みですね。

           

          4739掛花入れ

          二つ前の記事と同じ作品に見えますが、銀流しの柄を上下反転して、下ぶくれにしてみました。良し悪しは使う人の好みです。酒器のように円筒形の全周に銀を流すと融けた銀が下にだれるので、ペン皿やこのように一面のみの銀は、融かして塗り付ける工程がいくらか楽です。その分、帯状に一周させるのと違い、デザイン力が問われます。中期縄文土器の文様が、それ以後の全周帯状の連続文様と違い、造形と飾りの混然とした上下のつながりを持つ自由な感覚を取り入れてみようと。しかし、まだ形の自由さは出せていません。自由と言うのは意図して出すと、わざとらしいウソっぽさが見えるのが怖いところです。

           

          No.4739 掛花入れ 高さ19.7cm 直径5.3cm 重さ383g

          税込み価格 ¥23,760

           

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          梅雨はどこかに消えてしまいそう。 モダンさと非対称のバランスを狙った掛花入れ No.4737

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            未明に15度を切る涼しさで、起きると半ズボンでは寒いぐらい。昼間の暑さとの差が大きく、このところ夕立もありません。あいかわらず梅雨前線は消えたり、北の方に出来たりと安定しないまま、そろそろ梅雨明け宣言(ほんとうは梅雨なんてなかった?)が出るかもしれません。

             

            雨不足気味の東日本でも、花壇の花は元気です。近所に咲くシャジンの仲間。外来の園芸種でしょう。在来の近縁種では、イワシャジンなどの高山植物がありますが、花の数は少なく、かえって岩場に咲く貴重な美しさが印象に残ります。たくさんあると言うことは、必ずしも美を強く感じさせることにはならないでしょう。

             

            庭で育てるなら在来のソバナが一番近い。花の色はもう少し空色にちかく、傾いた長い茎の片側に花が並んでいます。山菜として馴染みの深いトトキ(ツリガネニンジン)の花はさらに淡い青ですが、花の数はたっぷり。他にも、この辺りで自然に見られるシデシャジン。都会の花壇ならともかく、個性豊かな野生種が人工的な園芸種に取って代わられるのは、育てている人の努力(たいていは年輩の方が暑さ寒さの中で)を見ているだけに、ちょっと残念な気がします。

             

            昨日は掛花入れを一つ仕上げ。左右対称でない柄で、しかもシャープでモダンな感じを出そうと思いました。この形の花入れとしては大きめのサイズです。後ろの穴を長円形にしてみました。倒れる心配のない場所なら、そのまま置いても使えます。

            No.4737 掛花入れ  直径5.3cm 高さ19.4cm 重さ377g  税込み価格 ¥23,760

             

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            本州の梅雨入はまだかもしれない  ハテナな柄のNo.4725 掛花入れ

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              20170623予想天気図昨日は雨と曇り。今も南九州では強い雨のようです。一昨日、天気図の流れを載せて、これでやっと梅雨入かと書きました。今朝になって、明日23日(金)夜の予想天気図を見ると、前線の位置がまた南下しています。南九州地方にはかかってきますが、本州は高気圧が通過。天気予報も長野県辺りでは今日明日が晴れで、24日(土)から雨。

               

              昨日の雨を、ラジオでは「梅雨の中休みが終って・・・」と言っていました。中休みと言うのは梅雨の状態がしばらく続いた後に数日間の晴れ間をいうのでしょう。現実に一度も梅雨らしい雨はなく、梅雨前線も本州まで北上していなかったにもかかわらず、気象庁が梅雨入と言ったから今は梅雨だと言う報道姿勢。気象情報はネットに公開されているにもかかわらず、自ら情報を解析して考えることをしないで、与えられた結論だけを鵜呑みする報道。毎日晴れていたのに、言われたとおり今は梅雨だと信じて疑わない国民。社会のさまざまな場面で知性の崩壊が起きているように感じます。農業が盛んな長野県には、気象を判断し農作業のスケジュールを組むために、昔からの様々な言い伝えがありました。

               

              4725掛花入れ

              こんなことばかり言っていると、なんでも疑う嫌な性格と思われそうです。今日ご紹介する花入れのハテナ?なデザイン、『?」の点がない。「テンデギモンニナラナイ」と洒落たつもりではなく、カチッとシャープなデザインの花入ればかりだったので、ここは一つホニャラな柄で遊んでみました。軽い造りです。

               

              No.4725 銀流し掛花入れ 直径4.3cm 高さ17.8cm 重さ202g

              税込み価格 ¥19,440

               

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              今日から梅雨? No.4724 花入れ

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                ムラサキツユクサ

                ドアップで紫の花二つ。作業場の前に並んで咲いています。アヤメの方は終りに近く、ムラサキツユクサは咲き始めです。同じ紫色に感じていましたが、写真にするとムラサキツユクサの方は赤みが強いことに気づきます。ツユクサは梅雨ではなく露草でしょうが、今日からやっと梅雨が始まりそうです。ですが、北上してきたのは停滞前線ではなく梅雨前線と呼んで良いものなのか、もしかすると低気圧が通り過ぎた後、再び大陸から移動性の高気圧が流れてくるかもしれません。南の小笠原気団と北のオホーツク気団(シベリア気団)が張り合って、梅雨前線が出来る構図とは少し違うようです。梅雨のないままいつの間にか夏になるか、あるいは寒いまま秋になるか、私の気象知識程度では予想がつきません。気象庁さんもコンピューター任せではなく、いつもとちょっと違う時こそしっかり考えて発表して欲しいところです。

                 

                4724花入れ昨日の仕上げは写真左の花入れ。右にある同じデザインの酒器より1cmあまり長くしました。特に理由はないのですが、内側に錫を引く手間が要らない分、長さをおまけです。1割ほど重くなって、小さいながらも安定します。頭の重い薔薇でもだいじょうぶでしょう。

                 

                この春、酒器のオーダーをたくさんこなした惰性で、パイプから作るものが続いていますが、来月始めの栃木県宇都宮市大谷の展示会に向いているかもと言う思惑もあります。今年にはいって、手元に花入れの在庫がまったく無い状態でしたので、酒器の慣性力があるうちに花入れもまとめて作っておきましょう。

                 

                No.4724 銀流し銅花入れ  口径5.3cm 高さ15.2cm 重さ380g  

                税込み価格 ¥21,600

                 

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                刈り取られたムシトリナデシコの赤と白  No.4722 掛花入れ

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                  ムシトリナデシコ赤白

                  子どもの頃、と言えばすでに半世紀以上前のことですが、家の花壇にムシトリナデシコの濃いピンクの花が咲いていました。特に珍重されていたわけではありませんが、かと言って邪険にされることもなく、どうやって虫をとるのだろうかと不思議に思っていたことを覚えています。調べてみると、対になった葉の下の茎に粘液が出て、虫が捕まるらしい。その虫を消化して栄養にするわけではなく、受粉の役に立たない蟻が来て蜜だけを盗むのを妨害するためとあります。ピンクの方の写真では、葉の下で茎が帯状に変色しているが、その部分がネバネバするのだろうか。今度触ってみようと思っていたら、昨日、町内会の役員が刈り払ってしまった。

                   

                  勝手に生えている外来種だから、刈り取られても文句は言えないが、なぜかもっと始末が悪い外来種のフランスギクが一株残されている。野生のハッカも小さなヤマブキも一緒に刈られているので、特に考えがあって選んでいるようではない。ムシトリナデシコはヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用に入れられたものらしい。近くに生えているオオキンケイギクやオオブタクサのように、生態系を撹乱するほどの害はなさそうです。結局は人間の「花を愛でる心」なんて、それぞれ勝手気ままなものと悟るしかなさそうです。

                   

                  4722掛花入れ昨日は仕事を半日だけ、といっても通勤時間もないので、朝の暗いうちに起きだすと、けっこう6〜7時間になります。仕上げたのは掛花入れ。No.4718 より一回り太く、ズッシリ重くしましたので、置いて使っても安定しています。もちろんひっくり返らないわけではありませんが、それでも割れる心配はないのが銅の花入れのいいところです。

                   

                  No.4722 銀流し銅 掛花入れ   直径4.7cm 高さ17.9cm 重さ420g

                  税込み価格 ¥21,600

                   

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                  あたりまえすぎて対象外の外来種 No.4717酒器大/4718掛花入れ

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                    ハルジョオン最近やってきた新参者の外来種に対して、すでに他所者として意識されることも少ないハルジョオン。長寿になったとはいえ、日本人の記憶はせいぜい3〜4代前の侵略しか問題にされないなかで、それ以前に侵入して広がっているものはもう当たり前に存在するものと認識されるのかもしれません。これほど広く繁殖していながら特定外来種として駆除の対象にされることはありません。あるいは、対策の立てようがないほど増えてしまったものは目をつぶるしかない、ということでしょうか。

                     

                    ひと月ほど遅れて花が咲くヒメジョオンと似ていますが、ハルジョオンの蕾はうなだれています。葉の基部は耳型と言うかハート形と言うか、へこんでいます。「春女苑」「姫女苑」と書きますが、「女苑」とはなんでしょう? なんとなく雰囲気はありますが、ネットで検索しても春・姫なしの女苑は見つかりません。女園と同じ意味でしょうか。昔、あまりにもあたりまえにどこにでもあることから、アメリカでどこにでもいる名前のジョンからつけたという説を聞いたことがあります。犬にもよくつけられる名前のジョンからきているとすると、女苑のもつ何やら意味ありげで不可解なおもしろさは一気に消え失せてしまいます。

                     

                    シロツメクサこちらもまた、どこにでもある外来種。明治の始めに、戦争に勝ちたい新政府は、江戸時代のあいだ極端に小さかった日本人の体格を、欧米列強並みに大きくしようとして、肉食を勧めました。国策で牧場を作り、飼料として導入された植物の一つがシロツメクサ。四葉探しをしたり、茎の長い花で首飾りや頭飾りを作ったりと、昔から子どもの遊び相手。大柄のアカツメクサ(ムラサキツメクサ)はさらに昔、乾燥させて陶器などの梱包材料、クッションに使われたことから詰草と言われたらしい。クローバーと呼ぶ方が言いやすく、「四葉のシロツメクサ」と言う人はいません。

                     

                    4717酒器大/4718掛花入れせっかく酒器のオーダーから解放されたと言うのに、旧軽井沢のDark Eyes で酒器の大が売れたらしい。小さい2種類は残っているようですが、やはり3種並べて選んでいただきたいので、昨日も酒器作り。一緒に掛花入れを1点。シャープなデザインにしてみました。

                     

                    No.4717 酒器 大 口径6.6cm 高さ17cm 重さ449g 税込み価格 ¥25,920

                    No.4718 掛花入れ 直径4.2cm 高さ17.2cm 重さ315g 税込み価格 ¥19,440

                        地金の厚さ2mmで細いながらもかなりの重量感。上縁は斜めに切ってあります。

                     

                     

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                    三連急?三連窮?三連泣?  置いても使える掛け花入れ No.4603,4604 Two copper flower vases with silver stripe, for hanging use.

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                      161223夜明け仕事場の前から見る日の出。今年も残り1週間で、気持ちばかりが焦ります。沈む夕陽を見るとますます焦りそうで、せめて始まる一日への期待をこめて朝日を見る事にします。夏でも暗いうちから動き出すのが常ですが、冬至直後の今頃は起き出してから夜明けまでの時間が長い。暗いうちに活動すると、得をした気分が味わえます。東側、群馬県境の山並みとほぼ同じ標高の地にいますので、雲海がなければ日の出は水平に見られます。山間地では山に遮られて日照時間が短くなりますが、のっぺりと広い軽井沢の高原では、日の入りもほぼ水平、物理的には日照時間は長い。しかし、霧や雨が多いため周囲の佐久地方や上田地方に較べると、気候統計的には日照時間が短いようです。昨日も大鍋の修理依頼が入り、これは年明けの仕事。
                      掛け花入れ4603,4604

                      昨日の仕上げは掛け花入れ2点。同じものです。お正月に間に合うようオーダーを受けました。金属器生産の本場に住む方からのご注文で少しばかり緊張しますが、技術よりデザインや機能重視の作品ですので、どこのものが優れているというのではなく、姿が好まれて用途がぴったりという事でしょう。もの造りでは技術、デザイン、機能性いずれも重要ですが、伝統工芸と違うのは、私の場合用途=機能性が最初にあって、長く使って満足感を感じてもらえるデザイン性、それを実現するための技術、という順番になります。

                       

                      No.4603,4604 銀流し銅 掛け花入れ  高さ18.5cm 直径5.3cm 重さ約360g

                      後の穴直径8mm   税込み価格 ¥22,680

                       

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                      予想より遅れた雪  花入れにも化ける水差し No.4122

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                        201611.24.未明の雪昨日23日は伊勢丹相模原店の会場へ。これまで何度も展示してきたところですので、以前にお買い求めいただいたお客様から修理のご相談が2件。とてもありがたいことです。休日はお客様の流れが夕方早くに減って、レストラン街や地下の食料品売り場に移動するのが通例ですが、昨日は特に早い。関東甲信越全域に夜は雪という予報が出ていたせいでしょう。帰りの軽井沢駅では雪を覚悟してきましたが、8時に着いた時にはその気配がまったくなし。暗い空を雪雲が覆っている様子もありませんでした。

                         

                        今朝は3時ごろ、うっすらと白いかなと言う程度でしたが、5時には写真のようにかなり降っていて、積雪は2cm程度。まだまだ降りそうな気配です。気温はマイナス4度台。


                        4122水差し/花入れ今日、ご紹介します旧作。数年前にお店のお客様からタンブラーをというオーダーで作ったものです。通常は直接口が触れるカップやジョッキ、ぐい飲みは作らないのですが、お客様とお話する機会がないままのオーダーでした。 ちょっと不安を感じながら納品しましたが、案の定そのままになって、それからしばらくそのお店に展示されていたものです。直接唇に触れても良いように、上縁は滑らかに仕上げて、内部の錫と外部の銀は隙間なく被せてあります。どっしりと重さがあり、形は花入れとしてもいい感じです。そのまま花を生けても問題はありませんが、中に入れる銅の落しをつけて、値段を変えずに再登場させました。その分。お買い得価格になっています。直接花を入れませんので匂いや汚れが残らず、お好み次第で水差しや麺つゆ入れ、ジョッキとして使うこともできます。

                         

                        No.4122 銀流し銅水差し/花入れ  上端直径7.2cm 底7.4cm 高さ17cm 

                        すりきり容量460ml  重さ643g  銅落し 直径5.1cm 高さ16cm 重さ232g

                        税込み価格 ¥27,300   伊勢丹相模原店の会場で、花をいけて展示中です。

                         

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                        暖かさは雨とセットで / 掛け花入れの口が斜めに No.4586,4587

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                          2016.11.21.夜明け数日間、プラス5度前後の暖かい朝が続いていますが、雨や曇り空で温もりを楽しむ感じにはなりません。暗いうちに事務仕事を終えて、朝日を見ようと外に出れば、下界はまだ雲海の下らしく、太陽も雲海の上に数段被さる雲を通してぼんやりした光。これが夕陽だと、もっと温かみを感じる色合いになるのでしょうが、昨朝は寒々とした夜明けでした。

                           

                          前線をともなって低気圧が次々と西からやってくるので、不安定な天気が続いています。いっそすっきりと冬型に落ち着くと、かえって寒さの中で陽射しの温かさを感じられるようになります。というのも、軽井沢は内陸ど真ん中でどんよりと雪雲に覆われることが少ないからでしょう。日本海側では、気温がそれほど低くならないにもかかわらず、寒さが身にしみることになります。そろそろ里も一度ぐらい、雪化粧しそうです。

                           

                          今日から、伊勢丹相模原店の展示会が始まります。通常より一日早く、8日間。明日は世間の休日らしいので、会場に出かける予定です。その前に、足りないものを作って持ち込みます。数を稼ごうというわけではありませんが、昨日は花入れ2点の仕上げ。

                           

                          4586,4587掛け花入れどちらも同じデザインの掛け花入れですが、太さの違い、重さの違い。ストレートな形の掛け花入れは、口を斜めにすることが多く、壁や柱に掛けて花を生けると、花が多少斜め前に傾きます。花に立体感が出て、壁に密着した窮屈な印象を避けられます。口の縁を丸く外に広げているのは、斜めに張り出す花の茎を傷めない、当たりをやわらげる効果が狙い。どちらの細工も、単調な筒状の形に、アクセントをつけることにもなります。

                           

                          No.4586 掛け花入れ 直径5.3cm 高さ17.8cm 重さ354g 税込み価格 ¥22,680

                          No.4587 掛け花入れ 直径4.3cm 高さ17.6cm 重さ193g 税込み価格 ¥19,440

                           

                          2016.11.22.相模原伊勢丹DM

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                          浅間山の雪がいつ里に?  No.4578花入れ

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                            2016.11.3.浅間2度目の雪

                            浅間山2度目の冠雪は11月3日。「晴れの特異日」らしく快晴の早朝、前夜の雨が山では雪に。隣の剣が峰も白くなっていますので、確実に雪は里に向って降りてきています。浅間に七たび雪が降ると里も雪にと言われていますが、里の初雪はもう少し早くやって来ます。白ギク今朝も氷点下ですが、湿度が低いせいか、霜が車のガラスにびっしりと張り付いているような事はなく、初霜におきまどはせる白菊の花という感じではありません。日当りの良い石垣で元気に咲いています。このあたりの家では、浅間山の焼け石で石垣を作ります。噴火の際に火砕流となって流れ落ちて来た岩ですが、黒くガサガサの岩肌で陽射しを受け止めて、温かいのかもしれません。

                             

                            黄ギク同じ石垣の黄ギクもまだ花盛り。大輪の菊にくらべると、小菊は適応力が高いのでしょう。背丈は短く、いかにも耐寒性を感じます。伊勢丹新宿店の展示会も今日が中日。開店が10時半と他より30分遅く、一本後の新幹線でぎりぎり間に合います。出かける頃には寒さも落ち着いて、まだ着膨れ状態で東京に向う事にはなりません。会場には6時すぎまでおりますので.どうぞ気軽に声をかけて下さい。

                             

                            4578掛け花入れ展示会前に仕上げた最後の作品ですが、展示二日目には早くも売れてしまいました.もちろんオーダー可能です。No.4576と写真ではそっくりですが、、こちらは大きく、直径が5.5cmあります。置いても掛けても良い花入れです。

                             

                            No.4578 花入れ(掛け花入れ)

                            直径5.5cm 高さ18.6cm 重さ366g

                            税込み価格 ¥22,680

                             

                             

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                            11月1日の浅間山初冠雪  掛け花入れNo.4576

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                              16.11.1.浅間初冠雪1

                              既に2日経ってしまった旧聞ですが、霜月11月の初日、月代わりを景気づけのような初冠雪の浅間山。山の雪も里の雪も、最初だけはワクワクしながら眺めていますが、何度か雪かきするうちに、もういい加減にしてくれと思うようになります。昨日、伊勢丹新宿店の展示から帰って軽井沢駅に降りると、気温は4度で小雨。今朝の気温は1度台ですので、もしかすると町内で雪が舞ったところがあるかもしれません。10月中の初雪を何度か経験しています。もっとも、浅間山の頂上も一部は軽井沢町ですので、町内の初雪は10月中で、初積雪が11月1日と言うべきかもしれません。伊勢丹の展示会場には6時頃までおりますが、それ以降もお電話いただければお待ちします。(携帯 090-4180-2478)

                               

                              4576掛け花入れ小振りの花入れです。ストレートな形ですので、壁や柱に掛ける「掛け花入れ」としても具合が良さそう。後ろに簡単な丸穴をあけました。

                               

                              人やネコが倒す心配のない場所なら、一輪挿しとしておいても良いでしょう。350gで充分な重さがあります。掛け花入れの口を斜めに切る事が多いのは、花が少し前に傾いて、壁に密着した窮屈な感じを避けるためです。立体感がでます。つる性の植物を挿しても合いそうです。銀流しの部分はシンプルにまっすぐ。幅27mm。すっきりとした印象に仕上げました。

                               

                              No.4576 銀流し 銅花入れ(掛け花入れ) 直径4.2cm 高さ17.1cm 重さ351g

                              税込み価格 ¥19,440

                               

                               

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                              色あせたノコンギク、残花と種  一輪挿しNo.4575

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                                ノコンギク残花と種仕事場の道沿いに咲いていたノコンギク。秋が深まって花びらの色もあせてきました。それでも萎れることがなく、櫛の歯が抜けるように花びらは一枚一枚落ちていきます。寂しい光景ですが、汚く感じることはありません。花びらが落ちた後は中心部が丸く残り、いつの間にか短い綿毛をびっしりとつけた種に変わっています。植物にとっては種をつけて子孫を残す事が一番の目標でしょう。寂しくてもそれなりの美しさを感じる所以かもしれません。

                                 

                                今日、ご紹介します一輪挿し。高さが13cmあまりの小さなものですが、重さは282gと4575一輪挿しずっしり安定感があります。上部全体に銀をながしてありますので、渋い色のドライフラワーも合いそうです。花入れの場合は内部に錫を引きません。その分、同じ形と大きさの酒器より、いくらか低い価格。実験した事はないのですが、銅イオンの効果で中にいれた水が腐りにくく、花持ちがいいと言われています。使用後はお湯で流して、内外をくるっと乾拭きしていただけるといいでしょう。内部の見える範囲をきれいな銅色に保ちたい場合は、軽く濡らしたスポンジの硬い側にクレンザーをつけて、内側だけをくるくるっと磨いて下さい。和花・洋花どちらにも合う一輪挿しです。

                                 

                                No.4575 銀流し 銅一輪挿し  直径4.4cm 高さ13.2cm 重さ282g

                                税込み価格 ¥19,440

                                 

                                 

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                                シンプルなデザインほど線と形に緊張・・・No.4488 花入れ

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                                  4488花入れ
                                  昨日土曜日は、昼頃から急に雪になって、瞬く間に地面は白く変わりました、その後は雨。夜半まで降りましたが、気温が低かったのか、残雪はあまり融けず、夜があけると雨水と雪と水をすって生き生きとした緑の苔が、朝日に輝いていました。

                                  No.4484 に続いてオーダーの花入れです。今回のご希望は酒器と同じデザインで花入れに、と言うことで太さは酒器小、高さは酒器大のサイズ。すっきりと立ち上がった印象です。色と鎚目がシンプルなだけに、形が崩れると目立ちます。曲線とは言えないほどに変化する線の緊張感が重要なポイント。壁や柱にかけられるように裏の穴をあけて、上縁は斜めにする事で「正面」のある生け花
                                  になります。花はいくらか前にせり出し、立体感がでます。苔と雪縁を僅かに丸く広げることで、花茎を傷つけません。もちろん、置いて使っも安定します。


                                  No.4488 銀流し銅花入れ 口径5.8cm 高さ19cm 重さ370g
                                  税込み価格 ¥24,840 (本体価格 ¥23,000)

                                   
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                                  9ヶ月ぶりの花入れ制作・・・No.4484 銀流し銅花入れ

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                                    4484花入れ久しぶりの花入れです。大丸神戸店でのオーダーです。記録を見ると9ヶ月ぶりの花入れ制作。展示会に追われて、鍋ばかり作っていたということです。花の道具とお茶の道具は、ついつい後回しになってしまいました。

                                    花入れは火にかけるわけではないので、自由な造形に挑戦できるはずです。水盤にような浅いものなら、一枚の銅板から絞って作ることになりますが、このように深いものは、パイプから作ります。いきおい、太さと長さの違いだけで、同じような印象になりがちです。銀で被う部分と銅の色分けと、鎚目で変化をつけます。今回のものは中央部で絞り込んだ形です。お客様のご希望で、上縁は斜めにしました。壁際や仏壇に置く場合は正面がありますので、斜めにする事で花が前にせり出し、立体感のある生け方になります。上縁をフラットにすると、四方から見る場所向き、食卓の上で回りから見る生け方に向いています。

                                    No.4484 銀流し銅花入れ  口径5.9cm 高さ20.6cm 重さ405g
                                    税込み価格 ¥24,840  (本体価格 ¥23,000)

                                     
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                                    春らしい贈り物の組み合わせ・・・酒器と花入れ

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                                      4345酒器小4346花入れこのブログをご覧下さった方からのオーダーです。お祝いの際に贈られるようです。結婚や新築など、あるいは進学や就職で親元を離れる若い人には、ぴったりのお鍋がいろいろありますが、フォーマルな場合や年上の方に贈られる時には不向きかもしれません。こういう組み合わせの良さを、逆にお客様から教わった気がします。

                                      ご夫婦向きですが、もちろんどちらが男性・女性向けとは申しません。目に見えるところで使われる道具ですから、きっと皆さんで楽しんでいただけるでしょう。共通するデザインの組み合わせで、お祝いの気持ちを込めて制作をオーダーされたことも伝わると思います。

                                      写真では判りませんが、花入れの方は酒器に較べて地金が厚く、小さいながらも重量感があります。一輪挿しとして使いやすい色合いで、和花、洋花、ドライフラワーでも合いそうです。今頃なら、瑞々しい新緑の葉をちょっと食卓にそえても楽しいでしょう。

                                      酒器の使い道は、もう言うまでもありません。花入れは水が傷みにくいように内部は銅地金のまま、酒器は錆が出ないように錫引きしてあります。

                                      No.4346 花入れ  口径 4.6cm 高さ 16.2cm 重さ 364g
                                      No.4345 酒器 1合用  口径 5.7cm 高さ 14cm 重さ 300g

                                       
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                                      小さいけれどしっかり、重量感のある花入れ No.4248 Small but heavy copper vase.

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                                        4248花入れ 伊勢丹展示の直前、最後に作ったのがこの花入れです。小さく、シンプルな柄ですが、しっかりと重さがあり、長い年月の使用に耐えるものです。もちろん、銅鍋も丈夫に作り、修理も可能ですので、長く使っていただけますが、火にかける事もなく、静かに飾られる花入れの耐久性は格段。倒れても割れる事がないのは、当たり前と言われそうです。

                                        銅の花入れは殺菌力があり、水が傷まず、花の持ちが良いと言われています。木の花入れなどの「おとし」に銅の筒が使われます。

                                        No.4248の上部は銀ローを融かして被せています。今回は銀の含有量が高い銀ローを使用しましたので、以前のものよりいくらか白みが強くなりました。僅かにコントラストが鮮やかになったと思います。小さなものですので、ちょっと存在感を強めた、というところです。

                                        今回の展示では、花入れの出品は二つだけです。いろいろ作りたかったのですが、時間が足りません。売り場に立つ自分と、仕事場で作る自分の二人がいるといいのですが、そうも行きません。今のところ体力の衰えを感じることはありませんが、機械ではなく人間である限り時間は有限である事を考えなければならない年齢です。

                                        No.4248 花入れ  高さ 約16cm  外径 約4cm  重さ 334g

                                        税別本体価格 ¥18,000
                                        納品済み。オーダー承ります
                                         
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                                        高島屋でオーダーされた花入れは北海道へ・・・No.4185

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                                          4185掛け花入れ

                                          先月の日本橋高島屋二人展では、ブログに何度も言い訳を書くはめになりましたが、大雪で新幹線も止まり、週末の3日間会場に行けませんでした。一番お客様が来られる土日で、軽井沢で雪かきしながら歯ぎしりしていたのですが、考えてみれば東京も降ったのですから、お客様も出かけるのには難渋されたと思います。最後の二日間は何とか車を掘り出し、道を開け、駅までヨタヨタ走りながらも何人かの歩行者をのせて、駅前駐車場では車を入れるスペースだけの雪かきをし、新幹線に乗るや別世界の天国に思えました。

                                          苦労して東京に出たかいがあり、二日間の売り上げはいくらか回復。その中でも、たまたまお名前の音が私と同じと言われたお客様が、記念にと言ってオーダーされたのが上の写真です。北海道からおいでという話で、もしかすると大雪で足止めになっていたのかもしれません。展示中の二つの花入れをご覧になられて、デザインは右側と同じものを左側の大きさと形で、というオーダーです。適当な置く場所がないので、掛けて使いたいというお話。一ヶ月の猶予をいただき、先日納品しました。雪がまだ残る軽井沢とほぼ同じ気温のところですから、まだ野の花には早く、きっと切り花で「進水式」をされた事でしょう。

                                          掛け花入れは上端を斜めにする事で、いけた花が前に傾いて立体感が出ますし、何本も入れた時に良い具合に開きます。

                                          税別本体価格 ¥23,000

                                          納品済み オーダー承ります

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