本日6日(水)、日本橋三越2人展の初日です      持ち手なしでスッキリと、四角縁銅鍋 No.5555

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    5555四角鍋このクソ暑いさなかに鍋料理でもないだろうと言われそうですが、秋には食卓の真ん中にコンロを据えて囲みたい鍋。タイプとしては両手鍋なのですが手をつけていません。持ちやすく両手鍋にしようか、すっきりしたデザインのままで行こうか迷ったのですが、お客様の希望で後からでも持ち手をつけることができるので、まずは手無しで。横からタオル手拭い一本で両対角を下から持てばいいのですが、大きなものなのでコンロに乗せてからお湯を入れた方が安全。

    以前、角を90度のシャープな印象のものを方形鍋という名で作っていましたが、今回は鈍角でゆったりした感じ。食卓での馴染みがいいかしれません。折返し部までの容量は約2リットル。

    No.5555  四角縁銅鍋
     対角線328mm 幅294mm 内径229mm 全高95mm 折返部高60mm 折返部容量約2L
    税込価格 ¥143,000

    今日から日本橋三越本店、本館5階クリエーターズテーブルで2人展が始まります。会場には10時半ごろから6時ごろまでいる予定ですので、おいでの折には気軽にお声をかけてください。ご一緒する陶芸の古荘美紀さん、落ち着いた渋いおとなの魅力溢れる作品です。私へのお問い合わせは携帯090−4180−2478へお願いします。
    2023日本橋三越DM

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    漫画から読み解く若い世代                  何年ぶりだろうか、フォンデュー・セット No.5537

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      漫画5点

       

      上段の左の二つ「ReLIFE 」と「ブルーハーツ」の作者は夜宵草さん。下段右は「銀の匙」で荒川弘さん、左は「VINRAND SAGA」幸村誠さん。

      幸村さんと荒川さんは70年代生まれで私の娘たちの世代。夜宵草さんの年齢はわからないが、たぶんもう一世代若そう。この3人の作品に共通するのは、もう人間が大好きでたまらないこと。夜宵草さんにいたってはメロメロのおのろけに近い。

      もう一つ共通する彼らのメッセージ、「人は変われる」・・・そして「やり直せる」。我ら高齢者が集まると、「若い人が何を考えているのかわからない」とか「彼らは冷たい」とか「自己中」だとか・・・それって、彼らの言葉を受け取る己の感性が枯れてしまったということじゃないのか。もうやり直しがきかないと諦めちゃったのかな?

       

      右の2冊は絵画や小説では描きにくい、漫画やアニメの力を感じる物語。限られた人にしか見えない「蟲」の存在。無機的な自然と生命との間に蠢く原初的な存在を「蟲」と呼び、それに取り憑かれる人と、そこから救い出そうとする蟲師ギンコとの交流を描く。

      空間にも時の流れにも静かな「間」があり、読む者は心躍らせるというよりは、するっとその世界に身を置く。一つ一つの物語の主だった登場人物、男女と少年だったり少女だったり・・・しかし毎回ほぼ同じ顔で描かれる。それぞれの思いを描いても、あえて強い個性を消しているようだ。時代も社会も曖昧模糊とした物語の舞台。明瞭に描くこととは逆の、なにか霧や煙の中で彷徨うような・・・しかし、人間てそんな生き方しているんじゃないかと。

      自分の個性とか生き様とかを声高に語る自意識過剰な漫画が多い。俺が救う!私が守る!と眦をけっして叫ぶ人たちが巷にも溢れている。

       

      4437フォンヂューセットたぶん3年ぶりだろうか、フォンデューセット。もっと前かもしれない。2本のツルの材料の寸法などを記録したノートを、2年前の火災で焼いてしまい、いくつもあるパーツの材料の寸法採りにちょっと手こずった。

      ツル鍋の容量は折り返し部までで950ml。実用上750mlとすると、チーズ500gとワインが適量か。

      下の火皿にのせる固形燃料は火力が強すぎるようでしたら、アルミホイルでシュウマイのように包んで、口を小さくすると良い。食卓の遊び道具ですが、ツル鍋単体でもガスや電気コンロで使用できます。

       

      No.5537 フォンデュー・セット

       ツル鍋 外径157mm 内径144mm 本体高80mm

       折返し部までの容量約950ml 重さ640g

       つり台高さ264mm 直径127mm 重さ454g

       火皿 直径63mm 重さ63g

       総重量1.16kg            税込価格 ¥99,000

       

       

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      日本橋三越本館5階スペース#5 展示中の銀流し銅花入各種  ギリギリ間に合った玉子焼き器小 No.5371

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        花入各種日本橋三越の展示会場に並ぶ花入各種。右端のものと手前の2点以外はかけ花入としても使えます。白い部分は銀を流して塗りつけ、黒っぽいいぶし銅とのコントラスト。とは言っても、陶器やガラスの花入に比べると渋い。割れないのが一番の特長で、100年経っても「先祖伝来」の道具として残っているかもしれません。渋い色の器は逆に華やかなな洋花、赤いバラ一輪、落ち着いた茶花、野の花、ドライフラワー・・・なんとでも調和しそうです。

         

        5271玉子焼き器小23日の展示会前日に仕上げた玉子焼き器小。前回の銀座三越でお買い上げいただき、今回もなんとか間に合わせたかったものですが、送品に間に合わずギリギリ滑り込みで初日に持ち込み。

         

        No.5371 玉子焼き器 小

         外寸で縦190mm 横122mm

         高さ33mm 重さ842g

        税込価格 ¥55,000

         

         

        この週末、26日と27日は日本橋三越の会場にいます。

        日本橋三越私の春じたく

         

         

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        気候が不安定な中で、ヤマボウシの実は今年も豊作       展示会にないと寂しい玉子焼き器 No.5287

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          ヤマボウシ実

           

          今朝は久しぶりに強烈な朝日。春以来ずっと気候がどことなく落ち着かない。オオヤマザクラやコブシの実が今年はならなかった中で、ヤマボウシの実は豊作。ちょっと硬めの赤い皮の中は、白いスポンジ状の果肉でほんのり甘い。昔の子供はわずかな甘さを求めて食べていた。ドウダンツツジの花の奥、サルビアの筒状の花をつけね。腹の足しになるようなものではなくても、ささやかな楽しみ。今も野生のサルたちはヤマボウシの実をむさぼる。クマはどうでしょうか、食べているのは見たことがありません。熟してそのまま落ち踏むと滑るが、まあ目立つ色なので踏むことはあまりない。庭や街路樹にたくさん植えられているので、何か利用方法があるとよいのですが。

           

          5287玉子焼き器小展示会のたびにこれがないとなんとなく寂しい。今回はすこし小ぶりの玉子焼き器。卵の大きさにもよりますが、2〜4個。インスタグラムでお弁当の写真を見ていると、ソーセージ、唐揚げ、玉子焼きは人気が高い。この中で、食材と道具と仕上がりの繋がりが濃い玉子焼き。シンプルな料理ですが、黄色い断面には文化が詰まっているような気がします。

           

          No,5287 玉子焼き器 小 以下内寸で

           長さ189mm 幅123mm 深さ30mm

           地金の厚さ1.8mm  重さ849g

          税込価格 ¥55,000

           

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          開花は早いが花は小さい今年のコブシとオオヤマザクラ。小さなキュウリグサ。    「一人鍋」No.5223 つる鍋

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            オオヤマザクラの開花です。今年は例年より早いと言われていますが、コブシの白と並んで咲く濃いめのピンクが楽しめそうです。しかし、コブシも桜も花が小さい。今朝も氷点下2度で、まだこれから何度も遅霜がありそうです。小さい花といえば右のキュウリグサ。例年より元気にたくさん咲いています。アップで撮るとルリソウやワスレナグサの仲間だと実感。瑠璃草と勿忘草のカッコイイ名前に比べると、胡瓜草とはいかにも俗な命名ですが、子供がこの草を揉んでキュウリの匂いを感じていた微笑ましい光景を想像して良しとしますか。ワレモコウもキュウリの匂いがした記憶がありますが、そちらは胡瓜草とは呼ばれず、吾亦紅なんてちゃっかりいい名前をもらっています。オオヤマザクラはまだ大きく開く前のせいか、色素が凝縮したかのように濃密な色彩です。ソメイヨシノが上品な京菓子ならば、こちらは桜餅なら道明寺? 花が咲いているうちに開く葉もあでやかで食欲をそそります。

             

             

            小さなつる鍋、「一人鍋」と呼ぶのがふさわしいサイズですが、麻婆豆腐とか牛すじ煮込みとか、脇役料理なら3〜4人でもいけそう。行儀悪く鍋焼きうどんを鍋から直接とか、夜食の雑炊を木のスプーンでとか、誰も見ていないところで野趣をお楽しみください。

             

            No.5223  つる鍋   外径162mm  内径149mm  本体高さ79mm 全重689g

              折り返し部までの容量約1.1リットル                 税込価格 ¥60,500

             

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            誰があけたのか、残雪の上に穴だらけの落ち葉         7年ぶりに作った玉子焼器 大 No.5205

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              枯葉と残雪昨日は少し強い雨。騒々しい作業中も雨音が聞こえるほどでしたが、夕方が近づく頃にはその音も消えて、外に出ると雪。地面が白くなる程度でしたが、気温は下がって今朝はマイナス7度。ジェットコースターのように寒暖が変化する季節です。雨と雪で花粉症はいくらか楽ですが、今年は症状が重いという人が多い。マスクをしていてもインフルエンザと疑われないことが救いです。

               

              軒下に大量の雪が滑り落ちる場所や、駐車場の隅に押されて積まれた雪がまだ少し残っています。その上に穴だらけの落ち葉。虫が食った跡なのか、自然のほころびとは違うような感じです。虫だとすると、この季節の活動するのはダニなど小さなもの?子供の頃は、こんな穴をじっと見ていると、人の目や口に見えたり、動物や魔物の顔が浮かんできたり、いまよりずっと感性が鋭かった気がします。

              玉子焼器を作るのは2年ぶり。展示会ではお客様の多くが手にとってその重量感を確かめる道具です。しばらく一回り小さな物を作っていましたので、このサイズは7年ぶり。ずっしりと重いもですが、測ってみると1.3kg弱。小ぶりの両手鍋とあまり違いませんが、重心から離れたところを持つ片手持ちのものは重く感じます。火にかけている間はせいぜい傾ける程度で、フライパンのように振ることもないので、重さはあまり気になりません。地金が厚い方が卵がきれいに柔らかく仕上がります。洗うときには要注意。他の陶器などはシンクからどけてください。

               

              No.5205 玉子焼器 大  内のりで縦193mm 横163mm 深さ35mm

                持ち手部全長163mm 重さ1.27kg                 

               

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              石垣の隙間で冬も生き延びるシダの緑             いま人気の雑炊にぴったりのつる鍋No.5199

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                シダと雪石垣の隙間に名前も知らないシダが雪に負けずに緑を保っています。コケの中には冬でも元気なものが多いのですが、シダの多くは枯れて春になると芽吹きます。ワラビ、ゼンマイ、コゴミなど、シダ植物の芽生えを山菜として食べることがあります。決して多いわけではなく、硬かったり筋っぽかったりアク抜きの手間をかけるほどの味ではなかったり。

                 

                緑のまま冬越しするこのシダはもちろん食べられないでしょう。近年増えたニホンジカの通る場所ではないが、この石垣のすぐ横の十字路にカモシカが立っていたのを去年見ました。石垣のすき間で食べられなかったのか、気づかなかったのか、よほど不味いのか。まわりにもっと美味しそうなクローバーなど、冬でも枯れていない植物がありますので、食指が動かなかったということでしょう。冬はコケを食べて過ごすトナカイなら見逃さないかもしれません。

                 

                5199つる鍋

                久しぶりに少し大きめのつる鍋です。今、人気の雑炊にぴったり。片手に茶碗、片手で台所からぶら下げて食卓へ。両手鍋より持ちやすい。民芸風の木のおたまが似合いそうです。

                No.5199  つる鍋  外径206mm  内径190mm  本体高さ83mm

                  全重1.01kg  折り返し部までの容量約1.7リットル

                税込価格 ¥81,400

                 

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                低気圧の通過で、強い風に飛ばされた初洗濯物        No.5187 遊び感覚で使える小舟鍋           

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                  202101071200天気図昨日の夜、軽く運動して今朝は2021年最初の洗濯。気温が比較的暖かなので外干し。昼前ごろから強風が吹き始め、何度も洗濯物が飛ばされ、諦めて部屋干しに。最初の洗濯ぐらいはスカッと乾かしたかったところですが、そのうちに雪も混じって、と言っても吹雪というほどではなく、強風に白いものが混じっているというぐらい。室内でも隙間風を感じます。

                   

                  年越し寒波と騒がれた割には、寒さは意外に腰砕け。例年、正月前後に一度、季節外れの大雨が振ることが多いのですが、流石に今年はそれがありません。弱い冬型の気圧配置が続いて、最低気温はマイナス10度〜マイナス3度。今日の天気図を見ると、なかなか強い低気圧が前線をともなって移動しています。寒冷前線が通過した後は結構強い冬型の気圧配置になりそう。レーダー画像を見ると、日本海側は雪雲がびっしり。七草がゆの日ですが、春まだ遠く、今夜は冷え込みそうです。

                   

                  5187小舟鍋

                  暮れに続いて小舟鍋をもう一つ。前作はすでに宮崎のギャラリーに送りました。オーブントースターに入る小振りのものですが、結構、存在感はあります。用途も自由。直火で、素早い煮物や好みの油で焼き物、さらにオーブンで仕上げ。遊び感覚で楽しめる道具です。

                   

                  No.5187 小舟鍋  全長229mm 本体長212mm 幅158mm 全高74mm

                    本体最低高38mm  重さ564g                 税込価格 ¥47,300

                   

                   

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                  地平線から続く畑の畝は寄せる波か寄る年波か?        20212年初作品No.5185 ちょっと可愛くおしゃれなつる鍋

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                    2021元日の畑

                     

                    海のない長野県に移住してすでに40数年。それ以前からですが、広大な海の水平線の向こうから昇る初日の出を見たことがない。特に憧れているわけではありませんが、毎年元旦に写真を撮っていると、なんとなく物足りなさを感じるのは、海がないせいもあるでしょう。午後になって、仕事場のある集落のすぐ上に広がる戦後開拓の畑で撮った写真です。水平線の彼方から打ち寄せる波に見立てた、地平線と畑の畝ですが、やはりスケールの点では見劣りします。

                     

                    壮大な自然というより、「寄る年波」を想起させる光景。私が中学生ぐらいまで、年配の人々は自分の年齢を数え年でカウントしていました。正月を迎えると1歳年が増えるかというと、そこはマチマチだったような気がします。ゼロ歳という表現がなく、生まれた時には1歳、さらに正月を迎えると2歳? 大晦日に生まれた人は翌日2歳になってしまうということでしょうか。その辺はあまり記憶がはっきりしません。寄る年波もこの畑のようにまだまだこれからたくさんあるといいのですが、過去と同様に未来も自由にならないのが浮世の常道。YouTubeを聴きながら鍋を叩いていたら、3世代ぐらい若い人が「元旦に一年の計をたてるなんてつまらない。どうせなら一生の計をたてよう」と言っていました。明日の計画もいい加減な私には、いきなり後ろから頭をガツン!でした。

                     

                    5184つる鍋

                    計画性の無さを証明するようですが、2020年最後の作品になる予定だったつる鍋が、年を越して2021年最初の作品に。年初めにはもう少し大きなものを予定していましたが、予定通りにいかないのが世の常。ちょっと可愛くちょっとおしゃれで、偏屈者の私らしくはないのですが、世の中の人々には悪くないんじゃないでしょうか。

                     

                    No.5185 つる鍋  外径164mm 内径150mm 縁までの高さ76mm

                      全重692g  折り返し部までの容量約1リットル  税込価格 ¥55,440

                     

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                    一か八かのタネの運命は? 外来種のたくましさ        自由な発想で冬の一人鍋 No.5178 小舟鍋

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                      雪とノボロギク花と種雪の中で首を垂れるノボロギクですが、冬の間ずっと花を咲かせる様です。しかも、茎の先端にはすでに羽毛のついたタネを飛ばした様子が見えます。外来種は強い、というか日本の環境に適応した外来種は強い。しかし、この時期にタネを飛ばしても、発芽するのでしょうか。クリやドングリの様な重量級で栄養を蓄積している様なタネなら、春を待って発芽するのは容易でしょう。綿毛をつけて風に飛ぶ様な頼りないタネはどうでしょう? たとえ無駄になるかもしれなくとも、やってみなければわからない。明日の命がわからないのは人間だって同じなら、こんな厳しい季節に花開き、実を結んだなら、くよくよ考えても仕方ないと、タネの命は運に任せる。在来の生態系では新参者の外来種なら、小さな可能性にかけて殴り込み?? たっぷり花をつけたことさえ幸運ですね。

                       

                      5178小舟鍋これも久しぶりに作った小舟鍋。宮崎のギャラリーの注文ですが、6月の火災で型紙を焼いてしまい、少し持ち手が長く、持ちやすくなりました。さっそく、明日には他のオーダー2点とともに発送の予定です。

                       

                      もともとは一人、食卓で楽しめる浅い鍋と思って開発したデザインです。長円形なので、魚の切り身やソーセージなど、長さがある食材に使いやすく、煮ても良いしオーブントースターで焼いてもいいでしょう。グラタン皿としても使いやすい形です。自由な発想で楽しんでください。

                       

                      No.5178  小舟鍋 

                       全長237mm 幅157mm  

                       全高75mm 最低高39mm

                         重さ581g    

                      税込価格 ¥44,000

                       

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                      梅雨はあけるのでしょうか? 冷害の恐れ       No.5126 つる鍋

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                        2020073003時天気図今朝3時に起きると、なんだか寒い。最低気温15度台。昨日も16度台で、最高気温は23度。酷暑が続くと地球温暖化と騒ぐマスコミも、こんな時は何も言いません。冷害、日照不足が農業生産に大きく影響しても、農業人口が減り、食物の自給率がここまで下がると、一般の人は関心がないのでしょう。感染対策で経済を破綻させて借金でお金を配る。そんなことが長く続くはずもないし、続ければ国も国民も外国から食料を買う力がなくなるでしょう。外国だって、パンデミックと気候の悪化で食料生産が減る可能性があります。売ってくれるとはかぎりません。食料を買う代わりに相手に売れるものを作っているでしょうか。技術の劣化、生産性の低さ、外国と太刀打ちできるものづくりなんてとっくになくなっています。勤勉で上の言う通り働く労働力を売ることになるのでしょうか。すでに色々なところで、外国企業の下請け化が進んでいるようです。若い人は海外へ出稼ぎに? 井の中の蛙から脱却するにはいいかもしれません。

                         

                        写真は今朝3時の天気図です。今年は台風の発生がひじょうに少ないことにお気づきでしょうか。春から7月末までに、例年なら5〜10個の台風が発生しますが、今年はわずか2個のみ。エルニーニョ? 台風が発生する海域の海水温が低いのでしょう。熱ければ騒ぐマスコミも黙っています。オホーツク海高気圧が南下して、東日本は気温が下がっています。東北では冷たいヤマセが吹き込んでいることでしょう。この半年、売り場からマスクが消えたり、ラーメンやスパゲッティーがあっという間に消えるのを見てきましたが、凶作の予想が発表されたとたん、米も消えるかもしれません。人々がそれぞれの場で営々と続けて来た生産、お互いに供給や流通の緻密な網で支えて来た商業、日々の営みを支えて来たサービス業、それらの総体が経済と呼ばれるものの実体で、安易にお金を配って止めてしまえば、簡単に回復するものではありません。火事で1ヶ月近く制作を止めていましたが、火事の後片付けを手伝ってくれた人、作業場の再建を手伝ってくれた人、再開の記事を喜んでお祝いしてくれる人、再開第1作の写真を見て涙がでるほど嬉しかったというメール、第1作が店頭に出るのを待ってその日に購入してくれた人、そんなたくさんのつながりは、たとえ休業補償が出るとしても仕事をやめてしまえばすべて消えてしまいます。経済より命が大事だと言葉の上だけで言うのは、お金さえ配ればなんでも片がつくとでも思っているような気がします。

                         

                        5126つる鍋

                        久しぶりにつる鍋です。在庫がほとんどない状態なので、1番の売れ筋を作りたいところですが、いろいろなものを作ることで、火事で足りなくなっている道具の点検や補充、作業工程を忘れないためにも必要です。と言っても、つる鍋が売れないと思っているわけではありません。温かみと変化にとむ、個人的には好きな形です。

                        No.5126 つる鍋 木蓋 外径202mm 内径186m 縁までの高さ83mm

                          つるを立てた高さ190mm  重さ1.0kg  折り返し部までの容量約1.7リットル

                        税込価格 ¥71,500

                         

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                        ゆっくり鑑賞する間もなかったイチョウの鮮やかな黄色       歴史の彼方?から再登場したフォンデュー鍋

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                          2019秋色イチョウ この写真を撮ってからすでに3週間ほど経ってしまいました。歳とともに時の立つのが早くなりましたが、展示会前はトップギヤーに入れたようなスピードに。時間よ停まれ!その間に仕事を、なんてことはありえないので、なにかの時間を削るしかありません。さて何を・・? しばらく、このブログ更新の時間をけずっていました。これも仕事のうちなのですが・・。

                           軽井沢ではあまり植えられていないイチョウの木です。先日紹介したサンショウと同じ場所で、周辺の紅葉に対抗するように黄色が輝いていました。背景のカラマツ林は、色の変化が早かったのですが、鮮やかな黄色にはならずに黄土色から、現在はほとんど散ってしまいました。

                           

                          5036フォンデューセット

                          こちらはほんとうに久しぶりの制作となるフォンデューセット。10年ぶりどころではない、歴史的遺物の再現? 遊びの要素が強い楽しいものも増やしたいのですが、レギュラーに作っている機能性重視のものたちに追われて、なかなか手が届きません。その後、いくつも作ったつる鍋のシリーズに合わせて、つると取り付け金具をシンチュウに変えました。ついでに小さなフライパン形の火皿の持ち手もシンチュウに。ちょっとだけおしゃれな感覚を足してみました。チーズフォンデュー用の鍋ですが、実用上4カップぐらい入りますので、ほかの用途にも応用できます。クリスマスと正月に向かうこの季節にぴったり。ふだんはチョコやキャンディー、ドライフラワーでも入れて、部屋のアクセントになりそうです。
                           

                          No.5036  フォンデューセット 

                          つる鍋は直径158mm 折り返し部分までの高さ78mm 同容量約1リットル 重さ635g

                          つり台は底径175mm  全高272mm  重さ486g  火皿重さ62g                

                          セット総重量1.18kg    税込価格 ¥93,500

                           

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                          つる鍋 No.4934 明日から三越銀座店の展示が始まります。

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                            4934つる鍋

                            明日からの三越銀座店展示に向けて追い込みというか、悪あがきというか。昨日、出品作を大箱3つに詰めて送り出してから、まだ作っています。あれもない、これもないと、心残りが多く、悟りの境地はかなり遠く、煩悩渦巻く・・・大晦日に除夜の鐘を聞かなかったのがいけないのでしょう。しかし、展示会が終わっても仕事は際限なく続き、しかも期限のあるオーダーを抱えています。どうせ作り続けるのですから、展示会の前日であろうが淡々とやるしかありません。と、澄み切った境地であれば、こんな言い訳は書かないでしょうから、まだまだ修行が足りませんね。

                             

                            しかし、出来上がったものは作者のいい加減さにもかかわらず、結構いい感じです。折り返し部分までの容量は6カップほどの小ぶりなつる鍋。一人暮らしなら、雑炊でも、具沢山の汁物でも、鍋焼きうどんでも、肉じゃがでも、食事のたびにぶら下げて食卓へ。愛着の湧くこと間違いありません。

                            No.4934 つる鍋 外形17.5cm 内径16.1cm 本体高さ7.6cm 全高17cm 全重705g

                             折り返し部分までの容量約1.2リットル    税込価格 ¥54,000    木蓋付属

                             

                            明日から銀座三越店の展示に東京通いです。会場には開店から6時ごろまでいる予定です。

                            2019銀座三越DM

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                            サラサラの雪でとんがり帽子をかぶるシャクナゲ  No.4933 卵焼き器 小

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                              とんがり綿帽子数日前、列島南岸を通過した低気圧で、ちょっとまとまった雪になりました。50cmぐらい積もることもありますが、今回はせいぜい15cm。春型の雪ですが、気温が低かったせいか、サラサラ雪で、綿帽子も頭がとんがっています。

                               

                              とんがり帽子をかぶっているのはシャクナゲ。寒さで葉が丸まって下向きに垂れているので、雪のとんがり具合と合っています。常緑で背丈もあまり高くならないシャクナゲは、庭に植える木としては人気があります。サクラやツツジのように、これでもかと咲き誇ることはなく、ウメやシャクナゲは控えめで穏やかな、渋好みの大人向きです。浅間連山の2,000mをこえるあたりに多く自生していますので、常緑広葉樹としてはよほど寒さには強い木なのでしょう。

                               

                              4933玉子焼き器2年ぶりに作った卵焼き器です。あれば売れるのに、いつも展示会前は鍋中心に作りますので、ついつい後回しになってしまいます。工程が多少複雑なので、間が空いて作業順序を忘れて、手間取ってしまいました。

                               

                              木の持ち手の道具は、空気の湿度で木が伸び縮みし、ガタつくことがあります。特に、デパートに1週間展示するうちに緩んでしまうことも。使って洗う際に、持ち手まで濡らすと伸びてしっかり止まります。熱が伝わって、木が焼けることを防止することにもなりますので、持ち手をしっかり濡らしてください。

                               

                              No.4933 卵焼き器 小  全長約34cm

                               本体内のり縦19.1cm横12.6cm深さ3cm

                               重さ864g         

                               

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                              春雨の朝、相合い傘の夢  No.4827 小舟鍋

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                                ヤマブキ一重/八重

                                昨日から降り出した雨が、今朝はかなり強く降っています。連休後半の初日はいきなり水を差された格好です。「春雨じゃ、濡れてまいろう」なんて、優雅な振り方ではありません。信州に移って40年を過ぎましたが、どこへ出かけるのも車。たまにバイクや自転車ということもありますが、「相合い傘」なんてすっかり忘れています。大きな隠れ蓑を二人ですっぽり被って身を隠し・・・なんて夢のまた夢。今日の花は殿様にお貸しする蓑のかわりに差し出す一枝のヤマブキ・・・何を朝っぱらから夢想しているんだとどやされそうです。相合い傘と言えば、小学校の塀にロウセキで落書きされていたものです。仲の良い男女を囃して傘マークの下に名前を書くのですが、書いてもらえない男の子が自分の名と密かに思う女の子の名前を自分で書いていたという説もあります。いかにもありそうな話。ヤマブキの枝を自分で切って、いかにも貰った風に持ち歩いていても、今じゃ誰も勘ぐってくれそうもありません。

                                 

                                4827小舟鍋

                                春は揺蕩う小舟で・・・というわけではありませんが、昨日の仕上げは「小舟鍋」。優雅な名前に負けないよう、なんとか優美な曲線で構成したい小さな道具です。春のおぼろ月夜に一人で新酒を味わう、なんてシチュエーションで使っていただければ最高ですが、あわただしい朝食でも、前日の残り物を温め直す昼ご飯でも、いかようにも使える一人鍋です。オーブントースターに入るサイズ。大振りの桜鯛の切り身を煮付けて、春の香り豊かな菜花やワカタケでも添えたらいかがでしょうか・・・なんて優雅な食事を夢想するだけで、ドタバタの日々を過ごしています。

                                No.4827 小舟鍋  全長24.8cm 本体長22.6cm 幅14.7cm 全高7.7cm 

                                 本体最低高3.7cm 重さ546g  税込み価格 ¥43,200

                                 

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                                初めての積雪の朝、孤独な訪問者の足跡 超大作??No.4776方形鍋

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                                  2017初雪の日の出昨日から小雪がちらほらと舞ってはいましたが、今朝は3時に起きると、まだもちろん真っ暗なのに玄関のガラス越しに見る外が白い。やややっ、降ったな!と開けてみると、積雪は約2cm。日の出まで3時間以上あるので、今日発送する予定の大鍋の荷造り。ごぞごそ雑用を片付けて暗いうちに朝飯。まだ誰も出ては来ないだろうと、不細工に重ね着してカメラを持ち、やっと明るくなった外へ。空は曇っているが、日の出はばっちり。町内のあちこちに日の出スポットはあるが、遠出をする気にもならない。車のタイヤもまだ交換していない。

                                   

                                  雪の朝の訪問者一足早くに孤独な訪問者があったようです。敷地の中から道路へと続く足跡は、犬の散歩ではない。歩幅はネコよりおおきい。多くの犬は足跡が2列になることが多く、これはキツネだろう。昼間も見かけることがあり、近所に住んでいるようです。子分かれの時期を過ぎて、そろそろ次の繁殖期を迎えているはずです。晩秋には多くの大型・中型ほ乳類の交尾期・繁殖期が始まります。

                                   

                                  一昨日仕上げた超大作? この大きさの方形鍋は初めてです。定尺の銅板(幅36.5cm)の幅いっぱいで丸く切り出して両手鍋に仕上げることはときどきありますが、この方形鍋は幅一杯の36.5cm四方の正方形から作る。丸い鍋より縁の部分だけ大きくなります。縁の部分は絞りこまないため、鎚ち絞りの工程では、同心円状に鎚っていくと、周辺部に近づくにしたがって絞ろうとする丸い部分と、絞られまいとする縁の部分が張り合って、鎚ちこむ鎚に力が要るし、支える左手にも力が入る。仕上がりはその拮抗する二つの部分が、独特の緊張感を表出し、疲れるがおもしろい仕事です。

                                  4776方形鍋

                                  No.4776 方形鍋 中心部の幅約33cm 丸い部分の口径30cm 角の高さ10.6cm 

                                  折り返し部分間での高さ5.9cm 折り返し部分までの容量約3.2L 重さ約2kg

                                  税込み価格 ¥118.800  (右下の小さなものは¥70,200)

                                   

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                                  続けてビロードモウズイカの変わり身を紹介 No.4767 小さなつる鍋

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                                    ビロードモウズイカ2態先週、ビロードモウズイカを紹介してから、はや1週間。やたら忙しい1週間で、肝心の作品完成が途絶えていました。今朝もいつも通り3時半頃起きだして、台風の様子を見ていましたが、風も雨も止まっていて、どこが超大型なのか、ひじょうに強い台風なのか? その後、駆け足で南関東を通り抜けて太平洋に出たらしい。明るくなってから風の吹き返しというのだろう、けっこう強い風で落葉や枝が飛んで、一時停電。停電すると家中でいくつもの電気製品をセットしなおさなければならない。ずっと雨降りで、道路の落葉がどろどろになった上に新鮮な落葉が重なり、車が滑る。しかし、この程度のことで強い台風の被害が収まれば、ぼやくほどの事でもないでしょう。

                                     

                                    左のアップは今年発芽した新しいビロードモウズイカでしょうか。霜にあたって色づいています。右は、公民館の建物と焼け石の石垣にはさまれた日だまりで、今も咲く様子。とても同じ種類には見えませんね。

                                    4767つる鍋 

                                    1週間ぶりの大物どころか、小さなつる鍋です。折り返し部分までの容量は1.1リットル。実用上は4カップまででしょう。片手鍋の4カップ用と同じサイズですが、ふっくらと大きく見えます。一人で湯豆腐やうどんすきとか、煮物なら2人前、味噌汁なら3杯分。和風な印象なのでラーメンには合いませんが、作るだけならOKでしょう。直接口をあてると火傷します。
                                     

                                    No.4767 つる鍋  外径18.2cm 内径16.7cm 本体高さ7.1cm 重さ700g

                                    税込み価格 ¥54,000

                                     

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                                    ピンクのカエデ、正体は実の色  つる鍋が似合う秋No.4765

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                                      カエデ種ピンク10月始めの低温から、このところ強い秋雨前線?が張り付いて雨が多い。秋雨らしいシトシト降りではなく、けっこう本格的な雨量。運動会や旅行、稲刈り、つけ物干の人は、空を見上げてやきもきしている事でしょう。仕事場のカエデを見上げると、上の方が赤くなってきているのに、下の枝はピンクに色づいている。近寄って見ると、びっしりぶら下がっている実(種)の色がピンク。もうすこし熟すと、くるくる回りながら落ちてくるのでしょう。プロペラ状と形容されますが、よく見ると2匹のメダカがキスしているようにも。

                                       

                                      秋が深まると、熱々の煮物や鍋料理が恋しくなります。野菜もそれに適したものが増えて、気温の低下とともに、体もカロリーを多めに要求するのでしょう。野生動物のように、人は冬眠や繁殖期にそなえて栄養を余分にとる必要はないので、うっかりするとカロリーオーバーに。紅葉を楽しんだり、山の栗を拾いながら歩く姿も、雨続きでしばらくお預けです。

                                       

                                      4765つる鍋

                                      銀座展でお買い上げいただいたつる鍋を、伊勢丹新宿店に備えて作りました。ふっくら感のある、鍋らしい姿。見るからに、秋・冬の道具ですね。両手鍋に較べると、片手で安全に持ち運びが出来ます。

                                      No.4765 つる鍋 外径20.7cm 内径19cm 本体高さ8.5cm 重さ1.05kg

                                      折り返し部分までの容量 約1.9リットル    税込み価格 ¥70,200 (木蓋付き)

                                       


                                       


                                      枯れ木に霜の花が咲く  たっぷりとしたつる鍋 No.4593

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                                        昨日は氷点下5度の朝。べったりと張り付くような霜ではなく、空気中の水蒸気が次々と、最初の霜の先端に凝結して、立体的に発達しています。枯れ木の先端で、霜の花が咲いているよう。朝日を受けて輝いていました。

                                         

                                        寒さは一進一退ですが、すでの東京の厳冬期付近の温度ですから、下界の人の間隔では「寒い」と「猛烈に寒い」の間を行き来しているようなものでしょう。ほとんどの人が車で移動しますので、都会のように外套やコート姿は見かけません。高校生は粋がって短いスカートの上から、カラフルな大判タオルを巻いて、練り歩いています。温かいらしく、先日は中年女性もタオルを巻いて歩いていました。寒い中で痩せ我慢したとて、誰も誉めてくれないでしょうから、、、それぞれ好きな格好をしたらいいのでしょう。

                                         

                                        昨夜のうちに報告する予定だったつる鍋の写真です。前回のつる鍋は作ってすぐに売れ、今月後半の銀座展に出品するものを作りました。以前は、食卓で鍋料理向きに浅めのつる鍋が多かったのですが、最近は両手鍋同様、深めのものに人気がありそうです。しかし世相や流行を反影するほど大量に作れるわけではなく、すぐに売れたからと言って多分偶然でしょう。両手鍋でも銅蓋タイプに較べると価格が安い木蓋タイプには、深めのものがあまりなかったからかもしれません。両手鍋銅蓋タイプのオーダーがかなりたまっていて、年明けから3ヶ月ぐらいは展示会の予定を入れられないかもしれません。このサイトを眺めて、お気に入りのものがありましたら、お問い合わせやオーダーのご相談をお寄せ下さい。

                                         

                                        No.4593 つる鍋 木蓋 外径20cm 内径18.5cm 本体高さ8.7cm 全高20.7cm 

                                        重さ1.01kg 折り返し部分までの容量約1.9L  税込み価格 ¥70,200

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                                        霜は変なところが好き?  新宿展には間に合わなかった玉子焼き器 小No.4583

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                                          枯れ葉に霜2かすかに残る落葉の色が、霜をまとって鮮やかに見えます。「霜が降りる」と言いますが、空から降ってくるのではなさそうです。空気中に水蒸気が気温の低下で過冷却状態(本来は凝結する温度なのに水蒸気のままでいる)になり、何かの刺激で氷に変化するのでしょう。葉に生える毛、葉の縁、葉脈など、のっぺりとした平面より異質感のある部分、変わったところに凝結しやすいようです。ガラス窓などでは、既に氷に変化した部分が刺激になって次々と凝結していくと、大胆な唐草模様に発達するのが見られます。そろそろそんな季節。一緒に身も心も凍り付かないように活発に動き回ると、代謝量が増えて、絶え間なくお腹がすく日々がやってきます。

                                           

                                          伊勢丹新宿店の展示会には間に合わなかった玉子焼き器を仕上げました。今回は小さい方のサイズ。こちらの方が良く売れますが、展示したときは当然、大きい方に存在感があります。小さいと言っても広い展示会場では小さく見えるだけで、卵3個前後、しっかりと厚手の銅板で重さも充分な手応えを感じるでしょう。コンロの近くに下げておくと油煙で汚れて、黒く炊きつく原因になりやすいため、今回は吊り金具をつけてありません。必要な場合は後からおつけします。

                                          4583玉子焼き器小

                                           

                                          No.4583 玉子焼き器 小  本体長さ19.6cm 幅12.2cm 高さ3.4cm

                                          持ち手全長15cm 重さ834g  

                                           

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                                          • 春の雪は湿っぽくて重たい  No.4816,4817 酒器 大小
                                            ひろ
                                          • 春の雪にまだ硬く防寒態勢のオオヤマザクラの花芽 No.4808,09 銀流し銅酒器 小大
                                            ひろ
                                          • 銅蓋につく真鍮のつまみ/工程と形について  The brass knob of copper pot lid / About the shape and the production process.
                                            あい
                                          • 夏2題 台風一過の夕空と高原のアサギマダラ
                                            noriko hashimoto
                                          • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
                                            寺山
                                          • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
                                            大阪のoyaji様

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