「散る桜 残る桜も 散る桜」 No.4825 フライパン 

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    散り残るサクラ/コブシ

    火曜日から水曜日にかけての大雨で桜はほとんどが散り、コブシは若葉にかわっています。昔々、中学校で教わった「春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少」。「少年老い易く 学成り難し」とともに、漢詩と言えば最初にならうのではないでしょう。「一寸の光陰軽んずべからず」も、既に反省や後悔する年齢を越してしまった身。鳥のさえずりを聞きながらまどろみに漂う余裕もないのですが、春の花も草も鳥さえも次々といれかわって訪れてくれます。

     

    次第に赤みがうすれて艶やかな緑に変化してゆくオオヤマザクラの若葉を見ると、思い浮かぶのは桜餅。それも、透明感のある「道明寺」です。これは関西風と言われ、蒸した餅米で餡を包んでいます。薄いワッフル状の焼いた生地で包んだものが関東風。どちらも塩漬けの桜の葉が美味しく、2〜3枚ついていれば、それだけで「一杯一杯また一杯」・・・道明寺の方が新酒に合いそうですが・・・話が脱線。良寛さんなら許してくれますよね。

    4825フライパン

    話の流れでは、ここは酒器をご紹介すべきところですが、昨日仕上げたのはフライパン。中振りのたっぷりと深さがあもので、焼いた後で軽く煮込んだり、煮魚にも使い易すそうです。

    No.4825 フライパン 直径21.2cm 深さ5cm 手の長さ18cm 重さ704g

    税込み価格 ¥51,840

     

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    都は花吹雪の頃、雪にも負けずイヌナズナの満開  No.4822長円フライパン

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      春の吹雪

      各地の桜の便りも、今は花吹雪のころと聞きます。こちらは強い風とともに舞い散るのはほんとうの雪。そろそろ蕾もふくらみ始めるシャクナゲも白く変わり、一時は白銀の世界に逆戻りです。風が納まり雲が晴れれば、春の陽射しは強く、数時間で融けていく雪の下からは一面にイヌナズナの花。白い花のナズナもありましたが、群生は見つからず、白い花は雪に紛れて目立ちません。佐久地方では春先にナズナを摘んで食べる習慣がありますので、誰かが食べてしまったせいで見つからなかったのでしょうか。花見が待ち遠しい飲ん兵衛(私のことではありません)にはうらめしい春の吹雪でした。待ちきれずに週末、上田まで下って花見をすませた人もいます。

       

      3月中のオーダーの仕事を納めて、春休みの孫たちの相手も終わり、秋の展覧会シーズンに向けて作りだめ開始。ぎりぎりになると足りないレギュラー作品に追われるので、余裕のあるうちに新作や冒険作に取り組みたいところ。昨日は横長のフライパンです。上縁を平らにせず、長円鍋と同じように湾曲させて、躍動感を出してみました。魚のムニエルやソーセージを食卓にそのまま出す場合、持ち手は短く横っ腹につけた方が邪魔にならないでしょう。楽しく使っていただきたい道具です。

      4822長円フライパン

      No.4822 長円フライパン 本体長径27.3cm 短径17.4cm 本体高4.8cm〜3.9cm

       持ち手長13.4cm 重さ683g  税込み価格 ¥58,320

       

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      ビロードモウズイカの狂い咲き  フライパン左手用 No.4766

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        ビロードモウズイカ残花この写真だけで何の花か判る人は少ないでしょうが、初夏には1mを楽に越える長身のビロードモウズイカの生き残りです。道路と側溝の間の割れ目で30cmにも満たない背丈で、花が咲いている。茶色くなった実は初夏に咲いたものだとすると、少しのあいだ休んで花を再開して、まだ緑の実をつけたところなのか? びっしりと細かい毛が生えている地際の葉は、このあと厳寒期になっても残り、霜で白く輝いているのが見られます。

         

        今年はいろいろな草の花が狂い咲きする中で、まったく見えなくなっているのがタンポポです。年の暮れになっても、石垣の隙間で石の温もりを受けるように背の低いタンポポが咲いているのを見るのですが、今の時期まったく花が見られません。春には一面に空き地を被い尽くすセイヨウタンポポの繁殖力に腹を立てていますが、まった消えてしまうといかにも物足りない。冬の寒さに負けずに一つ二つ咲いていると、やあ頑張っているなと感じるのは人間の身勝手。植物だって条件の良い時に良い場所で咲いて、たくさん子孫を残したいでしょう。

         

        4766フライパン左銀座の展示会場でお客様と話していて、あれっフライパンの左手用がない。右利きの人は左手で持った方が機能的なんですよね、なんてうなずき合っていたのに、左手用が一つも無いことに慌てました。来週から伊勢丹新宿店にはこれで間に合います。一番小さなサイズですが、一つ見本があれば大きなサイズのオーダーもいただける・・・なんて安心していると、最初に売れてしまったりとか?

         

        小さいサイズのフライパン、実は大きいサイズより出番が多いぐらいでしょう。朝ご飯はもちろん、昼には牛丼、といきたいところ、残りものどんぶりとか? 親子丼やカツ丼を作ると、持ち手は左の方が使い易い事に気づくでしょう。魚が美味しくなる季節、切り身と豆腐、椎茸と冬のネギ。洋食派なら、油をひいて、エリンギ、シシトウ、ベーコンやソーセージ。お行儀悪く、フライパンのまま食卓へ。朝・昼・晩・夜食にまで使われる道具です。

         

        No.4766 フライパン 左手用  直径17.9cm 本体高さ3.9cm 持ち手15.5cm 

        重さ457g        税込み価格 ¥41,040

         

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        寒さに咲く残花4種 縁のついたフライパン No.4753

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          残花4種9月に入って5日間、最低気温が10〜11度の日が続きました。その後ちょっと温かくなって、今朝は再び13度。鼻がクシャクシャしていますが、風邪では鳴くオオブタクサの花粉症です。美しくないオオブタクサの花が空き地一杯に3m近い高さ。夏の花は最後の名残りにと、ほんの少しだけ咲いています。左上はフランスギク。最盛期には道端を埋め尽くすほどに咲いていたものが、最後の3輪。左下は昨年こぼれた種から勝手に生えたアサガオ。サイズは通常の半分以下ですが、色はむしろ濃縮されて美しい。

           

          右上はキクイモで、まだ半分枯れた花はいくつもありますが、蕾はもう見当たらず、新鮮なものではこれが最後。かなり増えているので、茎も枯れたら芋を掘り出して食べようかと。最後はセイヨウタンポポで、春先には空き地を一面黄色く染めていたものですが、今は時々思い出したように咲いています。たぶん冬まで丈が低くなってもポツポツと咲き続けるでしょう。

           

          4653フライパン丸縁木蓋一昨日は私用で一日休業。昨日仕上げたのは、縁のついたフライパンです。サイズは、一番小さなフライパンより二まわり大きいもの。縁をつけると木蓋がのせやすく、料理の応用が広がります。煮魚や蒸し煮、軽くソテーしてワインや日本酒を。お一人の場合はすき焼き鍋にも。これ一つあれば優雅な独身生活???食卓に出しやすいように、持ち手を短めにしました。

           

          縁付きの利点をもう一つ。中の汁、ソースや油をどこからでも注げることです。右手で持つか左手で持つかで、注ぎ口の位置をどちらにするか悩む必要がありません。市販のフライパンは右手で持つように作られていますので、右手に菜箸や木べらを持つと、せっかくつけてある注ぎ口は役に立ちません。

           

          No.4753 フライパン 丸縁木蓋付き  外径22.2cm 内径19.6cm 本体高さ4.1cm

          持ち手長さ15.6cm 重さ654g

          税込み価格 ¥54,000

           

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          チャバネアオカメムシ?  再開第一作は大きなフライパン 左手用 No.4732

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            チャバネアオカメムシ蛍光灯の明かりによってきたきれいな虫1匹。図鑑やウェブで調べるとチャバネアオカメムシらしい。ピンボケ写真ですが、ウェブで見るより痩せています。栄養が悪いのでしょうか。果樹の害虫と書かれていますが、軽井沢には果樹がほとんどないのでエサ不足? サクラやクワの木に発生するようですが、近所のサクラは晩春の低温でほとんど実が落ちてしまい、クワも豊作とは言えません。ここでは被害が出そうもないので、ピンセットで摘んで外へ。つぶすと臭いし、まあ写真のモデルになっていただいたので、生きたまま解放しました。

             

            4732フライパン大左宇都宮市大谷の展示会に出品作を送り出して、制作再開の第一作はオーダーで作った大きなフライパン。大きいと言っても、市販のものでは普通サイズの直径24cm。食卓で使い易いように小さめのものを多く作ってきましたので、較べると今回のものは大きい。左の方は小さい方から二つ目のサイズで、それより二まわり大きくなりました。

             

            オーダーされた方はすでに左の方のサイズはお持ちで、今回は台所でガンガン使われることになるでしょう。前と同様、持ち手は左手用です。地金がいくらか厚くなって、バランスをとるために持ち手もがっしりと作りました。急ぎでない限り、仕上げてから1〜2日おいてから注文された方に連絡します。作り上げたときは、ヨシ!これでいいと思っても、しばらくするとウン?と思うことや表面の変色が後から見えてくることがあります。うっかり汗をかいた手で持ったために、後から指紋が浮き上がってきて、犯人が割れる?なんてことも。ということで、お客様にはもう一日待っていただきます。

             

            No.4732 フライパン 左手用  直径24.3cm 持ち手20.3cm

            重さ1.045kg     税込み価格 ¥65,880

             

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            繁殖力の高い春咲き山芥子  No.4695 フライパンを銅素地色のままで仕上げる 

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              オランダガラシ軽井沢では今頃、いたるところに生えているアブラナ科の花。侵略的外来種とされ、在来の生態系を破壊するが、花がきれいなのでなかなか駆除の対象にはされていないようです。40年近く前に移住してきた頃から見かけていましたが、1960年頃、近くの神津牧場で麦と一緒に入ってきたのが見つかったと書かれています。明治の頃からあったという話も。寒冷な環境と荒れ地に強く、国立公園に侵入し、見ているとこれを食べる虫もいないようで、傍若無人ぶりを発揮しています。菜の花の淡い彩りと違い、葉の色が濃く艶があるため、道路際に並んでいるとうるさく感じられます。

               

              原産地のヨーロッパではサラダにすると書いてあったので、試しに葉と花をそのまま齧ってみましたが、食べられないと言うほど辛くも硬くもありません。噛んでいるうちにえぐ味が出て舌の付け根に不快感が残るので、けっしてお奨めの山菜ではありません。食べて駆除するなら、セイヨウタンポポの方が良さそうです。

               

              4695フライパン右/銅色

              昨日の仕上げはフライパン右手用。今回は燻し仕上げにせず、銅素地の色のまま。浅いフライパンは側面が見えにくい形状ですので、燻し色にしてもさほど渋さを楽しめないかもしれません。銅素地のまま仕上げると、汚れは目立ちますが、色落ちを心配せずにゴシゴシと洗うことが出来ます。こびり着きが残って黒くならないように、液体クレンザーを使ったり、少し硬めの食器洗いスポンジを使用することが出来ます。色は好みですし、燻し仕上げは後からでも可能です。逆に燻し仕上げのものを、クレンザーで磨くとこの状態に戻ります。

               

              No.4695 フライパン 右手用  直径17.9cm 本体高さ3.8cm 持ち手約19cm 重さ482g

              税込み価格 ¥41,040

               

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              拡大すると美しい野草 カキドオシ  今年最初のフライパンNo.4688

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                カキドウシありふれた野草、と言うより雑草と言われる方が多いカキドオシ。まだ咲き始めで地面から立ち上がったばかりです。そのうちににょろにょろと伸びて、生け垣をも通り抜けて増えるため、カキドオシ。柔らかいうちは全草天ぷらにすると美味しく食べられます。

                 

                どアップで見ると、意外に美しく、花の形もおもしろい。シソ科やゴマノハグサ科には、そんな花がたくさんありますが、ランの仲間のようには珍重されません。どこか渋くはかなげだからでしょうか。逆にどれもこれもそこいら中にはびこるサバイバル力が仇になっているような気もします。希少価値がない、せいぜい食べられるかどうかぐらいの評価しかされませんが、それでも秋になるとはかなげで寂しい風情が買われて、虫の音とともに振り向いてもらえる花もあります。今の時期、桜やツツジ、チューリップと対抗しても勝ち目はありません。

                 

                4688フライパン右記録をめくってみると、今年初めてのフライパンのようです。展示会ではなく、まとまったオーダーに追いまくられてきたせいで、まだオーダーは続いていますが、ちょっと脱線を楽しみました。サイズは、通常の最小サイズより一回り大きいものです。持ち手もその分少し長め。右手持ちで仕上げました。使い易く、出番が多いことは間違いありません。

                 

                NO.4688 フライパン 右手用

                直径19.7cm 本体高さ3.9cm 持ち手長さ21cm 重さ584g

                 

                税込み価格 ¥46,440

                 

                 

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                のったりとした浅間山の山容  小さなフライパン 右手用 No.4592

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                  2016.11.30.浅間山今朝は快晴の陽射しに誘われて、氷点下5度の中、浅間山の写真撮影。煙が見えませんので、山頂は南風でしょうか。標高2600mあまりの頂上ですから、山頂まで植物があってもおかしくないのですが、噴火の影響でしょうか。あるいは単独峰で風が強く、植物が冬を越せないのかもしれません。のったりとした山容で、高さを感じさせませんが、火山の噴出物が層をなして積み上がっているため、崩れれば大災害になります。大きく崩壊するのは何万年に一度ということかもしれませんが、部分的な崩壊は数千年に一度あるのかもしれません。崩壊の他に、火砕流という、噴出物が噴火とともにそのまま流れ下ることもあり。そちらも千年に一度ぐらいは覚悟しなければなりません。山は遠くから眺めるか、登って楽しむかのどちらかで、のんべんだらりと火山の裾野に住むというのは、リスクの大きさの割に良いことは少ないかもしれません。

                   

                  4592フライパン右20一昨日、予告したとおりに今日は小さなフライパン 右手用を仕上げました。仕上げて写真を撮って、その30分後にはもう発送。2日から始まる、宇都宮市大谷の「かやぶきの家ギャラリー」展です。伊勢丹相模原店の展示が昨日で終了し、残品が戻ってくるのがたぶん明日1日。その日のうちに発送しても、次の会場に届くのは2日の午前中、既に展示会は始まっています。とりあえず、先発隊として、この3日間に作ったフライパン2点と小さな酒器を送りだしました。なんともタイトなスケジュールですが、その次の銀座 ギャラリー江 二人展はもっときつく、間が一日しかありません。デパートの展示は、通常水曜日に始まり火曜日に終了します。会場が近くて、終了してすぐ車で次の会場に運んでも連続と言うのは困難で、間に一週間空けることになります。綱渡りですが、今年は春から夏、展示会がなかったことを考えると、いかにもバランスの悪いスケジュール。2ヶ所分の在庫を常に用意しておこう、解決策はこれに尽きます。一回の展示に40点ほど出品しますので、4ヶ月間じっと我慢で売らずに作り続ければ、一回分の作品が貯まります。

                   

                  No.4592 フライパン 右手用 直径18.1cm 本体高さ3.9cm

                  持ち手長さ18cm 重さ485g       税込み価格 ¥41,040

                   

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                  今も残る雪  No.4590 フライパン左手用

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                    コケと雪24日の雪が、4日経っても消えずに残っています。突然の大雪でしたが、その翌日の氷点下8度は、雪の布団を被って、むしろぬくぬくと過ごしたのかもしれません。岩に生えるコケは水分を補給して、元気でみずみずしい緑。トナカイでもいれば、美味しく食べてしまうところでしょう。このあたりには。コケを食べる動物はいないのかもしれません。カモシカなら食べるでしょうか? 近くにはいると思いますが、仕事場の周辺までは出てきません。冬眠しない動物にとっては、厳しい季節をむかえます。

                     

                    アカツメクサと雪右はアカツメクサの花。こちらはかろうじて生き残っているようす。最後まで花を開く根性。もうハチやアブがやってきて、蜜を吸うこともないでしょう。それでも、まばらに毛を生やした丈夫そうな茎をみると、案外しぶといのかもしれません。

                     

                    4590フライパン左今日の仕上げは一番小さいサイズのフライパン。持ち手は左手用です。持ち手の長さは中ぐらい。左手用は、伊勢丹相模原店の展示で、最初に売れました。次の宇都宮市大谷展のDMには、フライパンを載せましたので、出品しなければなりません。とりあえず、これで安心かと思いきや、写真のものは右手用でしたので、もう一つ作ることに。続けて12月中旬には銀座のギャラリー江で二人展ですので、どっちみち作らなければなりません。

                     

                    No.4590 フライパン 左手用  

                    直径17.8cm 本体高さ4.1cm

                    持ち手長さ17cm  重さ473g   

                    税込み価格 ¥41,040

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                    屁っこき虫の季節  No.4569 縁付きのフライパン

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                      エゾアオカメムシ昨日は、前線をともなわない低気圧の通過?で、未明は強い雨。昼間は20度近くまで温かくなって、今朝も冷え込みはなく、温度差の少ない一日でした。しばらくは、こんな天気が続いて、次第にまた寒くなっていくのでしょう。先週土曜日のように最低気温0.5度、屋根が一面霜で白くなるような事は今週はなさそうです。

                       

                      右の写真は2週間ほど前に撮ったものです。左と右上にいる虫は、たぶんエゾアオカメムシ。と言うのは、カメムシの仲間はやたらと多い。色も柄もとりどりで、図鑑を見ていると見飽きないのですが、さて目の前のカメムシの名前はとなると、はっきりしなくなります。細かい名前なんてどうでもいいじゃないか、皆「へっこきむし」「へっぴりむし」さ、と言われそうなぐらい、特殊な匂いを出すものが多い。敵に対する防御と同時に、仲間への警戒信号でもあるようですが、そんな苦労も何のその、東南アジアでは食べるらしい。寒くなると、戸袋や壁の中などに集団で冬眠しているのを見る事があります。温もりを求めて干してある洗濯物に入り込んでいるのを、気づかずにそのまま着るとひどいことになります。

                       

                      4569フライパン縁付き昨日仕上げたフライパン。少し深めで縁がありますので、浅い片手鍋と言ってもよいでしょう。「多機能フライパン」と呼んでいますが、これまでより一回り大きいサイズです。魚を煮たりソテーしたり、ハンバーグを焼いたり煮込んだり、蓋が出来る浅い鍋は広い機能性があります。食卓に出しても良いように、持ち手はいくらか短めです。この季節、秋ナスの鰹節を効かせた煮浸しとか、ニンニクを効かせたアサリとか、香りを楽しむ料理にもいかがでしょうか。

                       

                      No.4569 多機能フライパン 外径22.7cm 内径20.5cm 上縁までの高さ5.5cm 持ち手長17cm 重さ748g

                      税込み価格 ¥58,320  木蓋付き

                       

                       

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                      なぜか紅葉したタラノキの枝   No.4563 フライパン 左手用   A small frying pan, handle on the left side.

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                        タラの紅葉路地のわきにはえるタラノキの低い枝が紅葉しています。通常は黄色くなるのですが、ここだけ特別に日当りが良かったのかもしれません。赤くなっているだけではなく、葉の表面に艶があります。上の方の枝や他の株は、くすんだ黄色から、既に落葉しているものもあり、上の方に実がなっていますが、種が入っているのかはっきりしない汚れた色です。

                         

                        前線が太平洋岸から南に下って、北側から冷たい空気が入っているせいでしょう、今日は終日寒く、昼頃いっとき10度を超えた以外は、ずっと一桁の気温。例年なら今頃は空高く秋晴れの過ごしやすい季節です。夏バテがとれて食欲モリモリのはずですが、今年は寒さに耐えるために食べている気がします。真冬には今よりさらに20度以上低くなりますので、しっかり食べて体を慣らしておかなければなりません。

                         

                        今日の仕上げは小さなフライパン。持ち手も短く、左手用にしました。朝ご飯やお弁当作りに、次々と使うには、小回りが効く道具です。しばらく前まで昼はそうめんばかりと言う人も、肌寒い日にはカツ丼や親子丼と味噌汁が食べたくなります。切り身の煮魚もおいしくなる秋です。

                        4563フライパン左

                        No.4563 フライパン 左手用  直径17.9cm 本体高さ3.6cm 持ち手長14cm

                        重さ456g    税込み価格 ¥41,040

                         

                         

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                        9月の最後に9度の朝  フライパンNo.4559 

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                          4559フライパン22

                          昨夕、気温が下がってきたと感じていましたが、今朝はついに10度を切っています。低地の人なら「寒い」と言うでしょうが、真冬にはさらに20度下がる高冷地の住民ですから、この程度は「涼しい」とやせ我慢。サクラは早々と紅葉、落葉が進んでいます。8月のなかば以来、青空を見たのが2〜3回。日照不足と低温。今年の紅葉は期待出来そうもありません。明るく「食欲の秋」と言いたいところですが、寒さの耐えるために余分にカロリーを摂っている感があります。

                           

                          いちばん小さいサイズのフライパンを多く作っていますが、これは一回り上です。フライパンは5サイズほど作りますが、全部ズラッと並べて展示すれば、どのサイズが一番人気か判明します。しかし現実はなかなかそうならず、お客様の希望のサイズがないときは、気軽にオーダーしていただくのが次善の策。銅鍋の中でも使用頻度が高い道具ですので、妥協せずに右手用左手用、持ち手の長さ、深さなど、好みにそってオーダーされることをお勧めします。

                           

                          No.4559 フライパン 右手用 直径19.8cm 本体高さ4.1cm 持ち手長21cm 重さ580g

                          税込み価格 ¥46,440

                           

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                          大きいながらも軽めに仕上げたフライパン・・・No.4536

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                            4536フライパン大

                            オーダーされた時のご要望は、「パンケーキを焼くために底面がNo.4511の両手鍋と同じぐらいに、持ち手の反対側にも円弧状の手、なるべく軽く」という内容です。まず、No.4511両手鍋の底面直径を測ると、15〜16cm。内径は22cmですが、フライパンの側面角度は両手鍋より寝かせますので、直径24cm前後になりそうです。銅の原板は直径28cm、厚さは1.5mmを使いました。28cmの原板では1.6mmを使う事が多いのですが、1.5mmにすることで60gほど軽くなりそうです、厚さが0.1mmの差では機能的な違いはあまりないでしょう。

                             

                            持ち手の素材は真鍮丸棒で、太さ10mmのものをしっかり打ち延ばし、打ち広げて、充分な強度を保ちながらも薄く軽く仕上げます。反対側の弧状の持ち手は太さ8mm。見た目のバランスは10mmの方が合いますが、持ち易さは8mmの方が良さそうです。両方の持ち手をスリムにした事で、90g程度の減量。強度と見た目のバランスを保ちながらも、全体で卵3個分ぐらい軽く仕上がったと思います。

                             

                            直径が24cmのフライパンと言うと、市販の鉄や樹脂加工のものなら中サイズですが、銅のフライパンとしては大きめ。使い込んだら道具としての風格が充分でてきそうです。

                             

                            No.4536 フライパン  直径24.1cm 本体高さ5.4cm 持ち手19.5cm 重さ975g

                            税込み価格 ¥65,880

                             

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                            途中で仕様変更、木蓋がのるフライパンになりました・・・No.4496

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                              4496フライパン木蓋かくなるとともに、スギ花粉が飛んでいるらしく、朝から鼻がグズグズ。今日、ご紹介しますのは、木蓋をのせるタイプのフライパン。その予定で作っていたのではありませんが、仕上げ鎚ちの途中で、どうも普通のフライパンとしては深すぎるかもしれないと思い、急遽縁を折り曲げました。フライパンのように浅いものは、荒鎚ち成形の段階が短く、早くから仕上げ鎚ちになります。ゆっくり形を吟味している時間がありません。タイプの変更はハプニングと言うほどではなく、これはこれで使い易そうです。

                              右手用・左手用の差がなく、どこからでも注ぐことが出来ます。一サイズ大きくもう少し深くなると「多機能フライパン」。さらに深くなるとこんな片手鍋になります。それぞれ、特長がありますが、今回のは小振りで出番が多いのがいいところでしょう。

                              No.4496 フライパン 木蓋  外径20.4cm 内径18.3cm 持ち手18.5cm 重さ564g
                              税込み価格 ¥49,680   (本体価格 ¥46,000)

                               
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                              続いてフライパン左手用 No.4494 と酒器 大 No.4495

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                                4494フライパン左/4495酒器大
                                ちょっとカッコつけた写真にしました。暗いバーのカウンターの雰囲気。たまには、家庭の食卓やリビングも雰囲気を変えて、大人の時間を演出してみるのはいかがですか。お似合いの銅鍋がいろいろあります。今回は、その中でも低価格で楽しめる2種。右手用は前の記事でご紹介したものです。新しい左手用の方がいくらか深めに仕上がっています。酒器は2合用の大きい方です。洋酒党でしたら、水差しに使っても良いでしょう。

                                3月に入って、さすがの温かい日が増えてきました。ちょうど「三寒四温」の状態です。樹々の芽はふくらんでいますが、まだ緑はみえません。木の葉が茂る前に、早く陽光を浴びて花をつけ、種を実らせたい小さな草花は、既に春の元気を見せています。さて、人間は・・・ひな祭りを楽しんだ子どもさん達は春休みを待っているでしょう。旧軽井沢に展示されている銅鍋も、ぼちぼち動いています。新しい作品を入れなければ・・・今は春を楽しむ時間がありませんが、軽井沢のサクラまではまだ2ヶ月あります。

                                No.4494 フライパン 左手用  直径17.9cm 本体高さ3.8cm 持ち手16cm 472g
                                税込み価格 ¥41,040  (本体価格 ¥38,000)

                                 
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                                一番小さいフライパンから在庫の補充・・・No.4493 フライパン 右手用

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                                  4493フライパン右一番小さいフライパンも在庫ゼロで、片手鍋に続いて制作。まずは右手用です。いつもより高さが3〜5mm低いのですが、その分直径が広くなったかなと思いきや、径は平均的。底の平らな部分が広くなっています。ホットケーキや目玉焼き、煮魚などに向く形状ですが、実用上それほど大きな差はありません。それにしても、定番商品だと言うのに、作る度に変わります。進化したかと問われると、ウ〜ム?ですが、退化したという事はありません。

                                  続いて左手用にも取りかかっています。左手用と言っても、本体を鎚ち終って、口も成形し、持ち手も仕上げて、最後に本体に持ち手をつける際に、口の右につけるか左につけるかのい違いだけです。つい最近、左手用に作ったつもりで、右手用の位置に持ち手をつけてしまい、展示会が始まって、説明している時に気づく事がありました。ギョエ〜!と叫びたくなるのをこらえて、平静を装いながら、プライスカードの記載をこっそり書き換えました。売れてから気づいていたら、もっと大慌てです。

                                  No.4493 フライパン 右手用  直径17,9cm 本体高さ3.3cm 持ち手長17.5cm 
                                  重さ471g 
                                  税別価格 ¥41,040 (本体価格 ¥38,000)

                                   
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                                  フライパンの持ち手を短くし、さらに銅蓋を作る・・・No.4130

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                                    フライパンに銅蓋
                                    2年以上前に作ったフライパンNo.4130。お客様のご希望で持ち手を短く改造。もとの長さは約20cmを、16cmに切り詰めました。持ち手の上端に吊り下げ用の穴がありますので、ちょっとだけ短くすることはできません。切り落とした後で、鎚目を整え、再度穴をあけて、仕上げます。逆に、持ち手を長くするのは、鎚ち伸ばすしかありませんので、たぶん1cm程度の伸びが限界でしょう。

                                    今回の改造注文には、もう1点。あわせて銅蓋を作ってほしいというオーダーです。フライパンに銅蓋をつけるのは初めてです。大きめのフライパンでは、簡単な木蓋をつける事はありましたが、さて銅蓋が本体とうまくかみ合いますか。銅蓋は一度本体内部に入れ込んでからUターン、もう一度折り曲げて、縁は平らに本体の上縁にのせる構造にします。その複雑な形が本体とかみ合うかどうかの勝負です。本体の上縁部がなるべく垂直で切りっぱなしの形がいいのですが、フライパンの上縁部は斜めになります。上縁部の内径に合わせて蓋を作ると、内部に落し込んだ部分がフライパンの内壁にあたってしまい、蓋が浮いた状態になります。

                                    銅蓋の噛み合わせ部の寸法は、鍋本体の上縁が垂直な場合でも2mm程度の遊びを持たせます。ぎりぎりに仕上げるとちょっとした歪みでも噛み合なくなりますし、蓋の開け閉めがスムースでないと危険な事もあります。今回はさらに余裕を持たせた寸法で、その分、蓋の最外縁の水平部分の幅を広めにしました。初めての仕事でいくらか手間取りましたが、おかげさまで今後「銅蓋付きのフライパン」のオーダーに対応できることになりました。仕事の幅が広がったメリットは、ちょっと余分に時間がかかったデメリットを大きく上回るものです。お客様から料金をいただきながら、新商品の開発が出来たということになります。

                                    通常、後から鍋に銅蓋を制作する場合は、もとの鍋の価格の半額程度です。使い込んで疲れの目立つ鍋にピカピカの蓋がということになりますので、本体のクリーニングや錫引きをする場合は、その分の料金が別にかかります。

                                     
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                                    オーダーで作った中サイズのフライパン 左手用 No.4482 A middle size frying pan for left hand use.

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                                      4482フライパン左手用
                                      連続した展示会が終って、このところ一年で一番寒い季節は、引き蘢ってオーダーの制作が続いています。オーダーがあると言う事は、展示会場に現品がないということ。出品作は各形ごとに出来るだけ大小のサイズを揃えますので、オーダーはその中間サイズに集中するのが当然かもしれません。バブルの頃は、売約済みの赤札がついているものを欲しがるお客様が多く、同じサイズのオーダーが集中しました。それぞれの使い勝手や人数に合わせた好みのサイズでオーダーされる現在の方が、どう考えても健全です。

                                      今回のフライパンは、たびたび左手用を作る小さなものに較べると、2サイズ大きいものです。直径は21cmですので、市販されるテフロン加工のフライパンよりはいくらか小さめです。食卓に出しても、邪魔になるほどではありません。お待たせしたお詫びというわけではありませんが、このサイズになると蓋が欲しくなりそうですので、おまけにつけておきました。市販の木蓋は直径が2cmごとに作られていますが、それに合わせて鍋をつくるわけではありません。いざ木蓋をのせるとサイズが合わず、大きめの木蓋を削ることになります。先日の玉川高島屋展示会で一緒になった木工屋さんから、ベルトサンダーを使うといいよとのアドバイスをいただきました。特別高価な道具ではないので、導入を考えていますが、狭い作業場に削り落した木の粉が舞い散りそうです。集塵機を入れるほどの仕事量はありませんので、帽子やマスク、掃除機に頼ることになるでしょう。アレルギー性鼻炎の心配もあります。

                                      No.4482 フライパン 左手用 直径21.2cm 本体高さ4.9cm 持ち手長さ19cm 重さ712g
                                      税込み価格 51,840  (本体価格 ¥48,000)

                                       
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                                      両口のフライパン、案外使いやすいかもしれません・・・No.4480 A small frying pan with spouts on both sides.

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                                        4480フライパン両口

                                        新年一番に作ったフライパンは、左手用のつもりが、うっかり右手用に仕上げてしまい、展示会場で大慌て。今度は去年11月の、日本橋高島屋でオーダーをいただいた、両口のフライパンです。こればかりは、間違えようがありません。どちらの手で持ってもOKです。デザイン的には、ほんの少し違和感がありますが、すぐに慣れるでしょう。合理的な選択です。

                                        昨夜は、軽井沢に大雪警報が出て、前の雪が残っている上に、50cmも積もるとやっかいなので、通路や屋根の雪をどけました。既に前の降雪から10日あまりが経っていますので、けっこう重く締まっています。今朝にかけて、せいぜい20cm程度の新雪で一安心でしたが、昨夕の降り始めは雨でしたので、ずっしりと重い雪。雪かきに大汗かいて、朝風呂に飛び込みました。洗濯物がたくさん出るのに、外には干せない事が多く、来客のない仕事場にゾロゾロとぶら下がる事になります。まあ、雪国の冬はどこでもそんな光景ですね。しなの鉄道は午前中、運休していたようです。

                                        No.4480 フライパン  直径18cm 本体高さ3.8cm 持ち手長さ17cm 重さ479g
                                        税込み価格 ¥41,040  (本体価格 ¥38,000)

                                         
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                                        ちょっと地味な新春第1号・・・No.4470フライパン左手用・・のつもりが右手用でした

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                                          4470フライパン左手用追記 玉川高島屋展の初日、会場で説明しながら、No.4470は右手用だということに気づきました。いかにもうかつなことですが、左手用を造るつもりで、うっかり右手持ちの側に持ち手をつけていました。新年第1作がこの調子ですので、2016年はどんな年になることやら。

                                          暮れからいくつも並行して作り始めた中で、一番最初に仕上がったのがフライパンでした。今年の幕開けはちょっと地味にスタートです。昨年は一番小さいサイズで左手用のフライパンをいくつも作りましたが、今回は一回り大きなものです。と言っても、フライパンとしては小振りで、小回りが効き、食卓に出してもおかしくない大きさです。持ち手も直径とほぼ同じで、中間的な長さ。

                                          2週間後に迫った展示会に向けて、これからは数の勝負。大物を作る余裕はなさそうですが、小さいながらもひとひねりの利いたものが作りたいところです。2月はたまっているオーダーを仕上げて、3月から少し腰を据えて新作に挑みたいと思っています。

                                          No.4470 フライパン 左手用 直径19.6cm 本体高さ4.2cm
                                          持ち手全長19.4cm 重さ568g
                                          税込み価格 ¥46,440 (税別本体価格 ¥43,000)

                                           
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