パッとしなかった軽井沢の初雪  No.4912 最大級の両手鍋 銅蓋基本形 

0

    初雪?昨朝とったさえない写真ですが、軽井沢の初雪? 前夜−7度まで下がって夜が明けるとどんよりとした寒空。霜の他に車や屋根の隅に吹き寄せられたような白いものが見え、雪が舞ったか梢の霜が降り注いだか。午前中、何度か白いものが舞っているようにも見えました。何ともはっきりしない初雪?の便りですが、浅間山の北側、草津では雪らしい雪が降ったようです。毎朝、1時間ほど駅前のスキー場で滑るのを日課としている知人が、コースの周りにも雪があったと書いていましたので、降ったことは間違いなさそうです。いずれ、本格的に降るでしょうから、焦る必要もないのですが、寒風が冬枯れの上を吹くとほこりっぽく、風邪引きさんが増えて困ります。昨日の夜は−8度。どんな冬になるのでしょうか。

     

    4912両手鍋基本形最大
    片手鍋修理の仕事と並行して取り組んでいた大鍋。やっと完成です。定尺(尺二の四尺=365mmx1200mm) の銅板から作れる最大の両手鍋です。年明け2月上旬の銀座三越展示の中心に置こうと思っています。プロ用の銅鍋にはこれより大きいものがいくらもありますが、家庭用としては横綱クラス、すりきり容量は4.4リットルです。

     

    No.4912 両手鍋 銅蓋基本形 直径23.2cm 本体高さ11.3cm 全高約23.5cm 

     全重2.72kg すりきり容量約4.4L  税込み価格 ¥183,600

     

    JUGEMテーマ:アート・デザイン


    残花2種  銅蓋付き片手鍋、重傷の空焚き修理

    0

      サルビア、ヒメジョオン残花前回の記事タイトルに「三温四寒」と書きましたが、暖かい日が4〜5日続いた気がします。一昨日あたりから冷え込み、昨日・今日はマイナス5度前後。いつ雪が降ってもおかしくない気温です。タイヤ交換の時期、周囲の自然もすっかり冬支度です。

       

      石垣に咲く左の赤い花は2〜3週間前の写真で、今はもう枯れてしまいました。こぼれ種から生えた小さなサルビアが、やっと花をつけた様子。種が熟すまでには到らなかったでしょう。右は、今も元気なヒメジョオン。茶色く枯れた茎の下から新しく芽吹いて、小さな茎の上に小さな花。蕾もありますので、まだしばらく頑張る気のようです。

       

      長峰泰子/片手鍋修理

      一ヶ月以上前に受けた片手鍋の修理。この浅型3カップ用片手鍋、お客様のご希望で注ぎ口を両側につけ、銅蓋を揃え、持ち手を丸い形の方に。とても使いやすい道具に仕上がり、使用頻度も高かったのでしょう。2度修理に持ち込まれて、今回は3回目の修理です。強度の空焚きで鍋本体側は柔らかく焼き鈍り、持ち手は焼けこげています。徹底的にクリーニング後、本体は全面的に鍛ち直し。形を整えながらしっかり硬く鍛ち締めていきます。その後に、鍛ち直す必要がなかった蓋とともに錫引き。新品の錫引きとちがって、修理の錫引きは困難なことが多く、今回も3回は塗り重ねました。コクタンの原木から持ち手を削りだして取り付け。なんとなく、新品のときよりちょっと良い姿になった気がします。

      全面鍛ち直しが必要な場合の修理代金新品価格の3割前後。持ち手の新調は¥3,000~3,500 です。今回は蓋の鍛ち直しを含みませんので、その分安くし上がりました。

       


      初冬の「三温四寒」 草の紅葉  片手鍋 銅蓋の修理

      0

        草の紅葉3種

        日本海北部を低気圧が通過しているため、南から暖かい空気が入って、最低気温が5度以上で小雨。低気圧がもう少し南下すると、通過後の寒冷前線で雪になることがあります。数日前に較べると10度違う。春先なら「三寒四温」というところですが、「三温四寒」ぐらいの割合です。一昨日、300mほど下った佐久市に行きましたが、まだカラマツの黄葉が見られました。今年の軽井沢、樹々の紅葉が早めに店じまいした感がありますが、その後にふだんはあまり見られない草が紅葉しています。左はタンポポ。冬になっても、日当りのよいところでは緑のままで、背丈の低い花を咲かせることがありますが、紅葉を見たのは初めてです。真ん中は細かい葉の美しいシダ。名前は知りません。右は、前にも紹介しましたヨモギの葉です。

         

        小宮貴子/片手鍋修理

        ひと月以上待っていただいている片手鍋の修理。内部の錫の状態は、塗り直しが必要ない程度に保存されていますが、持ち手は根本が焼け、本体外側の底はかなり汚れが焼き付いています。注ぎ口の変形が見られますが、焼き鈍りはありません。お話では、主にお湯を沸かすのに使っていたということで、かなり使い込んでいるようです。

         

        まずは徹底的にクリーニング。内側の錫も、黄ばみがうすれるように汚れ落としの洗剤と液体クレンザーで磨きます。外側は灯油と回転真鍮ブラシで、もとの銅素地ピカピカの状態に戻します。最初は気づかなかったのですが、蓋を落としたせいかつまみの根本がへこんでいます。これを内側から戻すと、つまみと蓋を接着していた錫が剥げれていて、つまみが廻ってしまいます。リベットを打ち締め、つまみを部分的に加熱して錫を融かし、完全にとめ直す作業が入りました。後は磨いて、いぶし仕上げ。新しく削りだしたコクタンの持ち手を打ち込んで、修理完成です。修理代は、錫引きが不要の場合は新品価格の1割前後、プラス持ち手新調¥3,000。その他、消費税と送料です。

         

        JUGEMテーマ:アート・デザイン

         


        左手で持つフライパン No.4911 左手使用的平底锅 A frying pan for the left hand.

        0

          朝もやの山村

          遠くの山並みには朝もやが漂い、近くの家からは薪を燃やす煙が流れる、いかにも初冬の山村らしい光景。仕事場から200mも行かないところで撮りました。よほど、山奥で仕事をしているように見えますが、反対を向くと、家並みがずらっと。その先には、浅間山がドーンとそびえています。写真の山並みは南軽井沢から佐久、秩父方面の山々です。そろそろ、里にも雪が降って、熊は冬眠の季節。私は冬眠する余裕もなく年末年始に向かいます。

           

          4911フライパン

          二週間振りの新作。並んでいる二つのフライパンの左側です。右は伊勢丹に展示したもの。料理のプロと思われるお客様から、左手持ちで、底を広く、銅素地のままで仕上げてほしいというご注文でした。底を広げた分、高さは少し低くなります。ご家庭用の場合、少し大きめのフライパンは煮物に使いやすく、いくらか深めに作ることが多いのですが、プロの厨房では兼用に使うということはなく、用途に応じたもっとも機能的な形を求めるのでしょう。いいバランスの道具です。

          No.4911 フライパン 左手用  直径21.5cm 高さ4.2cm 持ち手18.5cm

            重さ705g   税込み価格 ¥51,800

           

          JUGEMテーマ:アート・デザイン


          やっと見られた浅間山の新雪  シロツメクサ最後の花?

          0

            浅間の雪20181130

             やっと、浅間山の雪が見られましたが、南斜面のためほとんど融けてしまっています。過去に降り積もった火山噴出物がいくらか浸食された西側では、へこみに筋状の雪が残っていますが東側は不気味な火口?崩壊跡? 全体が真っ白に包まれると、怖さが減りますが、この光景はどうも落ち着かない。頂上火口から8kmの距離にいることは、決して安全ではありません。1,000年に一度ぐらいは火砕流に飲み込まれますが、突然8kmも流れ下るほどの噴火が予告無しに起きることは稀なようです。前回は900年ほど前で、仕事場のあたりでは7〜8mの深さまで火砕流が被っています。

             

            シロツメクサ残花 左側の稜線は黒斑山。2万年以上前、この稜線の延長上に、今の浅間山より高い黒斑山がそびえていて、それが崩壊して麓を数10mの厚い土石流で埋め尽くしたそうです。こちらは予測不能、避難困難で、万が一遭遇してしまったら観念するしかなさそうです。

             

            自然災害に遭遇する際の、死に際の美学など興味ありませんし、平時の覚悟なんて、その時の状況やわずかな心の揺らぎでころっと変わってしまいそうです。左の写真、なんだか判りませんよね。陽だまりに1本だけ立ち上がったシロツメクサの花。多数の花が丸くぼんぼり状に咲くシロツメクサも、たびたびの霜の中でわずか数個の花のかたまりですが、なんとか咲いています。周辺にある葉の群れは冬の間も緑で元気なのですが、花はこれが最後でしょう。昼間、暖かくなると、まだハナアブの仲間は飛び回っています。

             

            展示会が終わって3日が過ぎましたが、戻って来た残品の汚れを拭き取ったり、お客様の名簿整理、ご希望で片手鍋の持ち手に吊り金具を取り付けたりと、雑用に追われて、まだ新作にはたどり着きません。

             

            JUGEMテーマ:アート・デザイン


            スジ雲、カエデの種、スイカズラ(忍冬)の紅葉  冬一歩前進です

            0

              スジ雲とカエデの実昨日は未明の雨が、浅間山では雪でした。低気圧が去った夜明け頃から逆に冷え込んで、昼には冬の空にスジ雲。夏空の豪快な雲と夕立や雷、秋空のふわふわしたはぐれ雲と赤とんぼ、夜空の群雲と月。季節感のある組み合わせですが、色濃い冬空にはスジ雲が似合いそうです。日本海側ではどんよりと雪雲がたれ込めるのでしょうが、内陸の軽井沢ではひたすら寒さをもたらしそうなスジ雲。今朝は氷点下4度の冷え込みでした。手前はカエデの実。なぜか、今年は種が枝に多く残っています。

               

              スイカズラ紅葉2018名前からして冬空に下にふさわしい忍冬(スイカズラ)が紅葉して輝いています。葉の色を濃く変化させて、太陽の光と熱を吸収するのでしょう。暗く寒い間は、葉を丸めてぶら下げることで寒気や霜に耐え、陽が当たると葉を広げるようです。しぶとい生き残り戦術。派手な紅葉の後で散ってしまうカエデやカラマツとはひと味もふた味も深い身の処し方と言えそうです。
               


              伊勢丹新宿店展示会は無事終了しました。ご来場の皆様、お買い上げくださいました皆様、ありがとうございました。

              0

                菊2色昨日は最高気温が16度。夜は雨。暖かさが戻っていて、今朝もぎりぎりプラスの気温です。昨日までは毎朝、フロントガラスの霜を融かしてから車を動かしていましたが、今朝はあたりに濡れた落ち葉特有の柔らかい匂いが漂っています。

                 

                隣家の石垣で咲く菊二種。花期が長く、霜が何度か降りても耐えています。秋の終わりを告げる花。今頃、都会の菊愛好家は大輪の鉢植えや懸崖作りを楽しんでいることでしょうが、寒冷地ではたいへんだろうと思います。それでも、困難があるほど燃えるのが愛好家なのかもしれません。

                 

                 

                イソギク2018-2右は、お隣のU字溝に垂れ下がって咲くイソギク。こちらはたくましく、初冬の寒風や雪にも耐えて咲き続けます。房総、湘南や伊豆地方の暖かい海辺に咲く花のようですが、一部が紅葉した硬い葉を見ると、むしろ冬の荒波が打ち寄せる日本海の磯にふさわしい花のように思えま

                す。

                 

                一週間続いた伊勢丹新宿店の展示も無事終了。秋の外国人観光客のシーズンと、クリスマスのお買物シーズンの間にはさまれて、デパートのとおりを歩くお客様はいくらか少なかったような気がします。むしろ、明確な目的をもって出かけて来られた方が多かったようです。例年どおりの結果を出すことができました。おいでくださいました皆様、お買い上げいただきました皆様、まことにありがとうございました。

                 

                 

                JUGEMテーマ:アート・デザイン


                 


                鍛造銅器・銅鍋 展 最終日です。 是新宿伊势丹锻造铜器铜锅展最后一天  The last day of the Exhibition "Terayama Mitsuhiro / Handmade copper pans and pots " in Shinjuku-ISETAN.

                0

                  ツルウメモドキ2018先日、地元野菜の直売所に行くと、ツルウメモドキの枝を売っていました。花を生ける人には人気があります。黄色の種皮を割って現れる鮮やかな赤い実。ツルと言っても、変化の多いしっかりした枝振りは、花入れに活けるとなかなか風情が。絡まる木がないと、自立して低木に育つようです。

                   

                  ウメモドキという木があって、それの「ツル型」ということでしょうが、ウメモドキの方は記憶がありません。どちらも、葉が梅の葉に似ると書かれていますが、実の存在に気づく頃には、すでに葉は落ちていて、名前の由来を確認できないでいます。例えられたウメの方も、花や実はしっかり見ていますが、葉の形となると印象は曖昧ですね。

                   

                  さて、今日は伊勢丹新宿店展示会の最終日。ここまで、例年どおり、あるいはちょっと好調な経過で、おいで下さったお客様、ありがとうございます。まだまだ、季節に合う銅鍋がいろいろ残っています。ツルウメモドキに合いそうな掛け花入れや、お酒がおいしい季節の酒器も。今日は閉店まで会場でお待ちしています。

                  2018伊勢丹新宿DM

                   

                  JUGEMテーマ:アート・デザイン


                   


                  霜に輝く白菊の花・・を撮るのはあきらめて

                  0
                    心あてに 折らばや 折らむ 
                         初霜の 置きまどはせる 白菊の花
                                        凡河内躬恒 
                    

                    白菊の花古今和歌集の歌ですが、百人一首でお馴染みの事と思います。作者は「おおしこうちのみつね」と若い頃に習ったのですが、変わった名前ですね。昨日までの低温がちょっと緩んで、今朝はプラスの気温。それにはふさわしくないお話です。近所の白菊に降りた霜が、朝日に輝く写真を撮ろうとこの数年思っていましたが、陽が当たるとじきに霜は融ける。その直前を狙って、寒い中じっとカメラを抱えて待っている根気がありません。隣近所からも怪しまれそうです。展示会の最中に、そんなことを考えること自体が無理というもの。

                     

                    焼け石に霜菊の写真も岩に降りた霜の写真も、別の日に撮ったものです。作為的な構成で写真を撮ろうなんて、あまり良い行いではない気もします。偶然に遭遇する自分自身の感動とは別に、他人を感動させてやろうという見え透いた魂胆。しかし、平安朝の歌の多くは、情景描写と見せて、宮廷での歌会で想像をめぐらせながら詠んだものらしい。この歌も、いかにも作り事めいたものに感じられます。白菊を女性ととるような深読みは、ますます白々しい。さらっと、情景を思い浮かべるにとどめるのが良いのでしょう。

                     

                    展示会ではこれまで、鍋料料理向きの浅い両手鍋が人気でしたが、一昨日あたりから銅蓋タイプの両手鍋が中国の方々に買われています。野菜たっぷりの炊き込み御飯を作ると言っていたお客様もいました。寒さに向かって、それぞれが食に求めるものの違いもわかる、楽しい会話がある会場です。

                     

                    JUGEMテーマ:アート・デザイン

                     


                    浅間山の雪は見ることができませんでしたが、毎日氷点下3度前後で寒い軽井沢です。連休最終日、伊勢丹新宿店の展示会場。

                    0

                      2018伊勢丹会場連休最終日。最初に冬型の気圧配置になって、あちこちで雪の便りが聞かれました。軽井沢は寒いばかり。浅間山は白くなったようですが、雲の中で確認できませんでした。その後も、大陸から移動性の高気圧が次々東進していて、低温が続いていますが、東京はまずますの好天。今朝も起きると氷点下4度近い気温で、一週間の会期中、東京に泊まるのは水道の凍結など、少し不安があります。新幹線通勤と言えば、聞こえがいいですが、毎日通っています。

                       

                      2018伊勢丹会場棚新宿伊勢丹5階の会場のようすです。昨年まで、正面の平台の右に棚がありましたが、今年は奥の棚半分を使っています。少し狭くなりましたが、通路側からは一望できる、見やすい展示になりました。

                       

                      会期の残りは今日を入れて3日。これまで、どちらかというと大きいものを中心にお買い上げいただいています。特に、鍋料理向きの浅めの大鍋が人気。手頃な大きさと価格帯で、小回りが効く使用頻度の高い道具がまだまだ多く残っています。会場で写真やネット画像を見ながら、サイズや形など、ご希望にそってオーダーすることもできます。
                       

                      JUGEMテーマ:アート・デザイン



                      Profile

                      Calender

                      S M T W T F S
                            1
                      2345678
                      9101112131415
                      16171819202122
                      23242526272829
                      3031     
                      << December 2018 >>

                      Recent Entry

                      Category

                      Archives

                      Comment

                      • 春の雪は湿っぽくて重たい  No.4816,4817 酒器 大小
                        ひろ
                      • 春の雪にまだ硬く防寒態勢のオオヤマザクラの花芽 No.4808,09 銀流し銅酒器 小大
                        ひろ
                      • 銅蓋につく真鍮のつまみ/工程と形について  The brass knob of copper pot lid / About the shape and the production process.
                        あい
                      • 夏2題 台風一過の夕空と高原のアサギマダラ
                        noriko hashimoto
                      • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
                        寺山
                      • No.4030方形鍋とNo.4004卓上炉
                        大阪のoyaji様

                      Links

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM