2ヶ月ぶりの記事になります。地震から2ヶ月半余が過ぎましたが、ゆっくりと美しい春を楽しむ間もなく、梅雨空に季節は移っています。
お客様のご注文で作ったやかんをご紹介します。今回はちょっと趣向を変えて、動画で全方位からの様子がわかるようにしました。と言いましても、裏側に何か秘密が隠されているわけではありません。久しぶりですので、ちょっと気合いを入れてみました。
やかんの場合は。いくつものパーツを作って、組み合わせていきます.

平らな銅板を中央にある本体の形にまで絞っていく作業が一番手間のかかるところです。このやかんの場合、直径26cm の銅板を焼き鈍しては打ち絞る作業を繰り返し、仕上がりの寸法では口径が12cm 余りにまで絞り込みます。「打ち出す」「打ち延ばす」のではなく、縮めていくのです。通常作っているものの中では、やかんが一番手間と時間のかかる仕事です。パーツが多いぶん、あまり急ぐと、全体が何となくちぐはぐな仕上がりになります。
No.3811 は、1リットル用ですが、実用上約1.2リットルまで入れられます。注ぎ口の付け根の上端よりちょっと下まで水を入れた状態です。
本体価格 ¥180,000 税込み価格 ¥189,000